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日本株を読め!【2019.1.19】戻り高値を試す週

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前週日経平均予想 ¥20,000 日経平均引値 ¥20,666
juudai

日経平均は25日線に届かないと予想したけどなぁ・・・見事に外してしまった。理由は言うまでもなく米中交渉に対する期待感。ムニューシン財務長官の「完全撤廃提案」を長官周辺がWSJにリークしたことがきっかけで、3日連続で関係改善期待が高まって米国市場が上値追い。それに伴って日経平均もとうとう25日線を突き破ったね。

米中貿易交渉はトランプ大統領の強硬な発言とは裏腹に、2025年までに貿易不均衡を解消するという中国側の提案で妥協しそうな雰囲気。しかしトランプ政権は同時に、ファーウェイ、ZTEに対する締めつけを一層厳しくしているし、対中国の知的財産権侵害、ダイバーセキュリティ問題に関しては妥協できないだろう。なので、貿易問題で妥協するとしてもそれは序章に過ぎないと思う。なので、この問題はそう簡単に片付くものではないという認識に変わりはないね。

(米国ダウ日足チャート)
1-18ダウ
米国ダウは圧巻の11本連続陽線で遂に75日線を捉えた格好になった。さらにこのタイミングでトランプ大統領は、日本時間で20日午前5時に重大な発表を行うと予告し、今日(19日)で29日目を迎えている政府機関閉鎖と国境の壁問題に関係した新たな提案を行うとした。その内容次第では21日の米国市場は続伸の可能性があり、その場合$25,000手前が戻り高値となる可能性があると思われる。
だが、その後は流石に利食いに押される展開になるはずで、決算もいよいよ製造業関連がメインで、弱含むかもしれない。


(日経平均日足チャート)
1-18日経
一方の日本市場は戻りが非常に甘いのは、どうしても中国への依存度が高いこと、そしてドル円が春に向かって円高になるという予想があるから。米中貿易関税がある程度妥協したとしても、影響は決して小さくはないはず・・・。一部では悪材料出尽くしということも言われているけれど、今後の日程からして75日線に届くとは思えない。ただし、¥21,000までは真空地帯と言えるので、このあたりは米国市場の影響を受けやすいだろうね。

この半年間、常に米中貿易戦争に振り回されてきたわけで、その反動が米国市場ではきっちりと現れたと言える。その動きを支えたのが、予想外に出足好調な米国企業の決算だった。だが29日間に及ぶ政府機関閉鎖の悪影響は徐々に見え始めている。民主党が頑なにトランプの予算を拒否しているのは、妥協すれば次期大統領選挙での敗北を受け入れるに等しいと考えているから。この問題はトランプ大統領の象徴的政策で選挙公約でもある。なので、実現するようならば、勝負にならなくなるのは明らかだ。

裏を返せば、この問題が出たから、米国の対中政策にブレーキがかかったともいえる。トランプ政権の対中政策では民主党も賛同しているからだ。なので、明日のトランプ大統領の「重大発表」というのは、民主党と折り合うならば、再度中国制裁に焦点が当たるかもしれないね。
しかし、来週は米国市場、まずは利食いをこなさないといけないわけで、そこで海外勢が日本株を買ってくるかどうかがポイントになりそう。個人的にはさほど買われないと思うので、来週1月25日(金)の日経平均株価は・・・
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日経平均株価:1月25日(金)引け値¥20,600
ドル円:¥109.00

を予想する
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日本株を読め!【2019.1.12】個別株相場の週

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前週日経平均予想 ¥20,500 日経平均引値 ¥20,359

FRBパウエル議長発言によって、今年の利上げに関するネガティブな姿勢から一気に戻りを試す展開になった今週の米国市場。政府閉鎖が継続する中にあっても、利上げが停止し、米中対立がやわらげば、年末年始の急落は一時的な調整と言うことになると、強気筋は考えた結果だ。しかし、同時に円高が進んだことで、日経平均の戻りは甘かった。
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(トランプ大統領の圧力に屈したパウエル議長)

さて、年初から難しい地合いが続く中にあって、どうも今一つ今回の戻りに乗れていない投資家も多いはず(もちろん、俺も買う気になれない)。その理由はほかでもなく、今回の株式市場急落をもたらした懸念は何一つ解決しているとは思えないからだ。株式市場の評論家やアナリストの多くは、「底打ち反転相場」と買いを煽り続けた。しかしその根拠は非常に曖昧で、結局「利上げがなければ株価は上昇する」と言うことに終始していたように感じる。しかし、明らかにトランプ政権の圧力によって金融政策の方向を変えたFRBパウエル議長に対する信頼性は剥落したと思うし、今後徐々にそうした見方が増えてくるのではないか?と思う。

結局、利上げ出来ない、と言うことはつまり今年の経済に関して自信が持てないと言うことであって、米国政権とFRBが互いに経済運営の責任をなすり合った結果だと思う。仮に、米国経済が減速するようなら、それは、トランプ政権の政策のせいだ、とパウエル議長は言うだろう。

(米国ダウ日足チャート)
1-12ダウ
大きく戻りを試した米国ダウだが、来週はいよいよ$24,000-$25,000の戻り売り圧力が強く上値の重くなる価格帯に差し掛かる。そして米国企業の通期決算発表と今期予測が本格的に始まる週となることで、米中交渉に関する進展が期待できない状況のなかで、実体経済が企業業績に及ぼす影響を投資家は確認しようとするはず。
絶好調だった12月雇用統計は、基本的に遅行指数であって、求人倍率の低下や景気指数の鈍化が業績に表れるかどうかが最大の焦点になってくる。なので、来週からは、個別企業業績に反応する相場展開になるはずだ。恐らく、米中貿易戦争の影響が出てくると思われるから、株価はとりあえず$25,000越えられないと見る。そして、個人的には予想外な見通しを各企業が示すのではないかと思っている。


(日経平均日足チャート)
1-12日経
25日線を越えて上値を伺う姿勢を見せている米国ダウとは裏腹に、円高の影響が色濃く出ている日経平均は、25日線を超えることが最大の目標になっていると思うが、個人的には、¥21,000手前まで伸びて25日線を越えても一時的であると考える。現在の国内経済の状況は、ほぼデフレ状態に回帰しているわけで、状況は悪いと言わざるを得ず、また政権政策に期待感が持てない状況では「消費税増税」という呪縛が内需を圧迫し続けるだろう。一方、輸出企業に関しても、今年の円高傾向は米国金融政策に左右される展開とならざるを得ないために、円高は当面止まりそうにない。また期末に向かっては、円買い需要が増加することもあって、基本的には週前半で戻りを試すも、広範囲は垂れてしまうと読む。その意味では、日経平均の下落トレンドは全く止まってはいない。


