かし3月は疲れたなぁ・・・。こんなに疲れた相場ってこのブログ始まって以来だと思うぜ。とにかく、為替も、金利も、日米市場も月中で乖離したり連動したり・・・本当に掴みどころがなかったよな。それでさ、この月末になって米国長期金利が下落して株高になるって、どういうことなんだ?ってな。
米国市場も結局は、ハイテクが売られる展開になってるんだから、そういうのをどう解釈していいか難しいのよ。

そもそも、2月の急落以来、経済は好調だとずっと言われ続けてきたけどな、確かに個人消費関連は(発表されてる数字が真実なら)好調を裏付けてるけど、景気指数的には弱含んでるものも出てきてる。特に、製造業に関しては注意しないとな。製造業には必ず「理由」があるはずだからな。


そして日本市場だが・・・とにかく複雑怪奇な値動きが連日続いてる。年初来、海外勢がベタ売りしてるし、それに個人投資家が買い向かってしまったことで、相場が不安定になったことは確かなのよ。けど、俺としてはなぜ突如として2月に個人が買い転換したのかが、いまだによくわからないのよ。それとて、本当にそんなに買ったのか?って思ってる。
それで3月になっても買い向かってるわけで、評論家やアナリストがもう何度も「底打ち」みたいなレポートを出すから、刺激されたのかもしれんけど。もちろん、今年の場合は近年になく高配当となったことも要因としては考えられるんだが・・・。

日本株については欧州系ファンドが最初に売りに回った。そして欧米系のロング筋が売り。さらにブリッジウォーターやらのヘッジファンドが売り宣言して、「日本株売り」の流れができた。なので今年になってから信用売り残の比率がほとんど40%台を維持してる。そして3月には遂に50.3%なんていうとんでもない数字も出たしな。


もう、今の日本市場は「海外勢VS国内個人」みたいになってるわけよ。それじゃ、どっちが勝つのか?ってことだけど、そりゃ圧倒的に海外勢優勢だと思う。思うんだがたまには個人が勝つこともあった。たとえば政策的なサプライズが後押しするとかな。スッポンバズーカの時とか、ブレクジットの時もそういう感じだった。けれども、米朝首脳会談の話が出てもまったくそういう兆候はない。じゃ、米中貿易戦争は?というと、これもたいして売り材料になってない。
そういう一連の出来事とか読みで相場を張るんだが・・・トランプという未知数がいろいろやらかすから、そのたびに市場が反応するという落ち着かない値動きで参ったな。

それに為替との相互作用もこの相場を複雑にしてるしな。¥104台に突っ込んで相場があまり反応しなかったことが、ますますわからなくしたよな。

もうちょっとまともにポジ建てもできんようになっちまって、本当に苦しかったよ。「3月総括」は明日やることにするけれど、歳のせいかグッタリしてるんだ。
もう(俺にとっては)とんでもない3月相場だった。
 

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