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米FRBが金利据え置き、9月に資産縮小停止 年内利上げ見込まず

[ワシントン 20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は19─20日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に据え置くことを決定した。また、FOMCメンバーの政策金利見通し分布(ドット・チャート)では2021年までを通して1回の利上げが実施されるとの見通しが示され、FRBが米景気減速を警告する中、年内の利上げはない公算が大きいことが示された。このほか、バランスシート縮小については5月から縮小ペースを減速することも表明。経済と金融市場の情勢が予想通りに推移すれば、縮小を9月に停止するとした。

パウエル議長の金融政策は明らかに失策だね。昨年12月に、印象的にはトランプ大統領の圧力に屈する形で、急きょ金融政策の方向転換をした。


直前まで強気の発言をしていたにも関わらず、豹変したと言ってもいいよな。

株式相場はクリスマス暴落で、相当に弱っていたから、年明けからの口先介入連発で戻り相場を演出したわけだが、結局はその理由をはっきり示してこなかったわけだよ。

仮に今回のFOMCで示されたような、景気減速懸念が理由とするならば、資産圧縮は即時停止すべき。いや、もっと以前に金利引き上げを中止したと同時にそうすべきだった。

このパウエルという人には、それができないんだろうね。


だからこそ、今夜の米国市場は、ようやく「景気が減速懸念にある」ということを意識した。米中貿易交渉に関しても、中国が結構反旗を翻した、みたいな感じになってきて、知的財産権やら資本の自由化に対して玉虫色で通そうとしてる。

それをトランプ政権は恐らく良しとは出来ないんじゃないか?


だからライトハイザーとムニューシンは慌てて中国へ行くことになった。もともとムニューシンは中国に関して美味しいことばかり言ってて、ライトハイザーは強硬派だ。けれど、なぜかトランプの怒りの矛先はライトハイザーに向かってる。

やっぱりムニューシンの野郎はそういう奴なんだろうね。

株式市場は今夜のFOMCで、改めて「景気減速」を意識した。本来年初からこういう形になるべきだった。まぁ、あの暴落だから半値戻しくらいはあっても良かったろう。けれど、今の水準は、どう考えたって理不尽な株価の位置だからな。

どうにも、上昇が止まらないんで、俺もかなり弱気になってたのも事実。なので、ポジションを建てるのも嫌になったし、曖昧なポジションでお茶を濁してるんだよな。けれど、今夜のFOMCで腹が決まった気がする。

この段階に至って、まだ、年内利上げなし、とか資産圧縮は5月からペースダウンして9月で終了って何をとぼけてるんだ?って市場は感じただろう。

それでは、完全に景気に対して後追い政策になっちまう。

黒田もスッポンだけど、パウエルもスッポンやねぇ・・・。

 

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