米中貿易戦争は、トランプ政権の対中政策の一面に過ぎず、現在でも知財権交渉、資本自由化交渉、およびサイバーセキュリティ交渉は全く目途が立たないばかりか、着々と中国に関する締めつけを強化しつつある。現実には中国の米国投資は完全に(と言えるほどに)出来なくなっていて、アリババが出資企業をIPOさせる、と言った楽観的な記事が伝わることは異常だと思う。日本の大手メディアと同様に米国のメディアも米中対立の本質を報道していないわけだ。しかし、国防権限法の下で中国の米国内でのスパイ拠点は排除されるだろうし、投資規制も強化されるはずで、さらには日本企業への対中輸出自粛が要求されるのは時間の問題だ。
現在の株式の戻りは日米ともに「株式市場の緩み」に過ぎないだろう。そしてその「緩み」は続いても来週までと判断する。したがって来週1月18日(金)の日経平均株価は・・・
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日経平均株価:1月18日(金)引け値 ¥20,000
ドル円:¥107.50

を予想する
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日本株を読め!【2019.1.5】ゾンビ相場復活の週

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前週日経平均予想 ¥19,500 日経平均引値 ¥19,561

大発会の日本市場は、アップルショックにISM製造業景況指数の悪化がかぶさって、ADP雇用統計のサプライズを打ち消す格好で大幅安した米国ダウに鞘寄せ。何かあるかもしれないという期待はあったが、まさかアップルが下方修正とは・・・。結局、マグレ当たりの¥61差で着地できた。しかし、5日の米国雇用統計はADPを上回るほどのサプライズとなり、その上にパウエル発言と言う超特大サプライズが上乗せになって、前日の下落をすべて打ち消す大幅高で切り返した。
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(トランプが要求しても絶対に辞めない!と断言したパウエル議長)

日経の記事によれば・・・

パウエル氏は米ジョージア州アトランタで開いたアメリカ経済学会の年次総会で、歴代議長であるバーナンキ、イエレン両氏と討論会に臨んだ。FRBは保有する米国債などの資産を圧縮する「量的引き締め」も進めているが、パウエル氏は「問題が発生すれば見直すこともためらわない」とも述べた。

パウエル議長が公に発言するのは18年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決めて以来初めてだ。パウエル氏は雇用統計の改善などを挙げて「米経済は底堅く推移している」と強調した。ただ、金融市場については「中国経済など世界景気の下振れを警戒している」と指摘。年2回とする利上げシナリオも「我々は辛抱強くなれる」と述べ、利上げサイクルを一時停止する考えをにじませた。


これでFRBパウエル議長は、従来の方針を180度転換するような政策変更という可能性を示唆したことになるし、現実に「雇用と物価を根拠にするというFRBの政策根拠」を「景気の下振れの可能性」にまで広げたことになる。しかし、裏を返せば、「これまでの景気指標は強かったし今後も底堅いとは思うが、下振れるリスクがあるために年2回の利上げは既定路線としない。状況によっては利上げしないこともある」と言う意味。来週の相場は、このパウエル発言の影響を大きく受けるだろうね。

(米国ダウ日足チャート)
19-1-4ダウ
雇用統計がサプライズとなって、好感して大幅上昇。けれども同時にFRBの利上げ路線を肯定するとして、売り物が出始めた矢先パウエル発言が伝えられて切り返し、そのままイケイケになった格好のダウ。国内景気が絶好調の上に、最大の懸念事項だった「利上げ」をやんわりと否定したのだから、上がらないはずもない。3日の下落を翌日に全否定してなお、直近高値をブレイクした日足は強い。
だが、こうなってくるとトランプの過激発言が復活するね。早速国境の壁建設で揉めてることに関して「政府閉鎖は何年でも!」とぶち上げた。この問題で、民主党がある程度妥協すれば、戻りに拍車がかかることもある半面、習近平が「軍事衝突に対する備えを」とぶち上げたことで、対中政策が激しくなることもある。直近弱気相場入りしたダウの戻りは、現時点では25日線が目途に。そして最終的には75日線を抜けるかどうかにかかっていると思う。
いずれにしても来週は戻りを一層試す展開になると・・・。

(日経平均日足チャート)
19-1-4

前夜の米国市場でのアップルショックを受けて、関連株が売られ、加えて円高の影響で大発会の日経平均は▲¥452。しかし戻りを試す展開になって長い下髭で終えた。加えて、昨夜の米国市場では前日の下落をほぼ全戻しする大幅上昇となった影響で、日経平均CFDは¥20,000復活となった。5日線を上回り反撃体勢へ。ただし、戻りは¥20,500~¥21,000程度が限界の可能性も。来週25日線まで戻すのは難しいと思うね。
雇用統計で買われたドルは、パウエル発言によって押さえられた格好になる・・・。つまり、円安への過度な期待はできないと思うし、¥110には届かないのではないか?来週はある程度戻りを試すだろうし、年始相場らしい動きも期待できると思う。問題はその後だ・・・。

FRBパウエル議長の方針転換は、現実には12月の利上げに対する後悔なのだろう。トランプ大統領からのFRB攻撃の影響はないということだが、心理的には相当にプレッシャーを感じたに違いない。利上げをして、株式市場が暴落した。それは株式市場の「雇用と物価だけで金融政策する時代なのか?」というFRBに対する抵抗のように見えるし、実際に日本でも雇用が好調でもデフレ寸前という状況も有り得るわけで・・・。FRBはそのことに明確に答える手段を持っていない。雇用と物価安定はFRBの政策規定なのだから。ただ、金融政策の運用にはプラスアルファの要素があってしかるべきと株式市場は考えるだろうね。

