しかし、ECB理事会は今夜開催されていて、なおドラギ総裁の会見が予定されているというのに、このことに関するニュースは一切出てこないし、触れられた記事さえないというのは、どうなんだろう?
先般、イタリアでの組閣紛糾の時も、反EU派の首相であったことでイタリアのEU離脱危機が取りざたされて欧州市場のみならず米国市場も大きく下落したというのに、より重要なCEBの金融政策を完全無視とは・・・・。
これでもしも、欧州の株式市場が嫌気して急落し、米国市場も連れ安という展開にでもなれば、日経平均とてただでは済まない。そうなった時、個人投資家は何をどう解釈すればいいというのか?


最近、株式市場にもたらされるニュースの偏りが激しくなってると俺は感じるんだよ。たとえ何事も起きなくても、きっちりとニュースくらいは掲載しないとな。短期で相場を張る身としては、こういう状況で相場を張ってゆくのが非常に嫌な感じなのよ。相場にほとんど影響しないと思われた米朝会談は、大々的に報道するけど、日銀の国債買いオペ減額記事なんか僅かだったし。

得てしてこんな時に有事は発生するんだよな。リーマンの破綻だって、寝耳に水だったろう?いままで、金融政策が株式市場でこれほど軽んじられたことはなかった(と俺は感じる)。

そう言えば、最近報道(ニュースの提供と)相場の値動きの乖離が激しいからな。勝手に想像するしかないやんか!(苦笑)