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日本株を読め!【2018.7.14】決算前の調整の週

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前週日経平均予想 ¥22,180 7月6日 日経平均引け値 ¥22,597

前週までの好調さは、跡形もなく消え去って、またぞろいつものヘボ予想に回帰!(苦笑)これでどうやら、世界の株式市場は「買いトレンド」に突入したような、そんな雰囲気になってきてるぜ。そして目先は、日経平均株価の動きよりも、個別企業の決算を観た動きに重点が置かれて、日経平均そのものは、決算の結果論となる。その意味では、先週の日経平均の動きは、9983ファストリと9984ソフトバンクの影響が極大で、其のほかに強がってる銘柄の代表は言うまでもなく青天井入りした6758ソニーなど。
-1x-1
(欧州滞在で大人しいトランプ大統領 苦笑)

仮に米中貿易戦争の影響を無視して世界経済がこのまま順調な推移を辿るとすれば、特に日本市場の場合は売られ過ぎた銘柄が多いので、全体として戻り相場となると思われる。こういう場合は、素直にいくつか出遅れ銘柄をピックして買うやり方しかないと思うし、それが一番効率がいいのかもしれない。今の相場は、トランプさえ大人しければ、波風は立たないわけで、その意味では中国は人民元安を演出して貿易黒字を拡大するという、対外債務が拡大してかなり危険だが、関税引き上げよりは影響の少ない確実な戦略に打って出てる。なので、舌戦による影響は内場になるんだろうし。

(米国ダウ日足チャート)
7-13ダウ

昨年までのような一本調子の上昇はすでに終了していて、半年間続いている調整局面を抜けれるかどうかが米国ダウの焦点で、来週から本格化する企業決算と米中貿易戦争の推移を両天秤に掛けて、年初来のレジストラインをブレイク出来るかどうかは微妙ではある。チャートの形としては、三線上で、なおかつ75日線の傾きが好転しているということで、上昇の方向なんだが、其のあたりはチャートでは判らないね。条件としては9月のFRB利上げを肯定出来る企業業績が確認できるかどうか。そして来週のパウエル議長の議会証言で投資家が自信を持てるかどうかが鍵になる。後は中国が関税報復を言ってくるかどうか・・・。

(日経平均日足チャート)
7-13にっけ
日経平均は急激な戻りとともに、楽観論が支配的になってきてる。そして米国から一週間遅れの第4週から1Q決算が本格化するわけだが、内容に関しては総じて好調と思われ、円安の影響が出る2Qに向かって先高観が顕著になるはずで、7月中には年初来のレジストラインはほぼ抜けてくる公算。ただし、来週に限っては、急騰した調整もあるという感じで、週初はそれほど強いとは感じないが・・・。

特定銘柄の影響が強過ぎる日経平均の上昇で、他銘柄がそれほど強く買われてるわけではなく、また自動車セクターや金融セクターが、買われるようでなければ、本格的にレジストラインはブレイク出来ないと思うね。

株価が高ければ、目先の地合いは良好、とついつい楽観しがちになる。けれども、米国債金利がまったく上昇しない状況というのは、つまりは「経済が好調であるにも関わらず、資金はリスク回避的な動きをしている」という意味でもある。そして、イールドカーブは今秋にも逆転するという観測もある通り、ジワジワと長短金利差を縮小している。つまり、企業業績に対して貿易戦争の影響は、ある程度2Q決算には出てくるという想定でもあるわけで、そうなれば、現在の株価の戻りは限定的となる。つまり、目先は株価が戻り基調ではあるものの、米中貿易戦争が遅くとも8月中には収束しなければ・・・。現在の戻り相場は、1、2ヶ月のスパンで見ても、さほど信頼性はない。しかし、目先の動きを考える来週は、米国市場は思ったよりも強くないだろうし、日本株は調整を入れてくる可能性が高いと思うので・・・
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日経平均株価:7月20日引け値 ¥22,300
ドル円:¥112.50

を予想する
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日本株を読め!【2018.7.7】貿易戦争を織り込む週

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前週日経平均予想 ¥21,700 7月6日 日経平均引け値 ¥21,788

米中貿易戦争突入が日本時間の13時というのも、毎度のことながら(日本市場が先鋒となるので)気持ち悪かったが、勝負を賭けてきたSBIも、そしてとんでもない売りポジションを作ってきたMUMS(三菱UFJモルガンスタンレー)も、とりあえず日経平均を崩せず、来週の下落に賭けるというスタンス(国債取引で見せ板バンバンのくせに、やることはえげつないぜ!) 。
13時以降のあの解釈が判然としなかった日経平均の舞台裏では来週のSQ、9月メジャーSQをめぐるポジション取りの攻防があったみたいだ。けれど、それとて中国上海の値動きを気にしながらの取引なんだから笑える。
boueki

というわけで、中国の覇権阻止に立ち向かったトランプ大統領は、此処まできたら中国が音を上げるまで、攻めるだろう。当然のことながら背景には、北朝鮮を操り米国の対応を引きつけているうちに無尽蔵に資金供給をしてインフラからハイテク分野を牛耳ってしまおうという中国の野望がある。トランプは11月の中間選挙をにらんだ政治的対応だ、という見方も間違いではないけれど、いま、悪の権化のような中国を叩かないととんでもないことになるという、言ってみれば「資本主義を守るための戦い」に足を踏み入れたようにも見える。これがもしも、ヒラリーだったら・・・中国は民主党との癒着を利してすでに覇権を握っていたかも。

