2017031801001931
ル円が¥112.47を付け、金曜の高値を底抜けた。これで為替の興味は¥112.0をキープできるかどうか、そして2月高値の¥11.65にどれだけ接近するか、と言うことになった。もちろん、ここから切り返すことだって十分にあるわけだが、どうなるのか全く予想は出来ないにしても、チャートの値動きに従えば、そういうことが言えると思うよ。
doruenn
人それぞれで考え方も違うだろうけど、俺はまだ円高方向だと思ってるわけだ。為替のこの局面は、積み上がった円売りポジの解消が進んでの¥113であると同時に、円買い需要は依然として残されてる局面だと思う反面、海外勢は日本株を売ってきていないという状況もある。なので、株価と為替が乖離してゆく理由もどうやらその辺にあるかもしれない。
その場合、海外勢は黙っていて含みが膨張してゆくわけだから、売るはずもなし、かぁ・・・。

上記のドル円日足チャートを観る限り、ほとんど日経平均と同様の動き方をしている。¥115.50-¥116.65のレンジ相場なんだよね。ただし、日経平均の株価水準は随分と上にあるけど・・・(苦笑)

こうなってくると、為替と株価の基準を見直さないといけないのかもしれないし、逆を言えばそれほど円安にならなくても、日経平均は¥20,000を取ってくる可能性が生まれてきたということなのかも。たとえば¥116.00タッチくらいでも十分に¥20,000が狙えたりする・・・そんな雰囲気も出始めてきたな。

G20声明、米の反対で反保護貿易削除 7月首脳会合に期待

ただ、G20ではムニューシン財務長官と各国の蔵相の間では、相当の激論だったらしい。それはつまりは、トランプ政権は「公正な為替」に対して、後には引かないことの表れでもある。そのあたりが、円安の上値をがっちりと抑え込んでる・・・、ドルインデックスの重石となってると。だから、手放しで日経平均が上昇するという意見も、かなりここにきてズレてきてるわけだよ。何せ、アナリストは例外なく日経平均上昇の理由を円安としているわけだからね。
何度も書いてて恐縮だが、この局面はなかなか円安にはならんと思うよ。

米国の反保護貿易で影響を受けるのは、中国、日本、ドイツ、カナダ、メキシコあたり。なかでも日本ドイツの主要輸出産品は自動車だし、それが米国のメインターゲットだぜ。トランプ大統領はトヨタに対して業界の会合の席で「お前のところは米国内に工場を作る必要がある。つくるよな!?」とまたしても槍玉にあげた。

これでトランプ大統領は、「何でもアリ」の姿勢を明確にしたわけだ。まったく困った大統領でな、東芝はチャプター11を使わせないし、トヨタには思い切りプレッシャーかけてくる。その裏側にあるものは、雇用だったり国境調整税であったりするわけで、そんなに日米関係は甘くはないぜ。

というわけで、輸出株でも機械セクターとか日本独自の技術のある銘柄以外、安心して買えんね(苦笑)上昇するには、なかなか難産な相場、というわけだ。

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