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どうやら、トランププーチン新たな軍拡競争への扉を開いたみたいだな。今回米国大統領選挙でトランプが勝利した、ということの意味は、「民主主義の崩壊と新独裁政治の開幕」だと思うし、「資本主義は新局面に突入する」ということだろう?
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トランプノミクスはレーガノミクだよな。「強いアメリカ」、「新保守主義」の為に予算を湯水のごとく投入する経済。減税、金融規制緩和、公共投資拡大、保護貿易主義、そして軍拡。これをロシアと共同で推し進めてゆこうというとんでもない緩和政策をこれから実行するわけだよ。そのために、ほぼ無尽蔵に赤字国債を発行するという局面が、来年以降米国の財政を圧迫するわけだよ。

一方プーチンも、経済を立て直すためには、資源開発、軍拡を強力に推し進めるしか方法がない。そのために、米露が企てていることは、かなり明白になってきてる。

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ートランプ氏は評価


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米露二人の首脳は、軍拡を経済拡大の中心に据えることを確認してるよな。トランプ新大統領も今後は上下院の多数派を共和党が占めたことで、相当に強引な政策がまかり通ってしまう状況にある。そしてロシアは実質的なプーチンの独裁国家と化している。つまり、両国とも民主主義は形骸化したも同然だ。そして世界の核廃絶の動きを無視して、核軍拡に走る。これこそが、「民主主義の崩壊と新独裁政治の幕開け」以外の何物でもないということだよ。

オバマ大統領が、核軍縮へ大きく舵を切った背景には、米国の核兵器は80%以上が武器としての対応年数をオーバーしている非常に危ない状況だというのがある。そしてメンテナンスをしなければ、嫌でも自然に軍縮される状態になっているわけだよ。使いたくても、危なくて使えないわけだよな。そしてそれはロシアも同じような状況にある。戦後70年を経て核兵器拡大期から30年~50年経ってるわけで、当然そうなるよな。
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ところが、プーチンはなんとか世界をリードする中心国へとロシアを押し上げたい。なぜならうかうかしていると、新たに中国という目の上のタンコブがどんどん勢力を増してしまうからな。
そこで、元の米露二大大国支配を選んだということだよ。そしてそのためには、軍事産業で経済を拡大するしかないと、米露とも意見が一致したということだ。なぜなら、この分野には競争がないからだよ。

こうして、世界最大の産油国であるロシア世界最大の埋蔵国であるアメリカが、強調して行うことといえば、もちろん他の産油国潰ししかない。つまり、イスラム圏はトランプにとってもプーチンにとっても中国と並んで最大の邪魔者なんだよ。

だから、米露はどんなに無理をしてでも、軍拡に走る。そして、中東で新たな紛争を仕掛けて代理戦争を始めるのはミエミエだよ。また中国に関しても、かなりキナ臭い状況に中国が踏み込んだがために、米露に潰されるだろうな。なにせ、武器市場で邪魔なのは中国製だからな。仮に中国が軍拡に突っ込めば突っ込むほど、中国経済は疲弊する。輸入が膨大に増えるからな。

さて、そうなれば、中国サウジもますます米国債を放り出すことになる。だが、溢れかえった過剰流動性がそれを吸収してしまうかも知れないぜ。米国債の暴落、長期金利の急騰も極めて限定的でしかなく、結局のところ米国債=ドル、なのだから暴落などしようがない。その辺をトランプは読んでるんだろうな。

ここで、欧州経済がもはやほとんど崩壊寸前となって、中国経済も同様で、このままなら、米露時代は確実にやってくる。そのプロセスで起こる変動こそが、危機と言えるかもな。ただし、世界は極めて嫌な方向に進み始めたことだけは確実だぜ。そしてそうなれば、未曾有のバブルがやってくるかもしれんな。

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