相場の世界も判らない事だらけ。FOMCは予定通り政策金利を利上げしてきた。けれど、今回ばかりは鉄板だったはずで、株も債券も十分に対応してきた(織り込んできた)はずなのに、発表されたと同時に米国債10年物金利は反応して上昇したり為替も一気に¥110.80まで円安に動いたり・・・。何故にこういう動きになるんだろう?
s2.reutersmedia
(利上げせざるを得ないFRBパウエル議長)

ダウのほうは決定的というわけではないにしても、現在(3:30am)▲$70。プラスで推移していたナスダックもマイ転してる。日経平均は円安が支えとなって何とか先物で▲¥100で踏みとどまってるけどな。


大引けまでには株価(ダウ)は戻るんじゃないか?日経平均先物もいいところまで戻してくる気がする。ただそうなって、結局はさしたる動揺もなく通過するとなれば、明日のECB理事会が俄然いやらしくなってくるんじゃ?

そうなれば「買い方」はポジションを温存するだろうし、やられるとすればECB理事会で債券購入が終了した場合の南欧の動揺、ドイツ銀行の動揺で欧州市場が急落する場合。逆に「売り方」も簡単にポジションを解消出来なくて、ECB理事会に賭ける、みたいなスタンスになるんだが、そこで市場の動揺がなければ、嫌気して金曜は買い戻さざるを得なくなって負け。
いずれにしても、こんな時ポジションを建てること自体、難し過ぎると言うことなんだろう。

ただ、、、動きとしては納得できんねぇ。特に米国債10年物の金利の動きは最低だよ。もちろん、10年物が上昇してるんですぐにどうこうなることはないんだろうけど、2年物、3年物のほうが上昇幅が大きいのは当たり前で、イールドカーブとしてはフラット化傾向でよろしくない。株が売られるとすれば、そのあたりの警戒感の表れってことかもな。

でも、FRBの利上げも9月、12月と年内2回なのか、9月を飛ばして年内1回なのか(前者が決定的だけど)。その狭間でイヤラシイ動き(株価急落)をする局面は出るだろう。流石に自動車は売れなくなるだろう。だが、致命的なのは物価が上昇しなかったりしたら、今回以降の利上げは「失敗」かもしれんね。

日本市場の最近の気持ち悪い動きは・・・・こうした複雑な背景で、吊り上げてきてる海外勢とて勝負してるのかもしれん。
 

株太郎が推奨。主力株短期投資のバイブル。2018年相場は難解!従来の手口では勝てない!?だから信用テクニックが必要!
  【相場師朗】 7step株式投資メソッド

灘株太郎 今は亡き師匠にささげる私的連載小説!
【師匠】

今 薫(灘株太郎)書き下ろし小説!事実は小説より奇なり・・・それを小説にすれば・・・
【不定冠詞】

灘株太郎入魂の株式投資実戦ブログ(表ブログ)「株修羅」でメインストリームに躍り出た!
【株・修羅の道】

灘株太郎 私的ブログ(裏ブログ)本音爆発!愚痴暴発!プライベート満載

【株・愚痴の裏道】