今日は日本市場は休場。またしても肝心な時に、祝日ということで相場が開かない。そうこうしている間に、既にCFDで¥200以上の上昇になってしまってるよ。売り方としては最悪の1日に成りそう。この状況でナスダックもS&P500も市場最高値を取ってきてるから、ダウも追従することは確実で、遅くとも今夜のザラバで市場最高値を更新するだろうね。

となると日経平均もホイホイ後追いしちゃって¥24,000に近付くのかもしれない。いや、超えるかも。

(溜息)

ある記事で、何やら某コンサルタントの人が「株価は不吉な予測ではなく人々の不安で暴落する」なんて得意そうに書いてたなぁ。これ、まったく意味のわからない言葉遊びのようなもので、説得力なんか全然ない。適当なこと言ってるなぁと思う。

今回株式市場が日米ともに上昇する理由って何?

もちろん、俺には分からないから、売り建てて丸焦げになってるわけだけど(苦笑)けど、この場面でたとえば、相場が下落すると「正常に戻った」って感じるよ。

だいたい今の上昇っていうのは、もう理由とか説明が付かない部分が多い。単純に有余る資金を使ったウォール街のマネーゲームにしか見えん!


たとえば、昨夜のトランプの予算教書の内容だって、福祉予算を大幅に削って軍事費を増やすと言ってる。それを株式市場は好感するって言うのだから分からない。福祉予算を削ると消費にネガティブな影響が出る可能性があって、軍事費を増やしても消費効果はほぼない。ならば国内消費が命の米国経済に対して少なくともあまりいいものじゃないってならんのか?

新型肺炎で米国企業も結構な悪影響が出るだろうし、このままでは中国からの輸入もままならないし、やはり消費に対して悪影響でしかない。

だいたい、今の株式市場に出回ってる情報ってのは「嘘・フェイク」ばかりで、それでも株式市場は建前で値動きしてきたんだ。たとえば、中国の経済成長なんかフェイク三昧なのに、今年は6.5%と予想以上に堅調だ、とか言って株価が上がる。今回の新型肺炎でも、感染者も死者も米国のインフルエンザよりもはるかに少ないから大したことない、って理解しちゃう。

けど、今回の新型コロナに関しては、変異するには余りにも大きすぎる、通常では1万年かかってもこれほどの変異は起こり得ない、みたいな事が科学的にも分かっていて、これは中国当局がコロナウイルスを弄りまわした結果できちゃったもの、作っちゃったもの、と考えないと筋が通らない。カナダからSARSウイルスが中国人によって持ち出されたことは、事実で動かしようがない。

要するに、株式市場は、今回の新型肺炎騒動は無視することに決めたってこと?経済に影響が出ようが、一時的なことに過ぎないと解釈しようって決めたんだね。誰が?ウォール街が、だよね。


だから、今の株式市場ってのは、ウォール街がどう決めるかの予想合戦でしかない。当のウォール街はマネーゲームにしか興味はない。新型肺炎なんて中国人が何人死のうと関係ないし、中国国内で経済がどうなろうと、ドルが毀損しなきゃ何の問題もない。

しかもこれだけ短期間にジャブジャブと人民元を金融緩和した(すでに25兆円以上)にもかかわらず、人民元は安くならないというとんでもない現象もでちゃって、これじゃ株式市場も為替も、もはやマーケットとして機能していないんだろうね。

話を戻すけど、これで株式市場が暴落すると、「株価は不吉な予測ではなく人々の不安で暴落する」ってことなの?

まぁ、一般の投資家なんて適当な情報で煽ってればいいや、みたいな。それでショートで儲けたければ、そういう演出をすればいいや、みたいなね。

人々の不安で暴落するわけじゃない。暴落したら人々は不安になるのよ(苦笑)

日経平均CFDはドンドン上昇中!休場を狙って買い仕掛けてる。浦島太郎みたいに明日は玉手箱を開けたくなるわ。