4月23日はフランス大統領選挙第一回投票が行われたよな。今回の選挙は、本命候補がいなくて4人が凌ぎを削る混戦だったわけだが、この面々をみても、この国がいかにバラバラか分かるってもんだ(苦笑)

だいたいフランスってのは、常に「寄らば大樹の陰」なんだって。しかも、思想的にはかなり左向きで過激なんだが、実際の行動は「自由」とかなんとかいいつつも完全に「拝金主義」だっての。世界史でフランス革命なんか勉強させられてさ、「アンシャン・レジーム(絶対君主制)」打倒を目指したブルジョワ革命とか教えられて、わけわからんが「なるほど」みたいな・・・。本質なんか教えてくれんしな、分かってる教師もいないだろうけど。
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(シャルル・ドゴール)
それで、フランスの何が変わった?と言えば、要するに「カネ」を支配する支配層が変わっただけの話。ブルボン王朝から産業革命で台頭しつつあった近代資本になって、「俺達にもカネを稼がせろ!」みたいな話だろ。

で、そのためには、何でもやっちまってそれで作り上げた支配構造ってのが、いまだに生きてるとんでもない前近代的国家がフランスなんだよな。

たとえばさ、第二次大戦ではヒトラーが攻め込んで来るとなったら、いち早くトンズラこいたのは、他でもない国防次官のシャルル・ドゴールだぜ。こいつは時のポール・レノー内閣の陸軍次官で、ヒトラーが欧州で勢力を拡大すると、はなから国防を断念し、イギリスのチャーチルと軍の統帥権を統合しようという珍妙な交渉を始めちまった。平たく言えば、「ヒトラーが来たら、軍隊をやるから戦って守ってくれ」という完全に売国交渉だろ?
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(ウィンストン・チャーチル)

「ヒトラーは残虐でついていけないですから、軍隊あげますのでなんとか・・・」
「あのね、お前のところの軟弱な軍隊なんか使えねぇっての!」
「チャーチル卿、そんなことおっしゃらずに・・・。そのかわり私が新政権作って、生涯お尽くしいたしますから・・・」
「お前の言うことなんか、信じられっか!」

それで交渉がうまくいかず内閣が総辞職すると、ドゴールはすかさず保身に走ってイギリスに亡命。パリ陥落のときにはイギリスに亡命政府を立ち上げて、国内にいるレジスタンスを戦わせたが、自身はフランス植民地での小競り合いで戦った程度。

結局、連合軍のノルマンディー上陸作戦まで、フランス国内で血を流したのはレジスタンスで、彼らの大部分はドゴールの指令なんぞ知らなかったし、密かに支援したのは当時の暫定政権のヴィシー政権だった(実際指令してないし・・・)。

だが信じられないことに、イギリスはノルマンディー上陸作戦の直前までフランスと戦争してたんだぜ!チャーチルは、(ドゴールに乗せられちまって)フランス海軍を乗っ取ろうとしてちょっかいを出して、交戦状態になってたんだ。まったく(こいつら)信じられんよなぁ・・・。もっともヴィシー政権はヒトラー寄りとチャーチルは理解してたようだがな。もう滅茶苦茶になってて何がなんだか分からほど混乱を極めてたわけだが、ノルマンディーで連合国が勝利してパリを奪還すると、「英雄の凱旋」を演じたのは、何もしなかったドゴールだったわけだよ。そんな事情を知らない米国は流れに任せたし、チャーチルの眼中に(スターリンのソ連やルーズベルトの米国はあっても)フランスはなかったしな。
ドゴールは完全に漁夫の利だぜ!

というわけで、ドゴールは国民の前に英雄気取りで凱旋してフランスを手に入れちまった。けど、そんな野郎にしっかりした理想や思想なんかなくてな、いろいろやるんだが 上手くいかないわけよ。だが、最後にドゴールが作った政治制度(第五共和制)をフランスは現在も踏襲してる。大統領がいて首相がいて、議院内閣制でという混乱のネタがわんさかの複雑さで、国家的には纏まりに欠け、いまだに階級社会をそっくり維持するという、ほとんど前近代となりつつある国家だって。

この国はラテン気質というか、基本的に労働は大嫌いで、国体は植民地からの上がりと農産物の輸出によって維持されてる。現代において、旧植民地支配が最も色濃く残ってる先進国なんだよな。酷ぇ話だが、いまだにしょっちゅうアフリカ(アルジェとかマリあたり)では力の支配を継続するために紛争してるんだぜ。北の黒電話がイカレテルというなら、フランスなんかどうよ!?

まぁ、歴史の勉強ってことはないが、とにかく一言でいって「儲かれば何でもありのいい加減な階級国家」ってことさ。いまは、またぞろドイツの実質的な支配下にあるわけよ。メルケルのサーバントがフランス大統領と揶揄されるようになったのは、シラクはまだしも、サルコジと現大統領のオランドがドイツの言いなりだから。EUに加盟すること自体が(国家を自主統治できなくなるという点において)売国のようなもんだが、特にサルコジとオランドは最悪で、ドイツの欧州完全支配に協力した伝統的な、日和見大統領なわけよ。(続く) 

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