何はともあれ米国は、中銀の金融政策に変更が見られた以上、株式市場にとっては大きな節目になる可能性が大だと思う。まさか、とは思ったけど、このタイミングでFRBパウエル議長がこうした発言をしてくると言うのは、株式市場の急落に対してかなり危機感を持っていたことの表れともいえる。これで、米中協議が進展すれば、一気に戻りを試すことも有り得る。ただ、日本市場がどこまで米国市場と連動するか・・・そのあたりは非常に難しいわけだが。したがって来週1月11日(金)の日経平均株価は・・・
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日経平均株価:1月11日(金) 引け値 ¥20,500
ドル円¥109.80

を予想する
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日本株を読め!【2019.1.4】大発会引値

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前週日経平均予想 ¥19,000 日経平均引値 ¥20,014

相変わらず一週間後の日経平均の予想差が¥1,000以上という・・・まったく当てにもならん状況だけど、まぁ、めげずに来年も継続しようと思ってます。ちょうど週末の土曜に書くので、なんというか一週間のザラバを振り返って、という感覚が70%くらいあるので、なかなか難しいけど、予想(前提)のない記事は、意味がないと思うし、週明け月曜、火曜と状況がどう変化するのかを感じ取ることができるから、それなりに(自分にとっては)有益なんで。今年も外しまくって一年経ってしまいました。ご迷惑をおかけいたしました。 
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(実質的に中国経済はもう死んでる・・・)

というわけで、米国市場では、年金が6兆円の余剰資金でガンガンに買いあがってダウ$1,000を演出したことで、だいぶムードは良くなったと言われてるけどね。カルパースとか、その手の資金がこんな無茶買いするとは思えんけどなぁ・・・(苦笑)。売られ過ぎてた反動もあったし、市場参加者が限定的だったってこともあるけど、これももしかしたらAI取引が原因なんだろうと思う次第。ちなみにダウの取引の70%~80%はAIによる自動取引だってことなので・・・。AIならば、ネガティブな記事やツイッターにも反応するだろうから、今後は市場参加者が戻れば、そう簡単じゃないと思うけどね。 

というわけで、来年は日本市場でもますますAI売買が増えるだろうし、本当に個人投資家は受難の時代に突入だと思う。その上高速取引されたら、本当に堪らんよな。現に売りも買いも玉を小さくして規制にかからんようにやってるしな。俺なんかももう付いていけないんじゃないかって感じてる。今年は日経平均は年足で陰線になって、売り坊有利の相場展開が多かったお陰でハイパフォーマンスを記録できたみたいだけど、あと1年、売り坊有利が続くかも、なんて密かに期待もしてたりな。


(米国ダウ日足チャート)
12-28ダウ
出来高が急増した21日は確かSQだったと思うけど、それを除くとさほどの出来高を伴った陰線は出てないのよ。つまり底値から急反発したことが果たして良かったのか?という疑問は大いにある。俺自身、売り建て玉の持ち越しを決めたのは、この日足の形が結構大きかったのよ。こうなると、状況がさほど好転しない限り、戻りは売られる。なので年末年始3日間先行する米国市場、ということを考えると、売られる可能性はかなり高いと見る。実際、懸念材料は減るということもなく、むしろ長期化する政府金閉鎖とか、ファーウェイ、ZTE製品の使用禁止とか、ますますネガティブになってきてるのも事実。1月後半から米国企業の決算が始まることも買い辛い要因になるだろうし。なので、28日の陰線は結構象徴的だった気がする。市場の興味は2019年の業績見通しで、FRBが利上げをやめたとしても、さほどの効果はでないだろう。年初は、厳しい相場からスタートせざるを得ないんかないか?

(日経平均日足チャート)
12-28日経

同様に日本市場の場合は、目先円高の懸念が相当に高まってるし、2019年の秋までは消費増税が重石になるだろう。もっとも安倍政権がこのまま消費増税を断行する場合だけど。日本経済の見通しは2019年はますます厳しいものになるだろうし、特に市場を牽引してきた半導体・電子部品がちょっと厳しいわけで、また日米通商交渉も1月下旬から開始されることを考えると、ここからの戻りは限定的と考えて自然だと・・・。そこに円高が直撃するようならば、多分「買い」での勝利はおぼつかないかもしれんね。こんな時は異常に人気化する銘柄が1つ2つ出るかもしれんので、当たれば大きく利食いもできるかもしれない。
いずれにしても、ファンダで買っても勝てない相場が続く可能性が高いと思われる。

個人的に非常に気になってるのは、25日の▲¥1,010の理由なんだよね。何もなくて、25日クリスマスという市場参加者が限定的と思われた局面で、これだけの下げを演じたという事実。これは普通では考えられないだろうから。そのあたりがどうも引っかかるのよ。
何か理由があって徹底的に買い残を整理したと考えるのが自然で、先物を叩いて崩したという説明だけでは納得がいかないね。こういうときは、その「理由」の表面化が近いと頭の片隅に入れておいたほうがよさそうだ。したがって、この場面ではまったく楽観的になれない俺としては・・・新春1月4日(金)大発会の終値は・・・
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日経平均株価:1月4日(大発会)引け値 ¥19,500
ドル円:¥109.90

を予想する
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日本株を読め!【2018.12.22】株式市場決壊開始の週

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前週日経平均予想¥21,000 日経平均引値20,166

「暴落モード入り!」そんな表現しかできない今週の日米株式市場だった。市場参加者は完全にリーマンショックの悪夢を思い出してる感じ。投資家は「一刻も早くこの市場から逃げたい」と思ってるに違いない。 すでに2019年相場を想定してるわけだが、いま、この瞬間にアクシデントが発生すれば、暴落規模はリーマンショックの比じゃないだろうね。今回、リーマン並みを想定しているのだとすれば・・・そんな甘い想定では株式市場には参加できないかも。
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ここまできたら、弱気と言われようが、チキンと言われようが、最悪の想定をしておかないとな。現実に足元で起こってる現象(株価暴落)は、想定通りじゃないかもしれないが、いまからでもこの先に待ってる状況を分析しておくべきで、安易に楽観出来ないのは明白だ。このところ、毎日のように評論家・アナリストの楽観的な見通しを批判してきた。なぜなら、こうした人々の予測は「過去の経験則」でしかないから。その「経験則」は・・・今のように変動相場制移行後爆発的な金融緩和となってしまった時代など過去には存在しないわけで、役に立つとも思えない。しかもきわめて政治的な不安定という厳しい状況下での株価急落なのだ。

