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金融株(メガバンク・証券)が売られてる理由は、どうやら、トランプ大統領の中国制裁にあるみたいだ。いくら調べてもそれしか思い浮かばんし、出てこないのよ。だが、もしもそうことなら、これはちょっと看過できん事態になってくる。株価の戻り、なんて浮かれてる場合じゃないし、スルガ銀行はどうなる?みたいな、そんなこと考えてる場合でもなくなってくるな。その辺のことを少し書きます。
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米国でトランプ大統領の強硬な姿勢をプッシュしてるのは共和党の議員連中みたいなのよ。中間選挙前で相当にナーバスになってる(特に半数改選の上院)ってことだよな。それで、今回の対中貿易制裁ってのは、やはり単に米国の貿易赤字云々ではないみたいだ。要するに中国の覇権を潰さないとまずいという危機感ね。これが理由だろう。気がつけば、米国市場は中国製品にで溢れかえってるし、アジア諸国は借金漬けにされる。北朝鮮を使って散々、米国を核とミサイルで威すし、終いには韓国も取り込もうとしてる。で、その本筋はやはりラトビアを使ったマネーロンダリングな。これをドイツと組んでやらかしてるから、ロシア、北朝鮮、イラン、等々への経済制裁が効かなかった。


それだけならまだここまで強硬ではないだろうけど、とにかくドイツがEU圏を食い物にして、なお中国とべったりで中国の覇権を助けてるわけ。アホらしいけど、破綻懸念のあるドイツ銀行は中国企業の債券買いまくってデリバティブを組成しまくった。そして中国は海航集団とかいう企業グループがドイツ銀行の9.9%の筆頭株主に収まってたりな。中国の工業化を根本から支えてるのはドイツの工業力で、それがなければ中国経済はあっという間に崩壊するのよ。軍事産業だって(エンジン等の)中核部品はみなドイツ製らしいし。

もしも、中国を頭を叩きに行こうとすれば、ドイツから目をそらせない。それが判ってるからG7でメルケルがトランプに激怒して詰め寄った(画像がある)んだよな。しかも、北朝鮮が核開発をして完全に核保有国になれば、イランも同じ状態と考えていいし、そうなると中東はとんでもないことになる。あの地域は全面核戦争もやりかねんからな。そういう一連のことを結果的に中国と二人三脚でやらかしてるのは、実はドイツなんだよな。

先日メルケルは安倍首相にすり寄るような発言をしたし、近々来日するとも言われてる。安倍首相は間もなく欧州・中東歴訪に出発する。とにかくここは安倍を使ってなんとか米国を抑えたい、なんという意図がミエミエ。要するにEUは裏では中国べったりなのよ。


こんな状況で米国は、中国と腹を決めて対峙しようとしてる。もちろん、ドイツ銀行なんか潰すくらいのつもりだろうし。もはやドイツ銀行は破綻してると言ってもいいし。EUもドイツがコケタラ終わりだろうし。当然、中国経済も本格的に崩壊の足音がし始めてる。こんどこそ、中国の覇権主義は潰される方向だろうし、トランプは英雄になるんだろうし(再選は確実らしいし)。

そこで、米国が中国に対して貿易制裁を加え続けると、中国企業のデリバティブは壊滅的になり、自動的にドイツ銀行は破綻するだろうし、国有化は避けられん。先日中国第二位の保険会社が破たんして国有化された。世界の銀行のトップ5は中国系銀行で、これらもまた完全に行き詰ってる。こんな金融状況で、米系投資家はバンバン欧州系銀行に対し空売りを仕掛けてるわけで、筆頭は多分ジョージ・ソロスあたり。そういう状況があることだけは頭に入れておかんといかんね。



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