そう考えると、嫌でもトランプ大統領を支持せざるを得ないね。壮大なテーマで、成し得たならアメリカ・ファーストになるだろうし(筆舌に尽くしがたいほど中国は狡賢いことは厳然とした事実)。

(米国ダウ日足チャート)
ダウ7-6
資本主義経済はその時々の条件下で最大の利益を追求するように動く。企業行動や消費者行動の基本はそこにあるわけで、トランプ大統領の政策は「条件の変化」ということ。ドM系の日本人よりも欧米はかなりアグレッシブに行動するだろう。なので、(経済全体の)ネットでは必ずしもマイナスになるとは限らない、という可能性を秘めた反発と思わないといけないかも。あの湾岸戦争でさえ、開戦と同時に株価は切り返したという事実を今日になって思い出したり(遅い!)

この先、株価の行方は正直判らないけれど、「判らない時はチャート」という基本原則に立ち返るしかないと思う。そして米国ダウの日足チャートは75日線に頭を押さえられているけれど、反発したくてウズウズしているように見える。出来高激減での陽線の出現は売り枯れを示唆。年高から半年間の調整を経てここから、75日線の傾きを変えられるか?という節目に見えるがどうだろう?
いずれにしても、中国の対抗手段はすべて自国の首を絞める。なので、結局のところ米国の優位性が際立つ方向に行くしかない?

(日経平均日足チャート)
日経7-6
 日経平均に関しては3月中旬以降からの約2カ月間の上昇に対する反動、すなわち(利食い)が素直に入った結果と。なので、今のこの下落局面で売っていたのは、海外勢ばかりとは限らない。国内機関投資家(企業を含めて)にしても配当金の捻出があり、当然日銀が大量に買い込んだETFにも分配金の捻出が必要で、その意味では1Qの企業決算に向けての期待感がそろそろ台頭してくることを考えると、反転の頃合いに見える。

しかるに、中国関連企業は材料が取り沙汰される可能性が高く厳しいかもしれない。実際半導体関連は6146ディスコの予想外の減益の影響が大きかった。半導体やハイテクは今後も米中貿易戦争の影響を受けやすいセクターだ。

さて、日経平均は今回の米中貿易戦争で「アク抜け反発」となったが、米国ダウは意外に慎重で、雇用統計でかろうじてプラスに転じたという昨夜の相場つきだった。つまり、トランプ大統領の政策はある程度織り込んでいて、今後は冷静に企業業績を睨むのかもしれない。米国経済は物価上昇傾向を維持し、意外に日本企業の受注が伸びる可能性も秘めている。現時点で、自動車関税(25%)はまず有り得ないと思う。そのための理由作りのためのヒアリングを行っている。
中国は米国から輸入の穀物に報復関税を発動した。 ハイテクよりもなによりも、食糧を持っている強みを米国は如何なく発揮する?(実際米国は農業国と言ってもいいくらいだ 苦笑)

今後中国経済は悪化する。厳しいインフレに見舞われて、人民元は暴落し企業や債券のデフォルトは止まらなくなる。中国発の金融危機の可能性も十分にあるわけだが、世界でもっとも漁夫の利を得るのは、間違いなく日本だ。そういう銘柄に投資すればいいんだろうね。
というわけで、相場が判らないから、こんなレポートになったけれど、来週(7月13日)のSQ日の日経平均株価は意外に上昇?
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日経平均株価7月13日引け値:¥22,180
ドル円:¥111.00

を予想する。
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日本株を読め!【2018.6.30】調整継続の週

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前週日経平均予想 ¥22,300 6月29日 日経平均引値 ¥22,304

先週は僅かに¥16差、そして今週は何と¥4差!なんだか神がかり的に精度が増してきてるぜ!
と、調子に乗って自慢したくもなる(というか、滅多にないことなので自慢させてくれ 苦笑)ような、結果になって一番驚いているのは俺自身だぜ。
s3.reutersmedia
(貿易戦争激化で経済に大打撃とEU首脳に警告しまくってるドラギ:マジで焦ってる?)

とにかく米国市場は今週も「リスクオフ」の香りがプンプンの相場展開になった。背景は言うまでもなく「貿易戦争懸念」「中国経済」であって、厄介なことに「中国=ドイツ」の図式が見え隠れし始めて、その結果有事のトリガーを引くのは「ドイツ銀行」を筆頭にイタリア金融機関だという懸念だよな。いまは、ワールドカップ開催中でなかなか、有事は表面化しないだろうけど、状況は日に日に悪化してることを米国投資家は懸念してる。

しかし、有事のトリガーを引くのは、多分新興国経済だろうと思う。人民元安が止まらない状況で中国から支援を受けた途上国は危機的状況にあるし、一方中国の金融機関に対するドイツ資金、ドイツ銀行の筆頭株主である海航集団の破綻懸念等々、何があってもおかしくない地雷がいたるところに埋まってる。はっきり言ってこの夏相場は、地雷原をそろりそろりと歩く様なものになる?踏んだらアウトだぜ。
(米国ダウ日足チャート)
dau6-29

