おはようございます^^

正直、どうあがいても米国市場は下落だろうと思った。CPIの高止まりが確認され、なおも年末にかけてはさらなる上昇圧力があるわけで、この場面では買えないだろうと確信してたけど・・・。相場ってのは、そう思った時は得てして逆目に出るものってことだね。

最大の誤算は米国債10年物金利が低下したこと。ほぼこれがすべてだと言ってもいい。理由はよく分からないけれど、とにかくCPI発表後、1.500近くまで下落した。それで安心感がでたというか、株式市場はジワジワ上昇してダウはほぼイーブンで引けた。


テーパリングは今までにないスピードで約半年間で資産買い入れを終了するというもの。月に米国債が100億ドル、MBS(住宅ローン担保債券)が50億ドルで、これはほぼ決まりだろう。いままで無制限に市場に供給され続けた資金の蛇口が異例の速さで締まる。このことについて株式市場はかなり楽観しているのだろうと思う。これは何かあってもFRBは助けてくれませんよ、という合図なのにね。

というわけで、勝負に出たポジションはほぼ全滅してしまった。

まだ今日がPPI(卸売物価指数)、明日が小売売上高とニューヨーク連銀製造業景況指数、ミシガン大学消費者態度指数が出る。それでもこの楽観が続くかな?