世界を見回しても、EUは事実上崩壊してる。経済連携は間もなく否定されるだろうし、メルケルというリーダーを失いマクロンの支持率は失墜し、英国はEUに見切りをつけた。米国は現時点で国内経済は好調だが、米中対立は「戦争状態」と言っても過言じゃない以上、今後ますます激化するだろう。その影響もあってアジア経済も債務過多で成長力を失いつつある。そして日本は・・・コバンザメのように米国の影に寄り添うしかない脆弱な精神構造と常軌を逸した財務官僚の消費増税によって、すでにデフレの入り口を通過した。

リーマン以前と比較して4倍に膨れ上がった世界のマネタリーベース、そして比較できないレベルの債券とデリバティブ、そして個人、企業、社会債務。これらの信用の裏付けが剥落する入り口に差し掛かってると想定するしかない。

(米国ダウ日足チャート)
12-21ダウ
昨夜、米国ダウは個人消費支出が好調だったことをトリガーとして最後の戻りにチャレンジした。寄り付きから値を伸ばして$350高まで上昇したところで、待ってましたの戻り売りを浴び、そこからフリーフォールとなって落差$800近いザラバでの暴落となったね。こうした背景から日足チャートでは出来高急増での大陰線となったわけだが、これが安易に「セリングクライマックス」と言えないことは、年初来安値圏での動きだから。戻るにしても膨大な、一年分のシコリが上にあるわけで、それを吸収する資金は想定し辛い。戻れば売られる・・・そう考えざるを得ないし、落ち着くにしてもこれだけの暴落を解消する日柄というのは1ヵ月、2ヵ月の単位は最低でも必要。だが、2019年は年明けからそれだけの安定的な状況が続くはずもなく、米中対立は次のフェーズに突入するだろう。


米国議会はトランプ大統領の中国政策に関しては、共和党、民主党ともに支持しているし、ともすれば今の下院民主党はトランプよりも過激なのだ。そうした米国内での体勢が形成されるのは、まさに「戦時下」と言える。世界経済に大きな影響があることはトランプ大統領も「百も承知」であって、だからこそFRBの利上げに対し強烈な批判を浴びせていたわけで、残念ながらそれでも経済指標によるコントロールしかできなFRBは利上げを断行した。そしてさらに2019年も2回ないし3回の利上げを示唆しているわけで、こうして中銀の金利政策と実体経済は乖離してゆくのだ、とまざまざと見せつけられる思いだ。

(日経平均日足チャート)
12-21日経
一方の日本市場はと言えば・・・日本企業は余りにも中国依存度が高すぎた。日本経済は好調な米国経済を反映して、という理屈がまかり通っているわけだが実態は米国よりも中国への依存度が大きいわけで、さらにはアジア諸国へと輸出をシフトしつつある。しかし、米中対立の最中、アジア諸国もこの影響を受けて虫の息であって、安倍政権が思い描いたような結果にはどうやら成りそうにない。日本企業の好業績の前提はあくまで「中国なのだ。そんな状況で決定的にファーウェイ事件が勃発し、米中戦争は貿易問題だけではないということが晒されたわけだ。ことの発端は「米国の知的財産権の侵害」なのだが、これは2011年のオバマ政権下ですでに警告されていたこと。にも関わらずオバマ前大統領はこれを無視、中国を野放しにした。その時の習近平の目標が「中国製造2025」になる。だが、気がつくと通信インフラやハイテク機器、半導体、医療、等々すべて中国が(実効ベースで)覇権を握りつつあるところまで来てしまった。

中国は日本からの部品調達を今年度は6800億円(前年は5000億円)と言われている。そもそも、これは中国製造2025(中国内製化)によって将来失われるもの。さらに中国への輸出は様々な分野に及んでいることはもちろん、中国からの輸入によって日本の消費は支えられているという事情は米国と同様なのだ。これらが米中対立によって大きく影響を受けることが確定的ないま、株価は2019年を織り込むのは当然と言える。米国市場同様に、日足チャートをセリングクライマックスと見るのはもっとも危険であって(俺は見てしまったが・・・苦笑)、下値はどれだけになるか、想定するのは不可能。ただし、少なくとも直近では戻る理由が見いだせない。


(HYG日足チャート)
12-21HYG
さて、こうした株式市場の暴落を受けて、米国の大口投資家は高利回りのジャンク債に見切りをつけつつある。今週はかつての原油安以来の暴落を記録した。まず、ジャンク債や社債は年明け以降も叩き売り状態になる可能性が非常に高いと思う。このHYG日足でも出来高が急増したからと言ってセリクラと考えるのは非常に危険なことは明らか。つまり、いよいよ米中対立が、債券市場やデリバティブ市場に影響を与え始めたと考えて自然だと思う。
今年に入って、何度も債券市場の危機感を書いたけど、いずれも不発だった。昨年のトランプ減税によって、米国経済は不安を打ち消したのだと思うが、いよいよトランプ減税効果も春先には剥落すると言われていて、なおかつこの状況を考えれば、優良社債でさえ売られかねない。まして、トラブル(事故)が発生となれば・・・金融市場は一気に危機的な状況に陥ることも十分に有り得る。その結果、少なくともドルの調達が著しくタイトになると考えられる。債券の換金は現状でもタイトなドル調達市場を直撃するだろうし、それは新興国にとって致命的だ。 

こうした状況下では、いままで好景気によって隠されていたありとあらゆるリスクが表面化するもの。特に、個人・企業の膨れ上がった債務問題は米国とて例外じゃないはずだ。そこにドイツ銀行破綻懸念、中国対外債務問題、新興国の債務問題が浮上すれば、簡単にすべてのマーケットの崩壊は起こりえる。現時点ではそこまでのマインドには至っていないと思うが・・・想定はきっちりとしておくべき。
したがって、現状の投資家のセンチメントが最悪だと言うことを考慮して、12月28日(金:大納会)の日経平均引け値を・・・
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日経平均株価:12月28日(大納会)引け値 ¥19,000
ドル円:¥110.00

と予想する
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日本株を読め!【2018.12.15】

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥20,500 日経平均引け値 ¥21,374

「世界同時株安」が止まらないねぇ・・・。俺の予想外しも止まらんが・・・(苦笑)今週はファーウェイ事件に対する思惑でリスク資産が売られた。事件のことは12日(水)に書いたんで、それを是非読んでみて欲しいんだが、

(担がれてるんで)悔し紛れに書くけどな・・・

とにかくトランプ政権は中国に対しここまで来た以上、後には引けなくなってるし、引くつもりは微塵もないはず・・・。今の中国というのは、もしかしたらあのナチスドイツよりも酷いかもしれないぜ。というか、ほとんどやってることは瓜二つなんだよな。なので、米国が仕掛けてるのは単純に貿易云々ではなくて、ほとんど「戦争」なんだよね。後で記事を書くつもりでいるけれど(というか、記事を書くのはこうなってくると凄く恐ろしいんだが)、とにかく徹底的にやるはず。でないと、完全に手遅れになっちまう。
1000x-1
(苦しい立場?)

