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前週日経平均予想 ¥22,300 6月29日 日経平均引値 ¥22,304

先週は僅かに¥16差、そして今週は何と¥4差!なんだか神がかり的に精度が増してきてるぜ!
と、調子に乗って自慢したくもなる(というか、滅多にないことなので自慢させてくれ 苦笑)ような、結果になって一番驚いているのは俺自身だぜ。
s3.reutersmedia
(貿易戦争激化で経済に大打撃とEU首脳に警告しまくってるドラギ:マジで焦ってる?)

とにかく米国市場は今週も「リスクオフ」の香りがプンプンの相場展開になった。背景は言うまでもなく「貿易戦争懸念」「中国経済」であって、厄介なことに「中国=ドイツ」の図式が見え隠れし始めて、その結果有事のトリガーを引くのは「ドイツ銀行」を筆頭にイタリア金融機関だという懸念だよな。いまは、ワールドカップ開催中でなかなか、有事は表面化しないだろうけど、状況は日に日に悪化してることを米国投資家は懸念してる。

しかし、有事のトリガーを引くのは、多分新興国経済だろうと思う。人民元安が止まらない状況で中国から支援を受けた途上国は危機的状況にあるし、一方中国の金融機関に対するドイツ資金、ドイツ銀行の筆頭株主である海航集団の破綻懸念等々、何があってもおかしくない地雷がいたるところに埋まってる。はっきり言ってこの夏相場は、地雷原をそろりそろりと歩く様なものになる?踏んだらアウトだぜ。
(米国ダウ日足チャート)
dau6-29

リスクオフが徐々に鮮明に成りつつある米国ダウ。ザラバで2度ほど上値を試し75日線越えにトライするものの、戻り売りに跳ね返されて、75日線の傾きを矯正することは出来なかった。背景には先に消費の重しとなりそうな原油高、そして何よりも米国債金利のフラット化があることは明白。短期債の金利は上昇し、長期債は下落するという傾向は、投資家が長期国債へと資金を避難させてる証拠でもある。
米中貿易のみならず欧州との摩擦、そして自動車となればその影響は計り知れない部分もあり、ネガティブな感情を煽っている。
ラトビアのロンダリングでは、北朝鮮やイランの資金が含まれてることも、ドイツ銀行やコメルツ銀行への米国政府の感情を悪化させている。そのあたりの根本的な政治的解決を見なければ、米国政府は軟化しないだろう。メルケルは近い将来引退に追い込まれることは決定的だ。

(中国上海日足チャート)
syannhai6-29
米中貿易戦争だけでなく、中国経済そのものの化けの皮が剥がれそうな状況。人民元安、国内債務問題、新興国債務問題、そして米国からの資金流出が完全に抑えられてる状況で、貿易問題で白旗を上げてもどの道経済は立ち直れないだろう。中国経済は万事休す寸前だ。そしてその影響は確実にドイツに波及するだろう。

(ドイツDAX日足チャート)
dax6-29
さて、滅多に取り上げないドイツDAXの日足チャート。今回は日経平均のチャートと酷似している点で掲載してみた。両国ともに、自動車関税問題が共通のネガティブファクターとなっていて、いまのところ金融問題は表面化していない。ならば、75日線を割り込んだこのチャートは、(自動車関税に関する)状況が改善しなければ日経平均の近いうちの姿かもしれないね。

(日経平均日足チャート)
nikkie6-29

さて、日経平均もドイツDAX同様に戻りでダブルトップを形成して75日線になんとか支えられている状況だが・・・。円安による企業業績の先高観はあるものの、海外市場の弱さが重石となるのは明らかな形。テクニカルでいえば、来週は75日線を割ってくるという予想のもとに売り建てたわけだが。来週は日本市場の試金石でもある。

米国は経済好調と言いながら、やはりリスク資産に対する懸念が拭えない状況で、企業業績は好調と言えどその裏側では企業債務が最高額に達しているということも、FRBが利上げ方針を今年4回としたことで、投資家の嫌気を誘っている。そして9月の利上げでは、非常に苦しい状況の社債市場が窮地に達かもしれない。現在はなんとか持っている米国経済も、ひとたび債券市場で事故が起これば・・・または中国問題がクローズアップされ、同時に新興国通貨危機ともなれば、リスク資産は暴落する。そういう恐怖心が長期国債買いを誘発させていると思う。
なのでここ当分は、株式投資に対して腰が引けた状態は解消出来ないはずで、気が付くとこの夏の相場は、相当に危ないことが容易に想像できる。したがって、来週の日本市場は軟調に成らざるを得ず・・・・
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日経平均株価7月8日引け値:21,700
ドル円:¥109.50

を予想する。
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灘株太郎 今は亡き師匠にささげる私的連載小説!
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