おはようございます^^

いやはや、この2日間の米国市場は荒い値動きだったねぇ・・・。でも日米その他米国の同盟国や米国を支持する国が石油の国家備蓄を放出するという選択は、後々禍根を残す気がするし、すでに原油価格はそれを織り込んで上昇に転じたしね。地球温暖化対策で一方的にOPECプラスを苛めるから彼らにしてみると「増産なんかしないよ」となる。それどころか減産もしかねない状況だからあまり(備蓄放出は)効果がないんじゃないかな。

特に日本のように中東地域に大半の原油を依存していると、後々揉めるんじゃないかって思うけど。バイデン政権はインフレを抑えるには原油価格を下げることだ、ということで躍起になってる。でも、そんなに簡単じゃないと思うけどね。


さてそれにしても日本株のこの値動きはどういうことやねん!とにかく一方的に売られるばかり。この2日間の日経CFDを観ててもプラスになったのは僅かで、すぐに売られる、の繰り返しだった。原因は分かってる。

米国債10年物金利が本格的に上昇し始めた。となると、ドル円はますます円安方向へ行くから、日本の輸入物価が上がってしまう。インフレに拍車が掛かるという見方なんだと思う。日本の場合インフレじゃなくてスタフレになるからね。(本当になりそうだけど)自動車以外は嫌われちゃってる。

一方米国ではパウエル再任になって12月のFOMCに対する懸念が台頭してる。テーパリング規模を拡大するかも、ということでそうなると利上げが早まる、という懸念に直結しちゃうから。

ちょっと年末までの株式市場は厳しそうだな。