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前週日経平均予想 ¥21,000 日経平均引け値 ¥21,025

誤差¥25はドンピシャリ。けれど夜間でトランプノイズが入ってるんで日経平均CFDは¥100で、明日(月曜)はGUスタートになる公算。米国ダウは引け後、CFDが$70ほど上昇している。
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 (ファーウェイ問題が今後の焦点!?)

報道やトランプ大統領の発言では米中交渉は妥結に向かって順調な話し合いが行われているとして、株式市場は調整局面といえど、面白いようにポジティブ材料に反応するという値動き。

こうなってくると、米国ダウや日経平均株価を予想することが、まったく意味をなさなくなったと感じてる。テクニカル、ファンダメンタルズ、ポリティクス等々いろいろな変動要因はあるのだが、いつしか株式市場は、ほぼ単一の材料にのみ反応するような、極めてAIチックな動きをするようになっている。

そう考えなければ、あまりにも敏感にトランプノイズに反応することを説明できない。

したがって、個人的には予想に手も足も出ない状況のため、日足チャートだけを見ることにしようと思います。

(米国ダウ日足チャート)
3-8ダウ
日足のテクニカルで言えば、米高ダウの形は、75日線までの調整を示唆している。しかし5日続落のあとにCFDが持ち上げられたことでGUとなる可能性が高く、目先は25日線でどうなるかの攻防だと思われる。


しかし短期的には5日線・25日線のデッドクロスを形成するために、来週は揉み合う展開を想定している。後は米中交渉の進捗状況にのみ、左右されると考えている。

と言うことになると、逆を言えば、来週は米中交渉の推移だけで、ポジションを決めてもいいんじゃないか?と言うことにもなるだろう。

(日経平均日足チャート) 
3-8にっけ
一方の日経平均は、金曜に25日線、75日線を縦断する大陰線を出現させているために、結局はこの両線を基準に揉み合ったとしても、75日線の傾きを変えるような上昇は、現時点では難しいと思う。


金曜の出来高急増はメジャーSQの影響。したがって米国市場同様に見もみ合ってから、3月末まで下値を試しにゆく可能性が高いと見る。


個人的には米中交渉妥結と言ったことろで、米中対立はより深刻になるばかり、と考える。現状の中国経済の状況からして、米国に有利な決定は中国にとっては致命傷になりかねない。

となると、トランプ大統領が煽るような手放しの上昇、と言う状況になるとは思えない。少なくとも株式市場は反応はするだろうけど、持続的な上昇はまず無理と見ている。

来週は日米ともに揉み合う展開と思うが、中国経済の影響でアジア地域の減速感も強く、またEUも弱い展開になるだろうから、過度な期待はできないね。

というわけで、来週3月15日(金)の日経平均株価は・・・
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日経平均株価:3月15日(金) 引け値 ¥20,600
ドル円:111.00

を予想する。
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