リスクオフが徐々に鮮明に成りつつある米国ダウ。ザラバで2度ほど上値を試し75日線越えにトライするものの、戻り売りに跳ね返されて、75日線の傾きを矯正することは出来なかった。背景には先に消費の重しとなりそうな原油高、そして何よりも米国債金利のフラット化があることは明白。短期債の金利は上昇し、長期債は下落するという傾向は、投資家が長期国債へと資金を避難させてる証拠でもある。
米中貿易のみならず欧州との摩擦、そして自動車となればその影響は計り知れない部分もあり、ネガティブな感情を煽っている。
ラトビアのロンダリングでは、北朝鮮やイランの資金が含まれてることも、ドイツ銀行やコメルツ銀行への米国政府の感情を悪化させている。そのあたりの根本的な政治的解決を見なければ、米国政府は軟化しないだろう。メルケルは近い将来引退に追い込まれることは決定的だ。

(中国上海日足チャート)
syannhai6-29
米中貿易戦争だけでなく、中国経済そのものの化けの皮が剥がれそうな状況。人民元安、国内債務問題、新興国債務問題、そして米国からの資金流出が完全に抑えられてる状況で、貿易問題で白旗を上げてもどの道経済は立ち直れないだろう。中国経済は万事休す寸前だ。そしてその影響は確実にドイツに波及するだろう。

(ドイツDAX日足チャート)
dax6-29
さて、滅多に取り上げないドイツDAXの日足チャート。今回は日経平均のチャートと酷似している点で掲載してみた。両国ともに、自動車関税問題が共通のネガティブファクターとなっていて、いまのところ金融問題は表面化していない。ならば、75日線を割り込んだこのチャートは、(自動車関税に関する)状況が改善しなければ日経平均の近いうちの姿かもしれないね。

(日経平均日足チャート)
nikkie6-29

さて、日経平均もドイツDAX同様に戻りでダブルトップを形成して75日線になんとか支えられている状況だが・・・。円安による企業業績の先高観はあるものの、海外市場の弱さが重石となるのは明らかな形。テクニカルでいえば、来週は75日線を割ってくるという予想のもとに売り建てたわけだが。来週は日本市場の試金石でもある。

米国は経済好調と言いながら、やはりリスク資産に対する懸念が拭えない状況で、企業業績は好調と言えどその裏側では企業債務が最高額に達しているということも、FRBが利上げ方針を今年4回としたことで、投資家の嫌気を誘っている。そして9月の利上げでは、非常に苦しい状況の社債市場が窮地に達かもしれない。現在はなんとか持っている米国経済も、ひとたび債券市場で事故が起これば・・・または中国問題がクローズアップされ、同時に新興国通貨危機ともなれば、リスク資産は暴落する。そういう恐怖心が長期国債買いを誘発させていると思う。
なのでここ当分は、株式投資に対して腰が引けた状態は解消出来ないはずで、気が付くとこの夏の相場は、相当に危ないことが容易に想像できる。したがって、来週の日本市場は軟調に成らざるを得ず・・・・
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日経平均株価7月8日引け値:21,700
ドル円:¥109.50

を予想する。
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日本株を読め!【2018.6.23】調整突入の週

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前週日経平均予想 ¥22,500 6月22日 日経平均引値 ¥22,516

当初¥23,200を予想したけれど、当日夜までにあれこれ見ていくうちに上昇は難しいと判断し、¥22,500に訂正したわけだが、それがほとんどドンピシャだった(初めてかも)。特段株式市場の地合いは悪化しているわけではないにしても、米国発の貿易摩擦は沈静化の兆しは見えず、欧州はいよいよ22日から報復関税を発動し、米国は(表面上は)なかなか折れない中国に対しては2000億ドル規模の追加関税を示唆し、トランプ大統領は「米国の全輸入車に対し20%の関税」をツイートして火に油を注いでいる。
4941211

こうした流れの中で株式市場はなかなか上値を追うことができず、日米欧ともに調整局面となったわけだが・・・。 
(米国ダウ日足チャート)
6-22ダウ
どうしても上値を追い切れず、75日線の傾きを変えられないでいる米国ダウは、週末かろうじて75日線を越えて引けた格好。徐々にトランプ大統領の貿易関税に対する影響が表れ始めて、結局この問題は米国市場の戻りを打ち消すことになってしまったが、少なくとも75日線を破った木曜に対して、孕み線となる反発で格好をつけた形になった。

オペック総会で原油増産に関して「トランプが煩いから適当にやろう」という程度の合意となったが、内容は価格を落としたくない産油国が素直に応じるはずもなく、それを見越してWTI原油は$69.25と急伸したことも、ダウを押し上げる要因になったと思われる。また、米中交渉が水面下で再開されたことを好感して売られていた中国関連株が値を戻したことも、反発に寄与している。チャートはここから反発するようならば、次の株価目標は$25,750ということになるが、現状では上値を追う材料は見当たらない。

