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国の景気指標は絶好調と言ってもよく、失業率は史上最低レベルであることに加えて、4月の貿易収支は大幅に赤字が低下(▲2.1%)し、なおかつ輸出が過去最高水準となった。さらにアトランタ連銀の予測モデルでは第2四半期(4-6月)のGDPは4.8%増加するときた。政治状況も様々あるし、世界経済の懸念もあるわけだが、数字はトランプ大統領がどんな政策をやろうが、法人税減税に勝る妙薬なしというやつで、米国経済は成長を加速してるのが、現実なんだよな。
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(トランプは天使か悪魔か!?)

だが、前にも書いたけど、トランプ大統領は米国財政に対して相当に危機感を持ってることは確かで、このまま行くとインフレの影響も利上げの影響もジワジワと米国の国家財政に影響してくる。それは、減税導入時の試算を大きく上回るのが確実視されていて、このままでは、米国のインフレは歯止めがかからなくなる可能性がある。その一つのポイントは、米国ダウが年高を更新して青天井に抜けてくることで、そうならざるともFRBは何が何でも今年4回の利上げは断行せざるを得ない状況だと思う。

今夜、米国債10年物金利が再度3.000%に肉薄して、こうなると今日明日にでも3.000%を超えてくるのは確実だ。それを見越してドル円も再度¥110台に乗せてきている。これが多分、明日のSQ後の状況でこの局面は基本的には「買い勝負」するしかない場面だとは思う。

とこう書くと、カンカンの強気な状況と思われるけど、もしも明日の日米首脳会談で日米間の貿易に関しトランプ大統領が強硬な姿勢を崩さなければ、それはG7での紛糾が決定的になることを意味するわけだから、俄然欧州市場と日本市場は急降下しかねない。G7の直前に首脳会談をするという安倍首相は、相当に焦ってることは確かで、自民党総裁三選を取るなら日米貿易を捨てて拉致問題解決を取るだろうと思うし、拉致は自分でやってくれと言われたら、自動車関税は絶対に飲まないはず。それも飲んでさらに水面下で要求されている米軍基地費用の全額負担を突っ込まれるようなら、日経平均株価は¥1,000幅を覚悟だろうけど、背後でドル円が¥120に迫るだろうから、何とか耐えてしまうのでは?

しかし、日本はそれで済んでも、EUはそうはいかなくなる。まず、自動車25%で一番の影響がでるのは、VWとBMWでドイツそのものだからだ。そうなると、自動車産業に偏重するドイツ経済への影響は避けられない。それが序章。だがそうなるとVWのCDSは跳ね上がり、莫大な融資を実行しているドイツ銀行は、膨大な損失を被ることになる。そのことがトリガーとなって、デリバティブ市場が一気に流動性縮小となれば、8000兆円ものデリバティブ契約を持つと言うドイツ銀行は一気に破綻する。同時に、世界経済は未曾有の金融危機に直面することになる。

これも、狼少年的シナリオだけど、実際に一部の投資家はそういう動きをしているし、物笑いにされたジョージ・ソロスのEU崩壊警告は、このシナリオに基づいている。おそらく大量のショートポジションを積んでいることだろう。

いまのトランプ政権は、リーマンショックの教訓がまったく生きていないのは確か。そういうキーになる人材がいないわけよ。ムニューシンなんかアホ中のアホでまるでトランプのマリオネットのような輩。そういう政権が政治主導で政策を進めると、大半のことは何とか市場で吸収することができているわけだが、自動車輸入関税25%はそうは問屋が卸しそうにない。

いまの株式市場の難解さというのは、日本刀の歯の上を素足で歩いてるようなものだと思う。イベント日程からして今日(7日)からFOMCまでの12-13日と翌日相場の14日までの8日間は今年最高に恐ろしいというのが俺の認識です。
 

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灘株太郎 今は亡き師匠にささげる私的連載小説!
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