トランプ大統領、FRBの利上げ「喜ばしくない」

今夜早速トランプ爆弾炸裂ってことだな。そりゃ、FRBの利上げによって「ドル高」になれば、関税効果は相殺されちまうから、言いたくなるのは心情的には判らなくはないけどね。しかし、こうもあからさまに大統領自らが市場介入的な発言をするというのは、これは前代未聞ってところ。トランプはなんでも言っちまうんだよなぁ・・・。

しかし、「これは問題になる」っていうことで、ホワイトハウス側も焦って緊急で声明を発表した。トランプ大統領がCNBCトのインタビューで、「金利引き上げに必ずしも同意しない」「高い金利は米国にとって不利になる」と非難。これに対して「中央銀行は独立機関であるため、FRBが最善と考えることをさせる」と言って「FRBの独立性を尊重してる」と火消に躍起だった。

いまは市場が強いんで、さほど影響を受けてはいないけれど、ドル円¥113.17から一気に¥112.05まで突っ込むという荒れ様。真夜中にこれじゃFXは堪らんよなぁ・・・。やはりトランプ大統領は相当に焦ってるんだろう。書いた通り、次々に政策がコケてる状況だからなぁ・・・。そして、

トランプ氏、対ロシア姿勢説明で二転三転ー「最悪の展開の一つ」と側近

なんていうコメントも出てるんだよ。これに関しても米国内ではロシア政策に対し、相当に強い批判を浴びてるってことだ。これなんかも、トランプ大統領はロシアゲートに関するモラー特別検察官のチームの操作に相当イラついてる証。危機感がなければ、対ロシアでこんな演出はしないだろうし。問題はそのトランプ自身の「危機感」なんだろう。

すでに娘婿のクシュナーなんかはほとんどホワイトハウスに出入り禁止状態だし・・・トランプファミリーは前面に出られない。政権の人事を刷新したは良いけれど、結局批判が強まるばかりってところだからなぁ。

いま(4:00am)米国ダウ▲$92日経平均CFD▲¥60ってところで、逆を言えば「強いなぁ・・・」と思わざるを得ない。俺なんか、内需(コスメ関連)を売り建ててるんで、むしろ円安は歓迎だったんだが、トランプ爆弾一発で吹き飛ばされたぜ。ただ、週末にかけて、嫌なムードにはなってきたよな。これでトランプ批判の色合いを強めるようなら、明日の米国市場も嫌な展開になる可能性も出てきてる。一足先に週末の日本市場がどう動くかが、見ものではあるけどな。

ちなみに昨日の先物は売りの筆頭が野村、2位が大和、3位がドイツだって。それもだが、買いの筆頭がABNアムロ、2位がソシエテというのが気になるけどなぁ・・・。悪さするだろうなぁ・・・(苦笑)
 

これを出してくると思ったぜ!というか今の不確定要素の塊のような相場でははっきり言ってこれしかない。俺のワンナイト・ギャンブルもこの範疇だからね。 これは大推奨だな。
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