(米国ナスダック日足チャート)
6-22ナス
こうした地合いのなかで米国株を支えたのはハイテク銘柄で、ナスダックは市場最高値を更新し続けたわけだが、木曜、金曜と天井圏で2本の陰線となりさらには昨夜は大きく出来高を伴った。これで一旦は天井打ちは確定的で、来週はおおいに緩むことが予想される。昨夜のダウが原油高に支えられたことを考慮して考えると、来週の米国市場は三指数ともに軟調(下落)となることが容易に想像できる。

(日経平均日足チャート)
6-22日経
円安による業績の上方修正期待もあって比較的堅調な日経平均は、25日線下から戻りを試そうとしたが、米国ダウに引きずられる形で頭を押さえられた。日経平均の現在の位置はドル円¥110に支えられたもので、恐らく来週は米国ダウとドル円次第の方向感のない相場に突入しそう。上値を追う明確な材料はなく、ここにきて自動車関税がクローズアップされてきたこと、中国経済の軟調が徐々に注目されてきたことが上値を抑え込むだろうし、米国市場が調整すれば連動する可能性が極めて高くなった。75日線は上昇を示唆しているものの、薄商いの中、日本勢、米系証券が週末売りポジションを徐々に拡大していること、そして先物買いの欧州系が叩きやすいポジションであることから、押し下げられる可能性が高いと判断する。


結局米国の貿易政策は、現時点では世界経済に対する影響は軽微であっても、徐々に粗さがしが始まるだろう。そうなれば「中国経済不調→欧州経済への影響」という図式が拡大する可能性が強い。また、米国の中国に対する投資制限がトリガーになって、米国上昇の中国企業が徐々に売られる可能性も大いにある。なので、米中貿易摩擦は織り込まれてきつつあるものの、様々に拡大発展してくるようならば、どこかの段階で悪材料視されるかもしれない。その場合、早急な決着は望めなくなって株式市場は下値を探る動きに転換せざるをえなくなる。

この段階で米国市場では金融株が大いに軟調だ。日本市場で週末に僅かに反発したメガバンクは、年初来一貫して売られてきたもので、現時点では反転相場になる可能性は薄い。これは何かに理由があってのことだろうが、いまだに調べがつかない。好景気であっても金融株が買われないというのは、大いなる矛盾でもある。まして利上げを鮮明にしている米国での軟調は、非常に不気味で来週も一貫してメガバンク株の動きに注目するつもり。
したがって来週の日経平均は、理由はどうあれ米国と為替に引きづられて軟調に推移するということで・・・
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日経平均株価6月29日引け値:¥22,300
ドル円:109.50

を予想する。ちなみに下値は22,000割れがあるかもしれないと思うけど、29日が上昇の特異日なので。
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トランプ政権の貿易戦争は、企業業績云々以前に投資家のマインドを冷やす可能性を見るべきだったか?と思い始めた。どうも、米国がいくら輸入関税を課そうが何をしようが、ドル高になってしまえば、何の意味もなし。結局は失敗して墓穴を掘るのが関の山なんだけど、だからこそトランプもムニューシンあたりも、為替に口先介入をしてくる可能性は十分にある。とにかく格好としては力でねじ伏せる、みたいな感じになるんだろう。

結局は、夏相場は膠着した状況なんだろうし、この円安では日本企業の業績も悪くはないだろう。だから目先は貿易戦争を織り込む週となるに違いないけれど、マインド的に株価は「買いが入りそうにない」から、下げるんじゃないかと思い始めた。


なので、買い持ちしたポジションは明日早々に解消して、基本は売り処を狙う戦略に変更しようと。相場がこう着するというか、揉み合いから下げ気味に推移しそうで、こんな時は中・小型株という意見も多いみたいだが、今日いくつか選別してみてピックアップをしてみたものの、非常に買い辛いんだよな。下げ止まらない機械株や半導体株も実にイヤラシイし、金融株はいよいよ底抜けもあるかも。

6573 アジャイルメディア・ネットワーク SNSマーケ
6555 MS&Consulting 覆面調査
7745 A&D 計測器・健康器具
6787 メイコー スマホ・自動車向け基盤
4323 日本システム技術 期待は医療系のビッグデータ解析(5月法改正)

6977 日本ケミコン 電解コンデンサ最大手(独禁法で虐められまくってる)


金曜のダウの戻しはMSQのため。ここから上となると、材料が必要かもしれんけど、新値を獲ってるNASDAQが調整を始めたら、一気に崩れることもありそう。とてもじゃないが、買い持ち出来る地合いじゃない。

そんなことを考えながら、これからドイツvsメキシコを観戦予定!(苦笑)
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訂正予想
日経平均株価6月22日引値:22,500
ドル円:¥110.50

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日本株を読め!【2018.6.16】貿易戦争を織り込む週

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前週日経平均予想 ¥23,200 6月15日 日経平均引値 ¥22,851

