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(決して堅調とは言えない米国個人消費支出)

前週日経平均予想 ¥20,500 日経平均引け値 ¥21,205

週半ばまで弱含みの米国市場も、木曜、金曜と米中交渉を材料にされ、さらには金曜にイエレン前FRB議長のアシスト発言などもあって、(弱気な景気指標等の)懸念を吹き飛ばして上値追いになった米国市場・・・。

日経平均は月曜の仕掛け売りによる大幅な株価下落にもなんとか耐えての¥21,205で週の取引を終えた格好になった。

ただし、米国市場も今回はどこまで楽観できるか?が焦点で、日本市場では1日の新元号で何処まで上値を追えるか・・・。追ったところで新年度相場では、売り圧力も相当強いので、ここから継続的な上値追いというのも無理があるかも。

日経平均予想は、米中とイエレンなんか読めるはずもなく、¥705の大きな誤差となった。


米国ダウ日足チャート

3-19ダウ
きっちりと75日線に支えられた米国ダウは、とうとう週末相場で25日線もクリアするという非常に順調な買われ方となった。テクニカルでは、月曜に上抜けるようなら、上昇トレンド回帰が決定的になるね。そうなると、$26,000台定着へ6回目のトライになる。

それにしてもパウエル議長と違ってイエレンの発言は市場に対する影響力はてき面だな。実際イエレンは学者なんで、信頼感は相当に強い。そこまでいうなら、米国経済の指標は極めて良好なんだろう。


となると、今後の展開に関して少々見方を変える必要があるかもしれん。チャートでは来週の上抜けが十分に期待できるねぇ・・・。


日経平均日足チャート

3-19日経
さて、一方の日経平均は・・・。金曜の上昇で何とか75日線に辿り着いたと言う感じ。今週は円高が進行したことが足枷になった。ここは株価の踏ん張りどころ。短期GCした75日線の傾きを維持できるかが勝負の分かれ目のような感じだな。

このまま米国市場が新値を獲ってくるようなペースになれば、日経平均は何とか¥22,000にタッチするかもしれん。そうなると、堅調な株価という受け取り方をされて、その場合は消費税増税が決定的になるかもしれない。


いずれにしても、日本株の上がり目は、増税中止しかないと思うんだが・・・。

とりあえず目先は、新元号ご祝儀相場に期待してもいいかも。上がれば地銀やクジラの売りが出るだろうけど(苦笑)

来週(4月5日)日経平均引け値予想

このまま米国市場は上値を追い可能性が高いと思う。来週は取り建ててイベントもなく、スルスルと上昇するような地合いをイエレン発言が作ったと思う。

またぞろ米中交渉に関しては、米国高官辺りの発言が相次ぐだろうし、トランプも煽りを入れてくると思う。こうした発言で中国に圧力をかけているのは明白で、鵜呑みにはできないとしても、水面下では相当に厳しい要求をしていると思う。

なので、GW前の妥結はほぼないのではないか?

そうなれば、市場もどこかで厭戦気分になるかもしれんが、目先は上値を追うと見る。それを日本市場がどこまで追いかけることができるかが焦点。



4月5日(金)日経平均引け値予想

日経平均株価:4月5日(金)引け値予想 ¥21,500

ドル円:111.00



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