そろそろ本気で投資方法を変えないと、このままでは身が持たない気がするし、ザラバ張り付きできなくなる事情も出てきたんでどうしようかいろいろ考えている。

この5年間ずっと短期トレードで来て、4年くらいは空売り専業のような感じで短期に徹してた。その理由はあまりにも日米市場が連動性が高かったこと、(トランプツイートなど)あまりにセンチメントに左右される動きをしていたこと、そして堅調な上昇相場が突如崩れる際に巻き込まれたくなかったこと、など理由はいくらでもあった。

もちろん今回の新型コロナ暴落にも巻き込まれていないし、2018年のブラッククリスマスも何とか回避できた。

しかし、今回の暴落は世界のリアルエコノミーを変質させるほどの大きなショックだったわけで、すでに世界中の中銀から途方もない資金が放出されている状態だからね。これは新型コロナ暴落前と全く状況が異なると見るべきだ。



リーマンショックで全世界の金融が苦境たった時、世界の中銀は(今回より金額は小さいけれど)同じようにQEをやって金融システムを中銀主導で回復させたわけだよね?

でも今回は、傷ついているのはリアルエコノミーであって金融システムじゃない。となるとFRBパウエル議長が言うように「財政政策当局にかかってる」 と言うことになるよ。

ところがさ、財政政策だけでなく政治が絡むのが時の政権というわけで、ここが一番厄介な部分。 リアルエコノミーが悪い上に、米中対立が絡んでくるとなると、ますます先が読めなくなる。そのくせ、株価は資金が豊富だからボラティリティが高いまま。

そうなると、株ってどうしても投機にならざるを得ないよなぁ・・・。 

投機になれば度胸のある個人投資家の中にはひと財産築く人も出てくるだろう。けれどもそれは完全にギャンブルだからね。いまの小型株の中には物凄いチャートがいくつもある。大きな資本がやりたい放題やってる結果だろうけど。


たとえばGSが時価総額500億円程度の小型株を弄って負けると思う?大抵の人は「負けるはずがない」と思うだろうけどね。買うのはいくらでも買えるけど、利食いするのは容易なことではない。大口にとってもかなりリスクを取っての小型株相場なのよ。


ちょうど個人投資家が新型コロナの巣篭もりで証券市場になだれ込んだらしいけどね。運よく戻り相場になってるからトントンと儲かってるだろうと思う。けれども最初に儲かってしまうと、止めれないのが人間の心理だよね。

まず間違いなく多くの人が丸焦げにされるよね。


けれども俺の主戦場は225主力株だからね。いまもっとも先行きが不透明で予測できない銘柄群なのだが、この動きが最近変わってきてる。トランプ相場のようにセンチメントに左右されなくなってきてるしね。ファンダメンタルズもとにかく経済や企業業績の落ち込みが激しい過ぎてね参考にならん。

失業者も溢れて物価も上昇しない。もちろん新型コロナ収束が見えたわけじゃない。ということは従来の見方からすれば、今の株価は日米ともにバブルだと思う。

たとえば米国市場はFRBの追加金融緩和を待ち望んでると言うことだが、裏を返すとそれがなければ維持できない水準にあると告白しているようなもの。けれどもFRBが動けば株価は上昇しちゃう・・・。そういう部分って読めないんだよね。

やはり分からない相場の海で泳ぎたくないってのが本音なんだよね。そろそろ、俺自身投資法を変えなきゃならない時期にさしかかってるかな?と思ってる。