米政権の対中輸入制限(関税)のニュースは14日には「トランプ大統領承認」という形でザラバ中に出ていたが、ダウはほとんど反応することはなかった。そして15日になっても日本市場は無反応で¥113高、だが日本市場の大引け後いきなりダウCFDが急落した。この日米市場の推移からして、昨夜(15日)の米国市場の急落は「米中貿易摩擦」を嫌気したというよりも、米国のメジャーSQ算出のための下値誘導である可能性が高かったのではないか?なので、一時▲$250以上の突っ込みを見せたダウも水準が定まってくるとテクニカルリバウンドとなり▲$84まで値を戻したという経緯だった。ナスダックは▲0.19%、S&P500が▲0.10%まで戻したがダウは▲0.34%であったこともそれを裏付けていると思う。
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米国は中国に対して500億ドル相当の輸入品への関税賦課を決めた。これに対して中国は同相当の米国からの輸入に対し関税賦課することで対抗。するとトランプ政権は第二弾として1000億ドル相当(倍増)で関税を検討すると発表。さらには自動車に関しても輸入制限をちらつかせて、対してドイツ・メルケル政権は対抗すると抗議した。だが、関税率等々は発表されておらず、現段階では「トランプ流ディール」の域を出ていない。また、実際に発動されても経済に対する影響は軽微・限定的であるわけで、徐々に絶好調と成り始めた米国景気がポジティブに受け取られることになるはずだ。
(米国ダウ日足チャート)
ダウ6-15

トランプ政権の対中関税措置は、いささか具体性に欠けるとともに米通商代表部の発表では340億ドル相当を7月6日に発動し、残りは今後見直すとしている。また、それがどのような形式、期間、関税率をさして表現している金額であるのかも不明瞭で、実際には経済への影響は極めて限定的である。
そうした状況を15日の米国市場は徐々に織り込みに入ったと見る。
ダウの日足が米国経済の状況を表しているとすれば、25日線まで急押しの後、値戻しをしたことからも株式市場は冷静に判断していると言えるし、ニュース・政策の割りには影響は限定的であることが、判った以上、さほど懸念する動きには成りそうにない。実際ダウは短期のGCとなり戻り基調を強めている形で、少なくとも中間決算の6月末までは大きな値崩れは発生しないだろう。

(日経平均日足チャート)
にっけ6-15
 

日本市場も同様で、しかも現状の為替水準であれば、主力企業の想定レート(¥105~¥107)を十分に上回る水準であって、今期業績の上ブレ予想の中にいる。そのことが日経平均株価を支える材料になっていることは言うまでもないが、7203トヨタ自動車の株価の動きからして自動車関税の落とし処は見えてきてるのだろう。今の買い主体(海外ロング?)は強気でトヨタを買っている。
日足チャートでは75日線の傾きが反転し、25日線上での動きとなったことで、株価は上昇基調にあり、来週週初に微調整をして25日線を維持するようなら、年初来高値を意識する動きとなる可能性は十分にあると思う。なので基本はアップサイドであると考えられる。

FRBが利上げを行い、なおかつ年4回の利上げ方向を否定しなかったこと、ECBが来年夏まで金利を据え置くと異例の宣言をしたことは、株式市場にとって非常に大きなファクターだろう。少なくとも米国経済は本格的なインフレ基調と成りつつあるし、欧州も(欧米貿易摩擦は)インフレ圧力となるだろう。貿易戦争は共和党の中間選挙対策であって、勝手にやらせておけばいいとマーケットは割りきるのではないか?
貿易戦争は自国(米国)経済にとってプラスにはならないことくらいは政権も十分に承知しているだろうし、現状ではトランプ減税効果がこの下期以降ますます顕著になってくることを考えれば、多少無理しても票を獲りに行けるという判断なのかもしれない。そうした米国の政治的な動きに対し、株価は上下動を繰り返すけれど、この局面での下落は怖くはないはず・・・。なので、来週6月22日の日経平均株価は・・・
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日経平均株価:¥23,200
ドル円:¥111.00

として据え置くことにする。
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日本株を読め!【2018.6.9】上値を試す週 2

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前週日経平均予想 ¥22,800 6月8日 日経平均引値 ¥22,694

個人的には「もっともビビる8日間」と書いて、実際にG7サミットに至る今日までは、大方の予想を裏切らない展開になったと思う。つまり、米国はG7でもまったく「保護貿易主義」を妥協することなく、強硬な姿勢のままG7会場をあとにして、米中会談へと向かった。そして金正恩との会談に臨むわけだが、これもまたこれから始まる核廃棄交渉の最初の一歩に過ぎないと思う。そしてメインイベントであるFOMCでの利上げになだれ込む。
abeabe
(貢物を持参すれば、誰だっていい顔は出来る。だが日本は米国の柵封国じゃねぇぞ!)