というわけで、株式市場は米中の経済戦争を懸念してるだけでなく、今後の展開を織り込み始めてると俺は感じてるのよ。ファーウェイ事件は、そのきっかけになる。G20の米中会談の席で習近平はカナダ政府の動きを知っていたと言われている。CFOのモーバンシュウが拘束されたのは、実際には12月1日だった・・・。当然米国も知っていただろうけど、そのことはトランプ大統領は一切触れなかった。以前の米中会談で米国はトマホークを打ちこんでデモンストレーションしたようなことを今回もやったんだよな。会談の後トランプ大統領は会見をせずにエアフォースワンにすぐに乗り込んだのは、詳細な情報収集のためだった。

いまの時代、こういうことが徐々に表面化してくるわけで、昔のようにまったく世間に知られずに行動するというわけにはいかないからな。そういう懸念を株式市場も織り込んで行くんだろうねぇ・・・。
(米国ダウ日足チャート)
12-14ダウ

今年(2018年)は、年週に急落場面があって2月に$24,190の安値をつけ、その後10月までの半年間にわたって上昇(戻り)相場が続き、そしてここにきて年初同様の急落ハイボラ場面になってる。ダウは日足ではレンジ相場を形成してるけれど、これはネガティブ材料と好景気が同居しているから。このレンジは上昇7日、下げ10日のリズム。となると、12月17日、18日辺りが底になって、年末まで戻り相場になると予測できなくはないけど・・・。
いつどんなネガティブファクタが浮上するか分からない地合いなので、そのあたりの予想は何とも言えないのよ。スイングする投資家はその辺をみてるだろうし、上手く嵌ってれば大きく勝ってると思う。恐らく米国の投資銀行なんかは、こういう相場を演出して上手くやってるんだろう。けれど、今年はヘッジファンドがメチャメチャ負けてると言われてるんだが、多分逆をやってるのかもな。その辺をモルガンやGS辺りは食い潰してるのかも・・・(苦笑)

(日経平均日足チャート)
12-14日経
一方日経平均は夏場からの上昇局面で米国ダウに出遅れて、9月の急騰したわけだが、そこを徹底的につかれて(先物を叩かれて)11月頭まで▲¥3,500というとんでもない暴落を見た。これで、多くの個人投資家が傷だらけになっちまったんだよな。そして今度はソフトバンクIPOで2兆円以上が吸い上げられた。ソフトバンクなんかアホみたいで、現状の株式を売ってIPOを買う、みたいな・・・(大笑)まったく何をやってんだか・・・。

なので、評論家が言うよりも個人のマインドは非常に良くない。そこで、今回きわめて厳しい状況というのは19日の日中にソフトバンクが上場してその晩にFOMCがあるということ。もちろん、利上げと同時に来年の利上げを慎重に、くらいの状況になれば、株価は反発するかもしれんけど、米中関税からしてそれが言えない苦しいFRBの状況もある。純粋に経済(物価や雇用)を考慮したら、やはり当面は利上げせざるを得ないからな。そういう微妙な状況で事件が起きたりすると、一気に崩れる可能性も。

日本は、2019年秋に消費税を10%に引き上げる。けれども、時間的にそれよりも優先しなければならないのが、憲法改正と安倍政権は焦ってる。仮に来年1月召集の通常国会で、なんとか憲法改正の発議を促して、国民投票に道筋をつける、みたいなことだろう。それで、ここからは個人的な勘でしかないけれど、このまま消費増税をすれば日本経済はデフレになるのは火を見るよりも明らかってやつで、そんなことは財務省以外には誰でもが承知してること。自動車とか住宅の優遇税制をやれば、ポイント還元をやれば、景気に悪影響を与えない、なんて寝言を散々議論してるけど、多分、消費税はやらんね。要するにやれないくらい、2019年は景気が悪化するってことだよ。
なんというか、某宮様の発言で新天皇の即位予算が削られたそうな。セコイ!宮様がデフレ発言をしちゃいかんよ。それが5月だっけ?象徴的だな。

というわけで、来週は月曜、火曜が底で一旦はリバウンド、そして利上げの嫌気売りとみて12月21日(金)の日経平均株価を
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日経平均株価:12月21日引け値 ¥21,000
ドル円¥112.00
と予想する
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これを出してくると思ったぜ!というか今の不確定要素の塊のような相場でははっきり言ってこれしかない。俺のワンナイト・ギャンブルもこの範疇だからね。 これは大推奨だな。
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日本株を読め!【2018.12.8】底割れの週

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥22,500 日経平均引け値 ¥21,678

相変わらず外しまくってる日経平均予想・・・まったくみっともないねぇ(苦笑)けれども、当たらんもんは仕方ないわな。だからスイングなんかできない俺・・・。
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(ファーウェイCEO 余計なことを・・・)

というわけで、日経平均は思いのほか売られまくってしまった。原因は今更という感じなので書かないけれど、とにかくいろいろあり過ぎた。その結果、日米株式市場は戻るに戻れなくなったということ。戻るチャンスはあったんだが、ファーウェイ事件で米中貿易への懸念再現となってしまったわけだ。で、そうなると日米ともに思い切り需給が悪化してしまって、もうひとつ何か起これば底抜けるというギリギリのところまで来てしまったのよ。もちろん、そのもう一つってのは、起こるか起こらんかはわからないわけで、その辺は買いにしても売りにしても投資家の運としか言いようがない。米国市場は、米中関係はもちろん、ブレクジット議決、FRB利上げ、と懸念材料が待ってるし、日本市場では、通信機器関連に対する規制、円高、米国長期金利、ソフトバンクIPOと材料満載の12月。それこそ、どう転んでもおかしくないという材料が多発してる状況で株価を予想することの困難さは尋常ではない。なので、ここから先は「運次第」と考える以外にないね。

