20170703

香港の行政長官であるキャリー・ラムがとうとう逃亡犯条例改正案を撤回するのだそう・・・。しかし、たとえ今回撤回してもまたすぐに代替の条例を考えてくるに決まってるし、いや、もっと恐ろしい事になるかも。

これで一応撤回すれば、騒動は収まるかもしれないけど、今度は首謀者やら何やら、やたらと検挙されたりね、とにかく粛清じゃないけれど、香港に対する圧力は一段と厳しくなるだろうね。

そうしないと、台湾問題も(中国にとっては)拗れてくる。一応傍目には、デモの勝利、民主化の勝利、みたいに映るだろうから、そうなると台湾も黙ってないだろうし。

でも、冷静に考えると、キャリー・ラムが撤回することを、よく習近平が承知したなぁって思うよな.
まさか、独断専行じゃないとは思うけど・・・。中国にとっては、引けない選択だったはず・・・。

こりゃ、裏になにかあるな。



いずれにしても来週の11日には、香港で一帯一路サミットが開催される。なので、焦ってとりあえず条例案を撤回して事態を収拾し、サミット後にガツンと来るみたいな。それもこっそりと表面化しないようにやってくる・・・。

多分、そんなことだろうけどね。何せ独裁政権だから、怖いね。


と言うわけなんだが、相場のほうはトランプがかなり萎えたツイートしたお陰で(?)、米中貿易戦争がこれ以上エスカレートすることは当面なくなった、ということで、ブイブイと上昇中!

でもね、「来年の大統領選挙までに合意したほうがいい」はないだろ!しかも「再選されたら今度は容赦しないよ」みたいな台詞。まるで犬の遠吠えじゃないか!(苦笑)

でも今度は「手を変え品を変え」だろうけどね。ディールじゃないよ。これからはね。