カテゴリ:
日経平均予想¥19,200 金曜引値¥20,177

史上最高値を更新した米国ダウは低調な5月雇用統計にも関わらず、さらなる上値追いの姿勢を見せた。
reutersmedia
(米国株:主要3指数連日の史上最高値更新)

そんななか、日経平均は、水曜、木曜の夜間でダウに逆行する粘りを見せただけでなく、木曜のザラバでは「買い仕掛け」とも取れる上昇となった。
米国は・・・年初から減速気味の米国経済は4月5月でもその傾向は払しょくできたとは言えないはずだが、トランプ政策の実現性が薄れるとともに株価は上値追いしている状況で、それを受けて日経平均一気に¥20,000をブレイクしてきた。
もちろんこんな展開は予想出来るはずもなく・・・予想は約¥1,000近くの大外しとなってしまった(苦笑)

(米国ダウ日足チャート)
dau2

日足チャートでは、75日線までの2度の調整を経て上昇トレンドを継続。5日、25日、75日の各移動平均線は右肩上がりで堅調そのものだ。従って今後の区切りとなるのは14日のFOMCでの利上げということになる。それまでに米国経済に関する多少ネガティブな記事が出ても、なんとかトレンドを維持してゆくと思われる。
ただし、米国経済は全体としては緩やかに改善しているとはいうものの、金利バランス為替バランスが崩れるようなことになれば、一気に調整もありうる。それでも14日までは(市場は)結論を出さないだろうと考える。

(日経平均日足チャート)
nike2

日経平均は約半年間の調整を経て、5月8日に上値抵抗線をブレイク。さらに約20日間調整して¥20,000相場に突入した。週末金曜にも関わらず、出来高を伴っての上昇は、十分にタイミングを計った上での買いで、この局面で短期筋の買いばかりではないことがわかる。
ファンダメンタルズでは出遅れが明らかな日本株なので、水準訂正に向かうと理解しても問題はないはずだが、今年の相場の難しい点は、為替の影響が強すぎるということ。それが需給に対して大きく影響した値動きにならざるを得ない点は要注意だろうと思う。

(ドル円・日経平均比較)
kawwa2
そのことを端的に表しているのが、再三テーマにしているドル円と日経平均の乖離だ。現状、非常に大きな乖離となって6月(中間決算)での売り警戒の水準に変わりはないが、日経平均¥20,000ブレイクの仕掛けによって、乖離の最大化に拍車がかかった。
だが、2016年2月の乖離と比較すると60%程度なので、ここでは利食いしてこない可能性も十分にある。その意味では日経平均のチャートに従った投資行動に、海外勢は出ると思われるので、今回は日経平均日足チャートについてゆくしかないと思っている。

来週はFOMC前の一週間となるので、余程のことがない限り、大きな株価の動きはでないと思う。ただし、米国市場は徐々に上げ幅を縮小してのソーサートップを形成すると予想。6月FOMCでの利上げが、米国経済を直撃するのは必至と俺は判断している。従って、今回の上値追いは来週末までの動きがすべてだろう。

従って来週の日本市場は米国市場(ダウ)に追従する動きに回帰するものと判断。6月9日の日経平均株引け値は・・・

-------------------------------------------------------------------
日経平均株価:¥20,700(6月9日引値)
ドル円:¥112.80

-------------------------------------------------------------------  
を予想する。
----------------------------------------------------------------------------------  
株太郎が選んだ日本株短期投資のバイブル。お陰さまで続々ご入会いただいてます。小型株で痛い目にあったら・・・スタイルを変えましょう。俺も昨年からスタイル偏向してるしね。
  【相場師朗】 7step株式投資メソッド
----------------------------------------------------------------------------------  

YOUTUBE動画集のプライマリ・コレクションを目指す!(1ヵ月ぶり再開です!)
【WET BLANKET】
面白・癒し動画の決定版!5月より毎日継続アップ開始!
【Feel So Good】
お陰さまでアクセス急増。本音爆発!プライベートも
【株・愚痴の裏道】