(米国ダウ日足チャート)
12-7ダウ
俺は木曜に「今回は下髭をなぞるんじゃないか?」と書いた。それが当たった格好になったわけだが、だからと言って自慢できるものでもないのよ。雇用統計の発表を前にしてそんなものは、「勘」でしかなかったわけで・・・。

というわけで、雇用統計は甘い数字が出て、これが12月FRB利上げを見送るかも、なんていう希望的観測で一瞬上昇したものの、株式市場ではやはり戻り売りが出始めて、相場を徐々に崩していったという感じ。ファーウェイの件にしても、よくよく考えると中国通信機器メーカーに対する強烈なインパクトだけでなくマネロン絡みということもあって、結構根深い問題にもとずくものという懸念が台頭したこともある。米国政府は、中国がきっちり90日以内で米国の条件を飲めば関税撤廃などと美味しいコメントをだしてはいるものの、株式市場はそれを逆に受け取ったんだよね。じゃ、あの難題を90日で履行できるはずがないから、ますます(貿易戦争は)悪化すると懸念を持ったというわけ。

日足チャートを見れば、6日の下髭と出来高でセリクラと言ってもおかしくない出来高になったわけだが、昨夜(7日)の行って来い大陰線で、投資家の夢は霧散してしまったよ。結局$24,750から上は重いということが証明されてしまったし、下髭で買いついた投資家はほぼ売ったと思うね。そして$24,250の下値のレジストラインに接近したわけで、ここから反発しても三角持ち合い継続でしかないし、底割れしたら、弱気相場入りという恐怖もあるだろう。そこに11日のブレクジットの合意案議決が待ってるわけだ。はたして、月曜(10日)に買えるかどうか・・・米国投資家の考え方が試されるんだよな。

(日経平均日足チャート)
12-7にっけ
当然のことながら日本市場も試金石。日経平均株価は月曜にGDスタートとなるのは決定的で、なおかつ売り要因が満載だね。まずは、ファーウェイ関連で、9984ソフトバンクが基地局問題で直撃を受けるだろう。ZTEやファーウェイ製品はもとより、同製品を取り扱う、または社内で使っている企業にたいしても日本政府は調達規制をかけるとなると、これは業界としても大打撃となる。
9437DOCOMO6501NEC、6702富士通、6502東芝等々パソコンやサーバーでOEMしていてもアカン。って9432NTTもかぁ・・・。これじゃ、排除する以外に方法はないね。そしてファーウェイのCEOが「ファーウェイのスマホはほぼ日本製」と発言したことも、非常にヤバイ。CMOSは6758ソニー、ディスプレイは6740JDIと名指し。なお、6770アルプス6963ローム6976太陽誘電6963村田6762TDKもサプライヤーなので・・・。まったく、日本企業も巻き添えや!みたいな中国企業らしい嫌らしいコメントをするなぁ・・・。
というわけで、キャリアは売られるわ、電子部品は売られるわ、じゃ話にならんよ。

というわけで、底抜ける可能性はかなり大きくなってるのよ。これらのセクターは日経平均寄与度の高い値嵩が多いから、9983ファストリ7974任天堂だけでは無理があるからね。そして、半導体関連も米国で売られまくってるんで、ここもダメ。頼みの綱は内需だけって・・・不動産や建設が買われるということもあるだろうけど、なんとも・・・。
なので、需給悪も手伝って、月曜は弱い状態にならざるを得ないところで、英国議会での議決を迎えるわけで、そうなると金融も買えなくなる。それはもう厳しい展開と言ってもいいと思うね。

一歩間違えると、年末の反発はおろか、これで完全に弱気相場入りとなる可能性が見えてきてる。というわけで週初は下値を探り、その後も楽観できない状況が続くと思うし、何よりFRBの利上げに対する反応が読めんので難しい地合いは続くと見て、12月14日の日経平均株価は・・・
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日経平均株価:12月14日引け値 ¥20,500
ドル円:112.00

と予想する
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これを出してくると思ったぜ!というか今の不確定要素の塊のような相場でははっきり言ってこれしかない。俺のワンナイト・ギャンブルもこの範疇だからね。 これは大推奨だな。
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日本株を読め!【2018.12.1】引くに引けない米中

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥21,200 日経平均引け値 ¥22,351

いよいよ2018年も12月入り。そして株式相場的には天王山となるハイボラ・マンスの突入だね。まずは目先の米中首脳会談から。けれど、その後の日程も考慮しながらでないと分かり辛い月となりそう。最近週刊予想は外しまくりもいいところなんで・・・。反省しながらも少しじっくりと俺なりに調べてみたんだよね。書き方も変則的だけど、どうもすっきりしない相場模様・・・。なので、暇潰し程度に読んで、笑ってやってくれ!
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  1日(月)G20  米中首脳会談
たぶん、今夜の米中会談で、関税10%から25%移行することへの「期限付き執行猶予」的な妥協案に至るのではないか?と俺は予想してる。どうせ、G20というトップ会談なのだから、後でちゃぶ台返しのできるような曖昧な結論にしておく。完全に中国経済を潰してしまったら、貿易もヘッタくれも無くなるわけだから。中国が輸出するには、まず原材料や部品を基本的に輸入しないといけないわけで、中国自身膨大なドル建ての海外債務がある。それが、経済がおかしくなってデフォルトするようなことになったらそれこそ、世界中経済恐慌になる可能性も高いから、そんなことはトランプもやらない。だから、中国を殺さずに米国の条件を飲ませることが米国の課題だろうし、「先が長い」とトランプが言ったのはそういう意味だろうね。(政権の)実務方を無視して勝手に妥協するなんてことはないだろうし、たぶんその辺が今回の落ちかも。
(米国ダウ日足チャート)
11-30 ダウ


(日経平均日足チャート)
11-30 日経


で、問題はそうなったとき株価は、上昇するにしてもどこまで?ってこと。米国にしてみれば、現状の関税条件のまま、しばらくはホバリングなのだから、それほど悪い話じゃないし、ダウは上値のトレンド線を一時的にはブレイクする感じか?けれどもこの材料では、現状何も変化が起きないわけだから、もしかしたら75日線あたりが重いのかも、なんて思ったり。なので、このことでダウの上値は$25,800くらい、日経平均は連動するけど上げ幅はダウの半分程度で¥22,600くらいが来週の高値かも。

