相場はもはやバブルに突入したと言ってもいいのかもしれない。というか、従来の経験則に基づいた相場の予想が全く効かなくなってきてる。いまの日本市場の過熱感はほぼピーク、というか今日の前場の段階では完全にピークに達してる。これがもしも、急落相場を誘うことなくこのままいくようであれば、これはまさにバブルとしか言いようがなくなってくる。

で、思い出してみると、あの日本のバブル相場も初期段階から中盤戦にかけては、ある程度相場らしい値動きをしていたと思うし、上がれば利食いが出る、下がれば押し目買いが入る、というのを繰り返してたもんだ。

今の日本市場は立ち上がりと言うこともあって、これがバブル入りするのかは誰にもわからないけど、バブル相場になる素地は十分すぎるほど揃ってるよ。もしかしたらあの日本のバブルよりも可能性は絶対的に高いと思う。

この勝負、本線は厳しいくらい押してきた時に始まると俺は感じるね。



その意味では、やっぱり米中対立だと思う。今日全人代は閉幕したんだと思うけど国家安全法は採択されただろう(中国にNOはないから)。それに対して香港人権法案を持ち出す米国は、制裁を加えるとしている。

トランプは「厳しいものになる」とツイートしてるけど、俺は結構、今回だけは信じてるのよ。なぜなら、トランプが秋の大統領選挙で再選を果たすのは、民主党のバイデンが「黒人発言」でこけてる今、世論を味方につける絶好のチャンスだからね。

ここで厳しく出ると、すでに10万人もの死者を出してる米国の反中世論は一気に盛り上がり、トランプは再選に大きく前進するだろうから。トランプにとっては千載一遇のチャンスなのよ。逆に骨抜きの制裁なら敵であるバイデンが域を吹き返しかねないのよ。

なので、この嵐の中、性懲りもなく売りポジションを建てて週末勝負に挑むよ。