こうした流れの中で、米国ダウは一貫して保護貿易をリスクとは考えておらず、また米朝会談を特段材料視してはいない。つまり、今後トランプ大統領は11月の中間選挙を睨んでの票固めをしなければならず、関心は欧州、中国の報復関税とそれに対する米国の自動車関税25%の取り扱いになるのだが・・・。だが、これは10月頃まで揉めた挙句に、ある程度妥協したものになると思うので、株式市場はこの夏に十分織り込んでいくはず。

何よりもその前段階として、FOMCの利上げと債券市場の金利動向の一点に焦点を合わせるべき局面だと思われる(というか、俺が勝手に思ってる 苦笑)

(米国ダウ日足チャート)
ダウ6-8
結局米国ダウは懸念材料を材料視することなく、絶好調な雇用情勢や各景気指標を好材料として反発の姿勢を強めた。

需給的にも$24,700辺りの厳しい領域を楽々と抜け$26,000までの真空地帯へと突入している。そしてかろうじて75日線の傾きを戻しつつ、25日線・5日線とのGCを達成したことで、非常に強いチャートを形成したと言える。難しい局面ということだが、FRBは6月の利上げを躊躇う要素はなく、これでダウは高値へと向かうはずだ。
そうなると年初から始まった調整局面は6カ月の調整の後に再び上昇トレンドに回帰することになる。インフレが徐々に顕著化してくると、いよいよ本格的な株高の可能性・・・最後の1年の可能性も十分に出てきていると判断する。

(日経平均日足チャート)
日経6-8
 為替の影響で米国ダウほど戻り足は強くないが、これで利上げとなると、為替は円安に回帰し、¥112~¥115を目指すのではないか?と想定される。そうなると、主力銘柄に上方修正期待が台頭し、日経平均もまた上値を目指す展開になると考えるほうが自然なのだが・・・。
やはり日本株の場合、どこまで自動車が上値を追うことができるかで決まってくるという側面は否定できない。

また、保護主義の観点から、円安・ドル高への懸念発言も米国政府から出てくる可能性もある。したがって、この局面では、金融株が市場をけん引する形にならざるを得ないと思う。ある意味ではFOMC後の金利動向によって、どれだけ為替が円安に振られるかが焦点になる。

日米の株式市場だけを考えるならば、ここはどう見ても上値追いをするしかない局面ではあるけれど、そうなればなるほどに欧州懸念は高まるだろう。イタリアの新政権はみずからポピュリズム政権と名乗り早くも財政拡大による金融緩和を標榜し、EUの引き締め姿勢を否定した。これによって再度イタリア国債への懸念が高まるとともに、米国の自動車関税議論が収まらなければ、依然として欧州は危機的状況を脱することはあり得ない。また、破綻懸念が高まっているドイツ銀行も、コメルツ銀行との合併に関しては、コメルツ側が良い反応を示していない。つまりは、ドイツ銀行の保有するデリバティブへの懸念はまったく和らいではいない状況だ。

そうなると、欧州危機によって、株式市場は急落の懸念を払しょくできる状態にないことは確かで、あくまでも上昇期待は短期的なものと捉えたほうが無難だと思う。実際、日米市場ともに、先物による吊り上げという側面が大きく、ロング勢は依然として動いてはいない。
以上の観点から、来週の日経平均株価は・・・
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日経平均株価:¥23,200
ドル円:¥111.00

を予想する。
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日本株を読め!【2018.6.2】上値を試す週

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥22,200 6月1日 日経平均引け値 ¥22,171

イタリア政治不安が表面化してそれを材料に下値を伺った欧米の株式市場。前週の予想通りこれが材料にされて思わぬ押し目を作ったわけだが、連立政権樹立という落ちが付いて欧州市場も米国市場も急激な戻り相場となった。だが、肝心のトランプ大統領が仕掛けた貿易戦争は、キナ臭い状況であるにも関わらず完全に無視された格好なのが合点がいかない部分。G7でもムニューシンが孤立していると伝えられているが、そもそも鉄鋼25%、アルミ10%の関税は欧州にとってはさほど影響はないと言われているから、たとえ報復関税を発動しても絶好調の米国経済に対する影響は軽微という見方だそうな。
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(危機的状況なドイツ銀行)

現在米中貿易交渉が4日まで継続中で、7日に安倍首相が渡米しての日米首脳会談、12日には米朝会談が開催されるらしく、12-13日はFOMCがあり、その辺りを睨んだ相場に来週は突入することになる。特に日米会談では、自動車関税に対する自制を求めに飛んでゆくということで、流石に政権を支えるトヨタの要望は無視できない?

米国景気は絶好調で、それについてゆく日本企業もまた状況は悪くないし、おまけに円安基調継続で政治ノイズさえ入らなければ来週の相場は上値を模索すると思われる。

(米国ダウ日足チャート)
ダウ6-1
先週は、米中貿易摩擦、そして欧州政治不安が材料視されて2本の陰線を引いた米国ダウだが、結局下値を試すものの、$24,200にはタッチすらせずに、好調な雇用統計で切り返した格好。5日、25日、75日の3線が集約したポイントで3線を越えてきた意味は大きいと思われる。上値は軽くはない株価の位置ではあるものの、来週は再度上値を試す展開になることを暗示している。
この局面、おそらく買い決めポジションであると思われ、6月末のファンド決算に向けて株価を化粧したい意識は十分に感じられる1日の値動きだった。仮にそうなれば非常に良好な形での短期GCとなることも見逃せん。