11日(火)BREXIT メイEU離脱案議会採決
その次に待ってるのは、いよいよ英国のEU離脱に関するメイ首相の妥協案の議会採決。メイ内閣は閣議決定してるんだが、どうやら議会では反対が優勢の状況は変わらないらしい。まぁ、まだ時間があるから分からんけど、仮に議会が否決すると、総辞職か解散総選挙で、下手するとその後に国民投票のやり直しってことに。妥協案では2020年末のEU離脱という日程で、延長もあり得る内容。なので、ほとんど現状のまま。
けれども、そうなったとして、じゃEUの経済は大丈夫なのか?ってなると、これが相当にヤバイのは目に見えてる。だいたい中国と呉越同舟してたドイツが、メルケル退陣が決まったようなもので、政局になることは必至。で、それってつまりは次のEUのリーダーを誰にする?という選択でもあるし、ほぼ死に体のドイツ銀行の処理やら、急速に悪化しつつある経済をどうやって立て直すか?というとんでもない仕事が待ってるんで・・・これも簡単じゃない。
そこに、フランスのマクロンがかなり色気を出していて、自国の経済はドイツ以上に失速する可能性が高いし、国民の支持率も25%を割ってるというなかで、EUのリーダーシップをという野望付き。それにはどうしてもルノー・日産を維持しないといけないし、これからも日産がルノーに技術とカネを貢ぎ続けることが前提。連日スト三昧、暴動三昧のフランスは、もちろんEUの盟主なんてのは不可能!
その上、イタリア予算の承認問題、そしてEU圏の金融機関に対するマネロン追求と現実問題としてEUはほぼ上がり目はない。
なので、英国議会で否決になった瞬間に、株式市場はかなり動揺するだろうし、円高圧力もかなりかかってくるかもしれない。日経平均にしても▲¥300とか▲¥400とか十分に有り得ると思うぜ。


19日(水)ソフトバンク上場・FOMC(20日)
そしてクリスマスが近づく19日には、いよいよソフトバンクが上場となって孫会長の一世一代の大勝負だよな。まぁでも、さすがに仮条件の¥1,500をどれだけ上回るかだけど、俺は寄り付き方によっては当日陰線の可能性が高いと思う。そうなると、日本の個人投資家のマインドは一気に冷えるかも。まぁ、¥2,500くらいの初値は付くかもしれんけど、これ、上値はとことん重い。
で、大いに市場を騒がせた夜にはFOMCが待ってる。ここで、利上げしても「打ち止め感」が出るだろうから、それほど相場は動かないんじゃないか? それで結局のところ、今年の相場は終了ということになって、情報の出方によっては27日、28日辺りの米国市場は年明けの持ち越しを嫌っての大幅安になる可能性が高いと思ってる。今年の相場は年内から崩れる可能性がどうやら高そう。

こうして2018年は暮れてゆくわけだけど、結局株式の先高観は残らずに、年明けの懸念ばかりが目につくだろう。トランプの国内政策では第二次減税の目が消えたし、貿易戦争は残るし、世界経済の不安要素は盛り沢山。ロシアとサウジが減産で合意と言うけれど、まったく効果はないだろうし、合意しておいて抜け駆けするのはいつものパターン。春からはシェールの本格的な輸出も始まるし。来年は日本は消費税増税イヤーだ。なかなか厳しい状況ばかり目について、株価上昇のイメージは描き辛い。
個別企業もだいぶ怪しいのはGEドイツ銀行だけど、相場が逆目になって為替が変な動きをし始めると、必ずデリバティブの被害が出る。欧州のこれまでの経緯からして、EUの金融機関が非常に危険。もちろん、ある日突然ご臨終を迎えるような大企業も出る可能性は大いにある。考えれば考えるほど憂鬱になってくる!?

というわけで、変則的だけど来週の日経平均株価は
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日経平均株価:11月7日引け値 ¥22,500
ドル円¥113.00

を予想する
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日本株を読め!【2018.11.24】先高観を見いだせない週

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥22,900 11月22日 日経平均引け値 ¥21,646

このところ毎週、毎日のように米国市場の反発を期待する買いが入っている日本市場だが、昨夜、感謝祭明けの半日取引とはいえ、期待を大きく裏切る下落となった米国市場。ダウ、ナスダック、S&P500の三指数が揃って下落して、ほぼ弱気相場入りを決定づけた格好。ダウで言えば引け値で直近安値を更新して終了となった。原因は株価の先高観が見いだせないことに尽きる。
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(世耕大臣ってもう少しまともだと思ったが・・・残念)

昨夜感想を書いたけど、とにかく原油価格が来年以降のシェール供給増によって下落することが明らかになってることで、関連株の足を引っ張っている。その上、株式相場の急落場面を支えてきた政府系MBSの買い入れをFRB(ニューヨーク連銀)が行わなかったこと。これについては住宅系の政府系モーゲージなので、判断はファニーメイ、フレディマック等の金融会社の財務状況を優先したと思われるが、FRBが利上げ方針を継続している以上、株式市場は好意的に受け止めなかった。

これで現状米国市場では、「FRB12月利上げに慎重」というほのかな期待感を打ち消された格好になったことは確か。HYG(ハイイールド債)は若干切り返したが、ショートカバーに過ぎない。

(米国ダウ日足チャート)
11-23ダウ
16日(金)の切り返しから4日続落で弱気相場入りとなった米国ダウ。6ヵ月の取引価格帯からして、これで上値に膨大なシコリを形成してしまったことになる。

こうなってくると、ネガティブファクターが発生すると一気に売り物が出る状況であるのは間違いなく、需給は相当に厳しくなったね。
こうした場面で必ず取り沙汰させるのがアップルで、新型iPhone XRの値下げ方針やOEM先であるホンハイが大幅人員削減というすでに前日に出ていた記事が改めて蒸し返された。原油とアップルの先高観を失えば、米国ダウは強かろうはずもなく・・・。
お決まりの「クリスマス商戦出足好調」も出たが来週以降、焼け石に水でかえってFRB利上げを助長するだろう。

