米国ダウとて厳しいはずだ

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(アップルも定額サービス、ゲーム参入か!?)

今夜も米国市場をモニターしてる。寄り付きの急騰から売り物誘発で下値を探る展開!?と思いきや切り返すという結構気を持たせる値動きになってる。

やはりこの局面は、世界景気の減速懸念というかなり漠然とした仕掛けなんで、ボラを伴って揉み合いか。

けれども、ダウも直近の戻りでダブルトップを形成しそうだから、ここでは売ってくると見るけどな。

この先どうなるか分からんけど、ここで売るのはセオリーだろうから。


ロシアゲート報告書に上院が少々物言い

モラー特別検察官の報告書は膨大な量のはずなんだが、実際に公開されたのは司法長官の概要書だけ。それもペラペラの数ページだから、納得しろと言うほうが無理な相談だ。

ちょっと2年も特別検察官を任命して調査して、有罪になった人間も多数いるというのに、大統領は分からない、という幕切れじゃ・・・。

というわけで、影響は分からんけど、トランプの関与が玉虫色になった今回の報告は、マーケットには影響なしということだな。

もともと材料視してなかったしね。




ブレグジットは目途が立たない

メイ降ろしの逆風が吹く中、メイ首相は3度目の合意案採決に持ち込もうと必死になってる。

このまま行けば、なんとなくパワープレイで合意案採決なんだろうけど、実際には英国にとってあまりいい選択ともいえないのよ。


合意案といえば聞こえはいいけど、内容はほぼ現状維持でさらに新たな移行期間(2020年12月31日)を設定して、その間に離脱の準備ができるという反面、英国の法律、財政における自主権はほぼ認められてない。

また、清算金を支払うのはもちろん、問題なのはその金額が決められていないこと。巷間約6兆円の年単位分割と言われてるけど、合意案には具体的な金額の記述がない。

ということはEUに何かあったら・・・応分の負担金を限度なく要求されるかもしれんのよ。というか、EUに2020年末までに何かある確率って相当に高いからね。


そして国境問題ではアイルランド内に領土(北アイルランド)があるにも関わらず、イギリスとの間に暫定的な国境(バックストップ)をつくるという、相当にヤバイ条件もある。

そもそもアイルランドはEU加盟のままだからな。となると北アイルランドを取られかねんからな。



とにかく国民投票から2年たって、さらに2年近く移行期間が設けられて、その上バックストップを適応されて、負担金はたっぷりとブン捕られて・・・。いいことなんか何もない。

だから揉めて当然なんだけどな。

俺は最終的には「合意なき離脱を選択」すると見てるけど。

【検証】ブレグジット合意案 585ページの中身を検証



アジア市場撃沈(今の地合いは短期的な需給?)

ということで、目先のネガティブ材料も対して出てこない状況で、とにかく米国長期国債10年物金利の低下が止まらない。

ということは、「株売り債券買い」が続いてると素直に見てもいいんじゃないか?後は景気懸念の材料としてはSOXとかGOLDなんだが、原油が異常なほどに強いのが気にいらんね。

年初の見立てでは原油は3月から下落、と見てたけど、どうやらシェールの輸出がまったくはかばかしくないらしいからな。それにしても、景気減速懸念の中の原油高ってのは納得できん。

それにしても昨日のアジア市場は中国を筆頭に全滅だった(というか日本が一番下げたけど 苦笑)。いつものことなので驚かないのが、感覚麻痺なんだよな。



う~ん、なかなか踏ん張ってる米国市場、と言う感じ。またしても裏目かぁ・・・(苦笑)

 
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