(日経平均日足チャート)
日経6-1

一方の日本市場は、約2ヶ月間の戻り相場を演じた後の調整局面となっているが、来週の週初は¥200GUでのスタートになる。そして戻り相場を演出する銘柄も自動車、メガバンクと役者が決まって、なおかつ半導体関連が日経平均を押し上げることは決定的になった。
したがって、大きく乖離した25日線と75日線の距離が縮小する方向で、米国株の後追いの姿勢を明確にすると思われる。ポイントは、血相を変えて渡米する安倍首相の頼みをトランプが聞き入れるか否かで、大きく買われた7203トヨタが上値追いをするかが非常に重要な鍵になる。
いずれにしても、7日(木)に日米会談が行われ、好感するような方向が打ち出せると12日の米朝会談もポジティブ視されることになる。

(ドル円・日経平均比較チャート)
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先週は日経平均が貿易戦争懸念とイタリア政治懸念で下値を試したことで、急激にドル円との乖離が縮小した。基本的にこれ以上日本株を売っても外資にとっては旨味はなく、仮に貿易戦争や制裁関税で下方にオーバーテイクしても急激に戻ると予想される。つまり、海外勢の姿勢から、今の位置から日経平均が突っ込むようなことがあれば、全力買いで対処し、基本は来週は買い転換すると思われる。

相場が「買い」になれば、多少のネガティブファクターは無視されるようになる。本来であれば、ドイツ銀行の危機が再燃し、鉄鋼・アルミ関税の影響が高いドイツに対してネガティブな状況下にあるために、欧州懸念はきっちりと収束と言うわけにはいかない。現在のドイツ銀行は2年前に危機以上に深刻な状況に立たされていて、同行不安が再燃すると(しつつある)イタリアの金融機関に飛び火する可能性が非常に高い。その場合、イタリア政治危機以上の欧州懸念となると思われる。これが現時点での最大のリスクと言え、「買い」は過度に楽観できない部分もある。
したがって、日米市場の状況は「買い」であるものの、外部ノイズの影響は常に監視すべき局面。なので、来週の日経平均株価は・・・
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日経平均株価(6月8日):¥22,800
ドル円¥110.00

を予想する。
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日本株を読め!【2018.5.26】日本市場独自調整の週

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥22,800 5月25日  日経平均引け値 ¥22,450

先週の米国市場は週初に5日線を上回り上昇を見せたが、その後は終始調整含みで揉み合う展開になった。そして週末にかけて輸入車関税25%の検討開始、米朝首脳会談中止と伝わり、また米中貿易交渉が妥協点を見いだせず暗礁に乗り上げた格好で、株価は戻り一服となった。一方日本市場は3月26日の反転から5月22日まで約2カ月間続いた一本調子の上昇に待ったがかかった格好で、23日、24日と窓を空けての下落に見舞われた。急落の原因は、円安に拍車がかかり我慢できなくなった海外勢が利食い売りに傾いたことであって、懸念はあるものの、米国の自動車輸入制限を意識したものとは一概には言えない。
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日本ではとにかくメディアの程度が低く、連日大騒ぎしているのは取材経費のかからない国内ネタばかり。日大アメフト騒動、モリカケ騒動・・・。それ以上に重要な防衛省のPKO日報隠蔽問題すらもとくに報道されない始末。なので、日本の投資家にとっては、米国市場の軟調や、日本市場の下落に関して相当な違和感を感じていると思われる。しかし、欧州をみればイタリア、スペインのEU離脱問題が再燃することは確実で、EUの弱体化懸念は相当に高まっている。そしてトルコ・リラの大幅な暴落は今後の新興国からの投資引き揚げを示唆しているし、中東はいつ大規模な戦争状態に突入してもおかしくない状況。米中貿易交渉の不透明感もあり、世界経済の将来懸念は大いに高まっている。そして米国の自動車輸入制限(25%関税、環境規制、安全保障規制)は、日本経済にとって相当に厳しい状況が想定される。その状況にあっての株価軟調なのだろう。

(米国ダウ日足チャート)
ダウ5-25
様々な懸念はあるものの、米国ダウは戻り高値を試す姿勢にあることは日足チャートが物語っている。早々に25日線を上回った後、一気に75日線を越える上昇を見せたことで、日柄をかけて75日線の傾きは反転の兆しが見えている。

したがって、ここから再度上昇となれば、25日線と75日線の力強いGCと成り得る位置である。23日の陽線では出来高が増えており、ここから上値を取ってくることは、テクニカルでは濃厚と判断できると思うが・・・。
米国債金利の低下と株安が意味するものは、リスクオフであって、サウジが原油減産を解除する可能性が出てWTI原油価格が急落したこともリスクオフを助長する動き。したがって来週の米国ダウはナーバスな株価の動きになると思われる。

(日経平均日足チャート)
にっけ5-25
一方の日経平均は、長い上昇を経て株価調整となった。上昇の主要因は円安であって、主要企業の今期想定為替レートが¥105~¥107ということで、今期予想を保守的と評価された。

が、しかし、円安の進行とともに株価上昇で、海外勢の為替差益が拡大したために、利食いされたという側面は否定できない。要するに先週来の先物主導による日経平均の上昇は、「売りたい強気」であったのだ。そこに米国の自動車輸入関税に対する懸念が売りに拍車を掛けたという構図だろう。
したがって来週の日経平均は、戻れば売られるという軟調な展開が継続すると考えざるを得ない、かなりナーバスな展開になることは、間違いないと考える。