(日経平均日足チャート)
11-22日経
このところの日本市場は、割安感や日銀の介入でなかなかの踏ん張りを見せている。そのことがかえって買い向かっている個人投資家にとっては仇になってるのは明白。下げ相場での買いは非常に難しく、ここで「底当てゲーム」が始ってしまうと、犠牲者が増えるだけと思うね。冷静にチャートを眺めると、10月2日の¥24,448があって26日の¥21,476がある。この1ヵ月弱の期間に▲¥3,000あまりの急落があって、しかも戻り相場では11月8日の¥22,583と¥1,107しか戻せず75日線に届くことはなかった。そこからの下落はまだ止まっているとは言い難い。

この局面で、米国ダウが弱いという状況は痛いが、日本市場でもソフトバンクの超大型IPOが控えていて、主幹事証券の野村を筆頭にIPOの成功に躍起になっているわけで、本来買いに回る資金は吸収されてしまう。今の日本市場では、買い仕掛けをしたとしても、先行きの需給懸念が明白なので、手が出ないという状況に陥っている。しかも、金融機関やクジラの売りは止まっていないだろうし・・・。

2019年は、米国でもいよいよ国債の大量償還が始まる。現状では当たらな国債発行によって償還資金を確保しなければならず、その割り当ては来年4月以降4兆円あまりの国債償還が始まる日本に相当額要求される。日本政府はいよいよ消費税増税を決定しているが、償還資金が海外流出となれば、実質的には強烈な金融引き締め効果が出てしまう。つまり、日本経済は遂にデフレに逆戻りが濃厚であって、日本株は「天井打ちー弱気相場入り」を覆すことはできそうにない。この局面は需給を無視した「買い」は非常に危険だろうと思う。特に12月相場は、荒れないはずがないわけで、仮に来週の相場でもみ合ったとしても、そこは決して買い場ではないと感じるが・・・。
したがって来週11月30日(金)の日経平均引け値は、もみ合いを想定しながらも厳しい状況が続くということで・・・
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日経平均株価:11月30日(金)¥21,200
ドル円:112.50

を予想する。
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日本株を読め!【2018.11.17】無気力な週

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥23,000 11月16日 日経平均引け値 ¥21,680

この相場の下落が止まる最大の要因は、投資家の心理面での改善ということになる。では、どうなれば心理が改善するか?と言えば、日本市場の場合「理不尽な売りが止まること」に尽きる。米国ダウは、またしてもトランプ大統領の(対中関連の)ツイートによってザラバで切り返すという、アホ丸出しの展開で結果続伸した。これで週末になって、日本の投資家は多少の安心感を持てるかもしれない。しかし、足元ではドル円が¥112.83で引けていて、すぐには買いが入らない状況。SOX指数もマイナスで、米国債10年物金利も3.076と低下している。したがって、マーケット全体を見回せば、リスクオフのままだ。
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米中交渉に関して言えば、現状は制裁関税の掛け合いの真っ最中。そしてトランプ大統領のツイート通り「追加関税を課す必要がなくなる可能性がある」と言っても、内容如何によっては米国経済はさらに悪化する可能性がある。中国からの輸入を制限する内容なら、米国経済はインフレに見舞われるだろうし、すでに10月のCPI上昇でその兆候がはっきりと表れている。トランプが言うように米国内で生産すればよい、という絵空事にはなろうはずもなく、唯一物価を安定させることができるのはFRBの利上げのみ。となると、12月利上げは予定通りで、来年も2ー3回の利上げという既定路線が決定的になるし、状況によってはそれ以上になるということだ。

意外に米国市場は冷静で、反応したのは個人投資家と一部のショートカバーだけかもしれない。

(米国ダウ日足チャート:価格帯別出来高)
11-16ダウ
いずれにしても昨夜の米国市場はトランプのツイートによって結果的に厳しい価格帯を抜けた格好。ただし、テクニカルでは25日線を上回りはしたものの、75日線との短期のDC、75日線の傾きからして、全く楽観できる状況とは言えない。

結局のところ、大型減税を行って景気指標は非常に良好に推移したにもかかわらず、今年は株価は上昇をしなかった(まだ11月なので分からないけれど)という状況をマーケット参加者がどう捉えるかだろうと思う。気が付くと減税効果はあったが、金利が上昇してしまったし、先取り消費の影響で家計のファイナンスは限界に達してしまった。何度も書いたけどこの米国景気はすでにトランプ就任前に(大幅金融緩和によって)上昇は決まっていたわけで、そこで減税をして実績を横取りしたという側面が強い。結局減税も、そして中国貿易戦争も、米国経済、世界経済に対して、ネガティブに作用している現実がある。
ということで来週はSOXが戻るか、米国債10年物金利が上昇するか、原油が安定するか、試されるわけだ。

(日経平均日足チャート:価格帯別出来高)
 11-16日経
一方の日本市場の需給は極めて悪く、こうなってくると直近高値(¥22,500)さえ、非常に厳しい状況と言える。すでに短期のDCから75日線の傾きは下方に転換してしまっている以上、10月2日の¥24,448が年高になったわけで、そうした状況で消費税イヤーを迎えることになりそう。

希望としては、「米国市場の狂い上げ」「円安」ということになるけれど、米国に関しては12月利上げが、そして円安に関しては日米通商交渉が待っている。つまりこの状況は株式市場は閉塞しているということだ。
こんな時は、いつもの相場なら全員参加型の指数無視大化け銘柄が出て来るはず・・・それがでないところに、日本市場の無気力さを感じるね。もっとも、これだけ外資に理不尽な先物叩きをされると、もはや相場もヘッタクレもない、というマインドになるのは当然だけど。
というわけで来週は、とりあえず揉み合う展開に突入して見せる。主力の好業績銘柄が上昇してくれることを祈るしかないね。

日本市場では、このところ意外な仕手株が登場することはあった。たとえば 9501東京電力はこの地合いで上昇しまくっているし、棚ボタ好調の6178日本郵政も弄られてる可能性が高い。どこかにマーケットの歪が出て来るはずで、そういう銘柄に参加するのも一手かもしれんね。6758ソニーがそうなればマインドは極端に変わるけど・・・。いまの市場の動向からして9984ソフトバンクだろうなぁ・・・。意外に9433KDDI-4755楽天かも(苦笑)
というわけで来週11月22日(木)の日経平均引け値は・・・
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日経平均株価:11月22日(木)¥21,900
ドル円:¥113.0

を予想する。
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