着感が強まったこの相場の行方を大きく左右するのは・・・今夜の(米)4月個人消費支出と個人所得かと思ってたんだが・・・。コンセンサスに届かなくても相場はあまり下がらんかな。それよりも(米)5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)に注目かも。これは民間調査会社(コンファレンス・ボード)が5000人を調査対象にマインドを数値化したもの。なので、日本でいえば内閣府の街角景気みたいなもんか?
今回、難しいのは、1月ー3月で悪化した個人消費が4月ー6月で戻るのか否かということだからな。5月の消費者の意識は結構重要かもしれんしな。

21:30(米) 4月 個人消費支出(PCE) [前月比]0.0%0.4%
21:30(米) 4月 個人所得 [前月比]0.2%0.4%
21:30(米) 4月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]-0.1%0.1%
22:00(米) 3月 ケース・シラー米住宅価格指数193.49
22:00(米) 3月 ケース・シラー米住宅価格指数 [前年同月比]5.9%5.6%
23:00(米) 5月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)120.3119.8

左が前月実績で右がコンセンサスだね。0.4%ってのはガソリン価格を反映したもの。なので除いた0.1%増というのは、利上げにはちと厳しい数字かも。コンファレンスボードも弱めのコンセンサスなんで、米国景気はそれほど強くない?

その辺は、どうなるか分からんが、俺は強くないと読んでるけどな(もちろんポジション・トークだけど。苦笑)。

でも、数字が甘いと、期待感が剥落するだけでなく、結果として今週後半はロシア疑惑やら欧州経済やらにスポットライトが当たることになるから、相場は調整含みになるはず。なので、米国投資家が「利食い」を意識するような展開になれば、「意外安」も有り得ると踏んでるんだけどね。

まぁ、いずれにしても、低金利下の利上げは難しいよな。ましてQE終了も視野に入ってきてる時期でもあるし。その証拠が米国債の金利だろう?

「債券の常識」がひっくり返る、利上げで米国債値上がり
これは、要するにFRBが利上げしやすい環境を作るために、某国が買ってるのかも。10年債で2%台なら買えなくはない水準だからな。もちろん短期筋じゃなくて償還運用だろうけど。
こうなればFRBは遠慮なく利上げできる!?(苦笑)

ハイイールド債とかプライム債券は、秋に大型償還だ。それにサブプライムも利上げで相当に動揺するだろうし。米国の自動車対応年数(平均11.4年)からして、本来バカ売れしていてもおかしくない自動車市場が陰ってることは、結構な問題ではあるし、俺は「利上げは米国経済にとって命取り」と思ってるが・・・。

なので、6月の利上げの可否は、米国経済の試金石になるかも。それまでの2週間は、ダウも新値追いできんと踏んでいる。

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