おはようございます^^

パウエル議長はポルトガルでの年次フォーラムで、まったく意味不明の発言を繰り返している。
曰く・・・

「堅調な労働市場を維持しながらインフレを2%に低下させることが出来る」

これはFRBが終始発言していることだけど、金融引き締めで景気を悪化させることでインフレを抑え込むと言うことからして、失業率の上昇を4.1%に抑えるということの、根拠は全く示されていないし、数字的にも合理的な説明が全くできていないんだよ。
だからこそ、市場は疑心暗鬼になってるわけで、多分(パウエル議長の発言を)信じられないんだろうと思うしね。


また金融引き締めに関して

「成長ペースを落とし、供給が追い付けるようにすることが目的」

と言うけれど、供給が需要を大幅に上回らなければ、インフレは低下しないのは明白だけど、そのもK表っていうのは常に遅行的なデータ(経済数値)で判断するしかない。昨年からのインフレ対応が失敗したのは、こうした遅行的経済数値におんぶにだっこしたらかじゃないのか?と思うけどね。
それには、FRB自体、あまりに政策的なロジックが欠けていると感じるけどね。

「消費(家計)は底堅い」と言うけれど、現実の消費実態を分かっていないね。貯蓄はほぼ底をつき、カードは目いっぱい使ってる。マジでこれ以上使ったら個人はオーバーローンで立ち直れなくなる。みんな米国ではカードはリボ払いが標準的だから、利上げでこれからヤバイ状況に陥るのよ。

そんなこと、FRBのお偉いさんたちには関係ないことだろうけど、米国経済にとっては最重要ポイントじゃんか!

まぁ、FRBのインフレ対応はまたまた大失敗すると思うよ(苦笑)