シミジミと日経平均の日足チャートを眺めてみる。
 3ヵ月日経
この揉み合い上放れ大陽線を作ってしまった日経平均。絵に描いたような上昇チャート。揉み合いを買ってずっと耐えていた買い方さんにとっては、年末の特別ボーナスだね。



金曜の日経平均の爆上げに対して、評論家は「これで年内万全」と言ってます。「高値圏の揉み合いは下落確率の方が高いですが、今回は上でした」と。何お前、結局確率論かよ、みたいな(苦笑)

チャート見ながら、なんでこんな大陽線が出たんだろう?って考えた。

久しぶりに出来高もできた。そして当日の空売り比率は38%台。だから海外勢も空売りしてないし、でも彼らは買ってないと思う。問題はこの後、週明けにどうなるか、だけど彼らは来週はクリスマス休暇を取るから、ポジションを建てるとしてもヘッジポジションだよな。

そして国内資金はどうするか?俺だったら来週は嬉々としながら利食いするだろうね。というか、ここで売らなかったらGPIFなんか罪だよ。

だから、評論家が何を根拠に(確率論?)年内安泰と言ってるのか分からんけど、それを聞いた個人投資家は買い向かうかもしれない。

約一ヵ月の揉み合いのなか、ひたすら売ってたのが、証券の自己勘定、国内機関投資家、そしてGPIF。多分、それを受けてたのが、海外勢だろうけど、彼らだって主力は既に売ってきてる。

そうした一連の流れを考えてみると、ここから年内安泰となるかどうか、分からないよ。確かに日足チャートでは、とんでもなく強い動きになってるし、こんなの観てると買いたくなってくるかも。でも、ここから買ってもいいのか?みたいな、少々醒めた気持ちで眺めたほうがいいと思うけどね。



先週の合意に至るまでの米国ダウの様子を見ていたけど、流石に米国の投資家も「やりすぎたな」みたいな感覚があるんだろう。そして、金曜の米国市場の反応は極めて冷静だったと思う。やはりここにきて、米中合意の内容がまったく進展していなかったことに失望する向きも多い。

そんなの当たり前で、だからこそ、米国ダウは結構な乱高下になったんだろうね。そして結局は、僅かに$3の上昇(ダウ)にとどまった。S&P500は変わらずで、ナスダックは上昇したけれど、SOX指数は大きめにマイナスした。

そして見逃せないのが、米国債10年物金利の下落で、さらにドル円はまたしても¥109.70で跳ね返された。株価が年内安泰と言ってる評論家は、こうした動きになってきて、来週はまた違うことを言いだすのかな?と思ったり。

まぁ、そんなに簡単じゃないし、週初主力は売られるだろうと思うけどね。


今の相場はあまり楽観しないほうがいい。この3ヵ月ほど、日本株が上昇したことさえ、論理的じゃないわけだし、こんな時は、ドスンと来るものだよ。日本経済の現状からしても、また今回の米中合意の内容からしても、日足チャートのテクニカルと近い将来ドスンと来ると予想することは、結構いい勝負だと思うし、年明けを考えたら、後者に分があるんじゃ?

年内買って少々上昇したとして、それって年末ジャンボのようなもので、年内は夢を見られる。でも、抽選日が来れば、現実に引き戻されちゃうと言うことかもね。

ここからは、(内外大口投資家は)みんな買う気に成らんでしょ。

だったら、小型株相場、やってくれるといいね。金曜のマザーズのような売られ方は、凄い残念だよ。