400万を軽く超えたビットコインだけど、この動きを見ているとなかなか面白いね。株式市場よりもナーバスになってるし、状況に敏感な動きをしてくれる。

仮想通貨がこういう動きをすると言うのは、投機以外の何物でもなくて恐らく株や債券、先物といった金融商品はあまり儲かりそうにないんで、ビットコインをやっちゃおう、という投機的な動きだと思う。いま、中国からの資金流出がトランプ政権の政策で相当に難しくなってるんで・・・。明らかにウオール街の仕業だと思う。

けれども英国金融当局は「全損覚悟」と警告を発してる。

仮想通貨への投資「全損覚悟を」英金融当局が警告



こんなニュースはいまのバブリーな状況では無視されがちだけど、英国は何か掴んでると思うよ。根拠もなしに出せるメッセージじゃないしね。昨日にかけてビットコインは暴落してるけど、何処かの大口が大量に投げた形跡がある。こんなのを単純に利食いと見るか、はたまた何か裏にあると見るかで、株式市場のスタンスも大きく変わってくる。

一応米国債10年物金利を見る限りは、リスク投資に対する強気姿勢の巻き戻しは始まってないと思うけど。それでも今の株式市場の水準は十分にバブルだと思うし、買い向かうとすれば20日過ぎてバイデンが新大統領になってからで十分。

いま買ってるということは、相当に楽観的というか・・・。

さて今日あたりのこの日経平均の動きはね、情報封鎖の賜物だろうね。常に株式市場には「相場の先行きを左右するような価値ある情報」はないと思うけど。こうやって日経平均を吊り上げて、このあとどうする気なんだろうね。