600_phpf20xbX

米国ダウは▲$313下げた。この下げの意味するところは要するに、楽観的になって買いを入れたところで、逆襲(戻り売り)されて終わるよ、みたいなそんな警告かもしれない。

米中貿易戦争は、10月15日までに何らかの合意で片付かなければ、米中の景気に対する影響は拡大するだろうし、その傾向はますます強くなる。これで年内あと2カ月あまりある、生活必需品を含めた輸入品にたいして全面課税されるまでの間、何も起こらないと考える方が無理。

でもそこまでスケジュールされていて、これで米中貿易戦争はある意味では一応の決着で、いよいよ次のフェーズに突入するってことだね。

そこで鍵を握るのがペンス副大統領の演説だと思っていたが、既に始まった!ということだろうね。

 貿易戦争の次に来るフェーズとなると、国防権限法や輸出管理改革法発動によって中国ハイテク企業を抑え込む安全保障問題か、ウイグルや香港、そして中国国内のキリスト教弾圧に対して制裁を課す人権問題のどちらか、になるわけだが、どうやら経済的な影響も考慮してまずは人権問題を持ち出す、ということかもしれない。


「米国務省が中国の新疆ウイグル自治区のイスラム教徒への弾圧や虐待などを理由に中国政府や共産党の当局者に対するビザ発給を制限すると発表したことを受け、終盤にかけて下げ幅が拡大した。」

そういうことだから、10月相場は、油断してると即、嵌る。

さて、昨年のペンス演説以来、改めて日経平均チャートを見てみると、一体どれくらいの個人投資家が、買いで勝ててるのか?と思わざるを得ない相場が続いてる。そしてその傾向は、今後ますますつよくなると思う。

端的に行って、9月以降の上昇相場でさえも、まるまる獲れているとしても今日あたりの下げで、半分は溶ける。そんな時、株価は上昇すると決めると、我慢するしかなくなる。それでたとえ上昇したとして高値水準まで戻ったとしても、まるまる2ヵ月以上は動けない状況になる。

それでいいと考えるなら、何も言えないけれど、資金を増やそうとするなら、やはり今の相場、買いだけでは無理だね。

もしも勝てていないならば、真剣に短期のロング・ショートをやらないとこの先も無理だろうね。

ちなみに日経平均が、戻る唯一のケースは、とにかく米中合意の報道があったときのみ、と考えるべきだと思うけどね。