(ドル円6ヶ月比較チャート)
どるえん5-25
日経平均とドル円が乖離するように海外勢は先物を弄ってくることは、下降トレンドに転じた日本市場では常套手段となっている。今回、4月ー5月にかけての違和感のある日本株の上昇は、失われた為替とのかい離を演出するためのものだったと個人的には考えており、中間決算前のこの時期は売られやすい地合いが継続すると見る。特に円高方向に為替が動けば、急落する可能性も大きい不安定な時期となるかもしれない。

したがって来週の日本市場は米国ダウとかなり異なった値動きになる可能性が高いと思われる。つまりダウが上値追いをする局面であっても夜間では重い値動きとなって、翌日の為替動向によっては売られる可能性も視野に入れざるを得ない。したがって、来週の日経平均株価は、独自の値動きでの揉み合いになると考え・・・
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日経平均株価:¥22,200
ドル円:108.50

を予想する。
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日本株を読め!【2018.5.19】米中協議とEU懸念が芽生える週

カテゴリ:
前週日経平均予想 ¥23,000  5月18日日経平均引値¥22,930

珍しくというか、先週の「日本株を読め」は、株価だけでなく地合いのコメントに関してもほぼスバリ的中したと思っている(たまにはこういうこともある!?)。その要旨は米国ダウに関しては、米国債10年物金利が3.100%を目指すが定着出来ない場合はレンジ相場入りとなる、と言うもので、日本市場に関して言えば為替次第の相場で、¥110を越えてくるようだと高値を目指す展開もあり得る、と書いたが実際には3月末から続く上昇相場は、極めて堅調に上値追いをしてきたと思う。
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その意味では、米国債10年物金利に関しては、3. 126%をつけたものの其のレベルでは買いが殺到し、現時点では3.060%まで押し戻されている。この局面では、3.000%は下のレジストラインとして機能しそうでもあるので、来月のFOMCを意識しつつ再度上昇に転換すると思われる。そして、ドル円は¥111.09を付けて米国長期金利の低下とともに¥110.61まで押して見せたが、来週は再度円安方向に切り返すと見る。
(米高ダウ日足チャート)
ダウ5-18
米国ダウもようやく下降トレンドの上値レジストライン突破を決定づけるような値動きになってきた。75日線を越えてきたことで、戻りを試す資格は十分にあると思われるし、少なくとも年初来の展開では「セルインメイ」の理由が見当たらないと思われる。

ただし、ここから上値追いするというのは、あくまでも米国市場が金利上昇を容認するという仮定の話であって、現実には金利上昇に伴う債券市場の動揺が表面化する可能性は十分に高い。サブプライム自動車ローンの延滞率はリーマンショック前を越えているし、学資ローンの延滞率も上昇している。さらに都市部では不動産市況の高騰によって弊害が出ており、雇用情勢は極めてひっ迫している。この状況を打開するには賃金の上昇以外にないが、それにブレーキがかかるようであれば、懸念は一気に高まるだろう。したがって、企業決算も終わり、今後は経済指標でインフレを確認しつつ、6月のFOMCを迎えることになる。そこまでは少なくとも急落の場面はないかもしれない。

(日経平均日足チャート)
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一方の日本市場は、相変わらずドル円次第だろう。企業業績に関しては今期予測は期待を裏切る結果になったものの、間もなく業績の上方修正期待に変わるはずで、そうなると嫌でも相場は上値を追い掛けるだろうと思う。すでに2カ月近くの上昇相場を演じてる日経平均だが、現時点で為替以外に問題点は見当たらないが、日米通商交渉が表面化したり、米朝会談が実現しない場合には、25日線までの押し目はあるだろう。なので、主力銘柄が軟調になったところでは、中小型株への物色で凌げる展開かもしれない。

さて、来週の一番の懸念は米中貿易交渉の行方イタリア政治情勢と言うことになる。今回の米中協議に関しては早くもトランプ大統領が妥結するのは難しいとコメントし、合意は極めて困難な状況になっている。中国は今回の交渉も具体的な期限や数値目標の設定を拒否し、のらりくらりと逃げる戦法に出ただけでなく、北朝鮮の態度を硬化させ、米国に圧力をかけた。しかし、それは中間選挙を控えたトランプ政権には逆効果で今後は難航するだろう。これを米国市場が織り込むのは、なかなか大変だと思われる。
またイタリアに関して言えば、報道されないものの、イタリア国債の金利の乱高下を見るだけで、リスキーな状況は理解できる。総選挙の結果、連立政権を組む「五つ星運動」と「同盟」は反EUであって、EUの枠組みを無視する構えである。大幅な国債増発を行えば金利は急上昇し、厳しいインフレに見舞われるだけでなくECBのユーロ圏決算システムは機能不全に陥る可能性がある。したがって堅調な上昇相場の日米市場と言えど、地合い悪化には抗えない。 

よって、来週の日経平均株価は外部要因による調整含みと考えるべきで、
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日経平均株価:¥22,800
ドル円:¥110.00

を予想する。
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株太郎が推奨。主力株短期投資のバイブル。2018年相場は難解!従来の手口では勝てない!?だから信用テクニックが必要!
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