カテゴリ:
トランプ大統領完全に追い込まれたな。株式市場においても考えうる最悪の条件が揃いつつあるんじゃないのか!?
-1x-1
(核弾頭が搭載出来るようになったのか!?)

まずは、言うまでもなく今日正午過ぎに強行された北朝鮮の核実験。オバマ時代からの米国の国際社会に対する弱腰の姿勢は、トランプ大統領になっても完璧に受け継がれたというか、オバマ時代よりもさらに弱腰な姿勢は、北朝鮮を野放しにして遂にはICBMと核弾頭の保有を許した格好。これで間違いなく北朝鮮は核保有国の仲間入りとなった。

米国本土に届くとか届かないとかといった瑣末な言い訳は、この段階からはもう通用しないだろうと思うし、4月の威嚇的行動に失敗して以来、中国・ロシア米国に対する見方が変わっただろう。そして、これ以上北朝鮮を野放しにすれば・・・中国・ロシアのみならずイスラム圏の過激な国やアフリカの紛争地域でも米国を恐れなくなる可能性が濃厚になってきた。下手をすれば北から核技術(核兵器)は流出の恐れがあり、それこそ9.11のようなテロよりもさらに恐ろしいテロの可能性も否定できなくなる。この問題は北朝鮮と米軍の軍事衝突のリスクよりも、懸念すべきは核拡散だと思う。それが、米国の民主党も共和党も止められないとなると・・・

ただでさえ今のトランプ大統領は、財政の崖問題に加えて10数兆円と言われるハリケーン「ハービー」の被害に対する財政手当も浮上して、債務上限問題は何とかクリアできたところで、減税政策は完全に絶望的な状況に追い込まれている。のみならず、これで一旦は沈静化したように見える、国境税などの増収政策を持ち出さねばならないのは明白で、内政的には最悪の状況に陥っている。

そこにFRBテーパリングがほぼ時期を同じくして重なる可能性が濃厚で、債券市場への影響が益々懸念される事態となっている。こうした内政のバックボーンがあって、なおかつ対外的に軍事費を大幅増強するとなれば、米国経済は一気に冷え込む可能性も否定できなし、まして同盟国である日本の財政的負担は増えるばかりで、2年後の消費増税を回避することは絶望的になりかねない。
こうした状況を市場はどう判断するかが、最大のリスクになることは間違いないかもしれない。

また、ハリケーン「ハービー」による住宅や自動車の被害も無視できない。現状では住宅ローンや自動車ローンの約7割が無保険であることを考えると、この局面でのテーパリングは非常にハイリスクである可能性が出てきた。

ここでデフォルトが増加し、尚かつ金利上昇と言うことになれば・・・自体経済への影響は無視できないレベルになる可能性が大きい。

さらにトランプ大統領のロシアゲートもこの秋には最初の山場を迎えると思う。

こうした状況で、薄商いから「需給相場」で上昇した株価がどうなるのか?は、改めて考えるまでもないと俺は思う。前回の「いま、そこにある危機  2017.8.27」のタイトルは「全部リスク」だったが・・・北朝鮮の核実験が強行されたことで、それらのリスクはより明確に浮き彫りにされたのではないか?

  ---------------------------------------------------------------------------------
株太郎が選んだ日本株短期投資のバイブル。お陰さまで続々ご入会いただいてます!板読み、建て玉のテクニックを身につけることができる信用取引必須の教材。これが一番の早道かも。
  【相場師朗】 7step株式投資メソッド
----------------------------------------------------------------------------------

小型株は銘柄選択がすべて。買いオンリーの信用銘柄は動けば大きく獲れる可能性大。けれどどの銘柄がいつ動くの?それが唯一最大の問題だから・・・
《完全無料》即金投資【株ドカン】お宝銘柄配信

お陰さまでアクセス急増。本音爆発!プライベートも
【株・愚痴の裏道】