しかし、一体どうしちまったんだ？と言いたくなるような7203トヨタの下落。
 TOYOTA

理由は分かってる（つもり）。大きなロング系ファンドが利食いをしてるんだ。それはもう間違いない。けれど、相当大きなファンドに違いないぜ。5月の利食いとほとんど同じ。また、6月にも利食いを入れてる。けれど、いずれの時期もなにかトヨタにネガティブな材料が出たわけではないし、強いて挙げれば貿易戦争ということになるのだろうけど、それでは辻褄があわな過ぎるのよ。

おおよそ、マーケットを見回してもこの下落に言及するような記事は見当たらないのが不思議。だってアナリストでなくてもこのチャートは株式投資をしてるならほぼ全員が見てるはずだからな。今日で何と10日連続の陰線だぜ！それも2度目なのよ。そして、前回の下値を今回はあっさりとぶち抜いた。けれども出来高を見る限り、これで止まったとも思えない・・・。

いま、半導体や機械関連がメチャメチャ売りこまれてるわけだが、半導体に関しては踊り場という見方、そして機械はダイレクトに中国懸念という見方なんだろうと思うけど、トヨタの場合は「世界景気に対する懸念」ってことになるだろう。やはり、この相場、相当に足腰がヤラレテルと思わざるを得ないのよ。

日曜に俺は「暴落モード入り」じゃないか？と書いた。EUやトルコは目先のネガティブな要因にみえる。けれど、やはり根本は米中対立なんじゃないか、と思うわけ。しかも今回は何かあるよ。俺は中国に対する米国の強硬な姿勢だと思うけど、単純に関税合戦をやってるだけじゃないんじゃないか？そういう意味で、「習近平失脚」の可能性もあると思ってるのよ。

で、中国の選択は二つ。一つはこのまま習近平体制で覇権主義を続けるか、もう一つは頭を挿げ替えて経済を資本主義に準じる体制とするか、だと思うんだよね。前者なら、この米中間の対立は、世界経済の暴落まで行くだろうと思ってて、後者なら一時的には急落しても決定的なレベルには行かないと思ってるわけよ。もう、これ以上中国に目を瞑るのはやめる！とトランプ大統領は言ってるのに、マーケットがこのままじゃ済まんと思うのよ。何年も見過ごしてきた中国の債務問題を無視できなくなると、俺は読んでるね。

だからそういう見方をしてるビッグファンドもあって不思議じゃないわけよ。トヨタの株価下落に暗雲を感じてるのは俺だけじゃないと思うんだが・・・。



これを出してくると思ったぜ！というか今の不確定要素の塊のような相場でははっきり言ってこれしかない。俺のワンナイト・ギャンブルもこの範疇だからね。 これは大推奨だな。
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