「株修羅本家」にも書いたことなんだが、今日の後場は、短期の買い方にとっては絶好、というか鉄板の買い場になった。と言っても処分売りの厳しい小型株はちょっと難しいかもしれないけれど、中大型、225主力などは、もう買うしかないと言える相場だった。

その理由は、大幅高してた日経平均を、クルーズ船の感染者2名がお亡くなりになったというニュースが崩したから。ザラバ観ていて分かったと思うけど、完全に売り叩かれた格好だった。少し冷静に考えると、このニュースで相場が崩れると言うこと自体、まったく理解できないことであって、敏感になってるセンチメントをおもちゃにされたと思っておいた方がいい。


なので、ザラバ中ダウCFDもマイナスしたけどあれは、単純に連動しただけ。米国市場にとっては今日のニュースは全く関係ないので。

そんな中で観るべきはドル円がどう動くかだったが、ほぼ動かない。と言うことは、ドル円が¥111.50なんてことになってる相場なので、日経平均は¥24,000楽勝クリアみたいなことになっても、まったく変じゃない。とにかくそういう水準のドル円があるということだ。

ならば、この下げは買いで対応、は正解だと思う。もちろん短期派だけだけどね。

で、日経平均が明日以降上値を追ったら、それが死に花になる可能性が大いにあると思うわけ。できれば日経平均¥24,000まで行ってもいいから、その辺では多少のぶれは気にせずに売り建てる価値は十分にあると思う。

今の揉み合いで、売りで獲るのは結構難しい。けど、買いで獲るのはもっと難しいと思うのよ。

大引け後、日経平均CFDなんか上に行きたくて仕方ないという感じ。そりゃ¥111.777じゃそうなるって。ドンドン行け~~~っと言う感じだよ。¥112.0も十分にありそうで、その上もあるかも。¥113.0、¥114.0まであるかも。


だが、多分あるところまで行くと日経平均自体は上昇が鈍くなるはず。内需物が売られて足を引っ張るからね。けど、インバウンドは意外に早く復活する可能性もあったりね。

この為替操作は2種類考えられる。一つは意図的に円売りドル買いをやって、たとえばGPIFが外債を大量購入するとかすれば円安になる。もう一つは海外勢が日本経済に見切りを付けて売り始めちゃったってこと。一見、円安になればなるほど株価が上がるように感じちゃう。けれども、円安は株よりも債券価格に厳しいわけよ。そういう金融のバランスが崩れるようなら、それを察知した株式市場もまた売られることになる。

その典型が日本製鉄とかJFEとかの株価だよ。

¥10くらい円安になっても業績うの穴は埋められなくなる、となれば、日本株も暴落モードに突入だろうから。このところの(日本株に対する)海外勢の変調は・・・、たとえば全く買いが入らないメガバンクとかもかなり変だもの。

やっぱね、そう考えると、中国発世界大暴落ってのは、絵空事とは思えないね。

そのチャンスをしっかりと掴みたいぜ!(苦笑)