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日経平均予想値¥18,600 金曜引値¥18,664

北朝鮮のミサイル発射FOMC議事録米中首脳会談米軍のシリア空爆米雇用統計・・・
まさにサプライズ連発の一週間だったわけだが、日経平均の予想はほぼ的中した(マグレ!?)。だが、これで3週連続で、なかなかいい線を突いていると・・・。相場の事なんで、自慢しても仕方ないことだが、毎週やってれば、こういう週もある!?(苦笑)
reutersmedia
さて、サプライズとなった米雇用統計を受けて、急落と思われた米国市場は無反応だった。まずは米中首脳会談直前の北朝鮮の挑発的なミサイル発射実験、BS縮小を議論していたFOMC議事録、電撃的なシリア空爆、そして予想外のサプライズとなった雇用統計という大荒れの地合いを受けても米国ダウは、非常に腰の強い動きを見せていた。
(米国ダウ日足チャート)
dau407
これだけのイベント(サプライズ)があったにも関わらず、ダウは非常に落ち着いた動きであることがむしろサプライズだ。ということは、つまり米国市場は「外部要因では株価を形成しない地合い」ということなのだろう。株価の位置はものの見事に$20,600(出来高の非常に多い価格帯)を抵抗線とした位置で、25日線下での動きではあるものの、トレンドは全く崩れていない。

しかし、だとすれば、昨夜の3月雇用統計の内容は本来であればもう少し、反応に値するものだったはずだが・・・。米軍のシリア攻撃に対する賛意が下支えしたという側面は否めない。様々なファクターが株価形成には存在するわけだが、昨夜の投資家心理は少なくとも「非常にポジティブ」であったのだろう。

そうなると、来週は実体経済を反映する相場展開になるはずで、目先は急激な上昇要因は何もなく、ちらついてきた米国経済のウィークポイントを徐々に織り込んでゆく相場展開を予想。この位置からの急反発よりもむしろ$20,600を割った後の攻防を想定する。

そうなると日本市場の来週の動向は・・・・
(日経平均日足チャート)
nikke407

すでに3カ月以上の持ち合いを下放れしてしまった日経平均の日足は、お世辞にも強いとは言い難い。
テクニカルでは短期のデッドクロスを形成し、しかも25日線、75日線は下向きに傾いてのデッドクロスである。さらには1月18日の底値を割り込んで、出来高の薄い真空地帯にある。完全に弱気継続のチャートであることは否定のしようもない。

だが連日の下落で来週は自立反発も想定されそうで、現に早くも為替は¥111台まで戻り、日経平均CFDは¥120ほど上昇して見せた。金曜ザラバでの反発で陰線の陰線孕みとなって目先の反発の可能性はある。が・・・、日本市場の下落に関してはテクニカルよりも需給の側面が非常に強いということを考えると、週前半はショートカバー優勢、そして週の後半は再度売られる展開を想定すべきと考える。

そもそも、前年の決算は有る程度好調な数字が読めているものの、本年度の通期予測に関しては企業は相当に慎重になっていることが、先日の日銀短観で明らかになっている。つまり、今回の決算発表に関しては材料出尽くしから、または通期予想の失望感から売られる公算が高いと見る。それを見越した売りが、基本的には止まらないと予想。

また、米国の景気に陰りが見え始めていることで、特に米国自動車販売に対する懸念が台頭していることや18日から開始される日米通商交渉での米側の要求に対する懸念も台頭するために、上値追いとは行かないはずだ。

さらには4月以降の値上げラッシュは、賃上げを上回るもので、国内消費は一段と冷え込む可能性もあり、内需株シフトにも限界が見えてくると考える。したがってショートカバー、国内機関投資家の利食い売り、海外勢の利食い売り、連休前の個人の売り、とういう需給環境を前にしての弱い動きとなると予想する。したがって、4月14日の日経平均株価を次の通り予想する。
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日経平均株価:¥18,500(4月14日引け値)
ドル円:¥110.00

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