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絶好調の米国経済にあって、経済の構造から考えてこれ(米中貿易摩擦)がそれほど悪影響を及ぼすとはあまり思えないけどねぇ・・・。ただ輸出主導の中国は大きな市場である米国に物を買ってもらえなくなると(実際は米国は高くなっても買うけど)困ったりもするだろうけど。ということを煎じつめると、減税と雇用と賃金上昇で購買力のある米国民が(高いものを買わないといけないから)負担することになる。米国内に生産設備や企業が足りなくなるわけだから。保護主義ってのは、そもそも自国の産業(企業)を守るためには効果があっても、それがない場合、または不足してる場合は、国民負担しか残らないもんだ。だからそういうことを考えると結果的に、「財政が破綻しないように増税する」のとほとんど同義だね。


中国にとっては、米国向けの輸出数量が減るだろうから痛い。米国民は負担増だから痛い。となると今度は日本とか、第三国からの輸入が増えたりしてね。日本は漁夫の利か?(苦笑)でもそうなればまたぞろ、米国は貿易赤字になって・・・。この問題は米国の国内経済が好調ならば需要が旺盛ってことだから、イタチゴッコなのよ。

そういう経済的な見方では、米中双方に余りメリットはなくてデメリットばかり。それでもやると言うことはつまり、米国は中国を相手に堪忍袋の緒が切れたってことだろうな。そもそも、トランプ大統領にはすべて判ってるわけで、たとえば北朝鮮問題にしても中国は経済制裁を守らず、核・ミサイル技術を供与してるし、やりたい放題だ。サイバーテロも中国企業の製品も、米国市場に上場して資金を吸い上げることも、何もかも自由を標榜する米国市場を食い物にしてる事実をたっぷりと報告されてる。

しかも南沙諸島は勝手に領土化して軍事基地まで作っちまう。そういう悪行を民主党政権は黙認してきたわけで、それは許さんよ!ってことかもな。

何故だか、減税効果で経済絶好調、企業業績絶好調にもかかわらず、株式市場が動揺して大きく下落するっていうのも、前代未聞だね。やはりトランプ大統領は経済なんか見ちゃいないのよ。やりたいことは政治なの。今夜のダウはいまのところ(23:30pm)▲$245だって。日経平均先物もなぜか▲¥200以上だし。あっ、そうか!これで俄然自動車関税に現実味が出てきたってことか。

まぁ、市場は動揺して底なしっぽくなってるけど。って他人事じゃないわ!俺なんかどんだけやられるかわからんわなぁ。とうとう株式市場の悪魔に捕獲されちまった!
 

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