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(世界大恐慌の前夜、膨大なショートで4000億円(現在の価値)以上を儲けた伝説の投資家:ジェシー・リバモア)

週末金曜の後場になって、いよいよ厳しくなってきた。含み損は500万の手前まで達してた。もう、俺は耐えられなくなっちまった。
「Yさん、ヤバイです・・・・」
「だな・・・」
俺は泣きたい気持ちになった。この4カ月、やっとの思いで稼いだのに、一週間で500万もヤラれて・・・。
「どうしたら・・・」
「切れば!?」
「・・・・」
金曜の後場の2時半ころ、大きめの板にぶつけて全株をロスカットした。資金は、せっかく2500万まで積み上げた資金は、一気に2000万を割り込む始末。だが、それがその日の底値。翌週にはほどなくして反転しだしたんだ・・・。
俺は茫然とした。そしてこれまで何度も負けて、損切りばかりしていた頃を思い出したよ。失う辛さ、というのはホント、尋常でないくらい辛い。辛くて、落ち込んで・・・。マインドコントロールを失って、どうにもならなくなるんだよ。

翌週の水曜に師匠のところに顔を出した時、4%ほど値戻りをしてた。
「少し押して、下値を割らないで戻ってくれば、買えばいい」
師匠はそう言ったんだ。
でも、当時の俺は損切りした銘柄なんか見たくなかったし、買う気も起きなかった。そんな俺に師匠は「買い」と言ったんだよ。
「Yさん、気分悪くて買えないよ」
「どうして?ロスカットしたから?」
「そりゃ、あの金額を切れば落ち込むでしょ」
「なんで?株だよ!」
「500万ですよ、500万。高級車1台分だぁ」
「あのね・・・」

師匠は俺に言ったんだ。
株式投資をしている以上、株価の上下はつきものなんだ。当然、理由なんか関係なく売りたい奴なんていくらでもいるんだよ。資金繰りのために嫌々換金するという投資家もいるだろう。良い銘柄と言っても買って直ぐに上昇するなんてことはないよな。むしろ板みてて、売ってる気配を感じたら、ポジションを閉じて買い直せばいい。
で、ここからが肝心なことなんだが、株式投資の資金を「カネ」と思った瞬間にまけるからな!それだけは、覚えておいてよ。


500万あったら何でも出来る。贅沢もたくさん出来る。車だって買えるし、毎日美食に酔うことも、高級な服をたんまり買うことも出来る。それは500万円というカネだからな。ところが、株やってるとそんなものは下手をすれば一瞬で消えるんだよな。そんなとき、「500万が消えた!大損した!」と思うと、何も出来なくなる。だから、「500点負けた」と思いなさいってことなんだ。「カネ」に置き換えない!
「株の資金はカネじゃなくて点数と思え」
そんなことを師匠に言われた気がする。
そして、「信じて7000万も投資した銘柄を、どうして再度買えないの?」と。
「買えば資金を回収できると、どうして思わない?」

いままで、俺はそんなこと考えたこともなかったんだ。ロスカットした銘柄は未練を持つより株価ボードから消したりしてた。だが、「悪材料で下げたんじゃ無ければそんな必要ないし、チャンスはいくらでもあるし。そういう銘柄こそ、大事に株価を監視しないといけない」って言われたんだよ。

そういう投資行動はすべて、資金を「カネ」と思ってるから起こることなんだって気がついた。そしてやられたらリベンジの可能性を必ず探る、という癖も付いた気がする。師匠は俺が損切りした金曜の大引け後・・・
「取り戻せば問題ないよ」
と言ってショートホープをくゆらせていたよ。その日4箱目の最後の一本だと言ってたな。
  

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