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ヒラリー・クリントン優勢が、思いもよらぬ投票11日前のFBI捜査開始で大きく揺れ動いた。支持率に関してトランプが肉薄し株式市場では、ポジションのヘッジを余儀なくされた格好で、大きく値を崩した格好。日本市場は特にヘッジ市場となり、金曜引け値は¥16,905と予想の¥16,800に接近した。
そして金曜(昨夜)の米国市場は、戻りを試すもヘッジ取引に押され結局はマイナス引け。特にS&P500に至ってはなんと9日連続の下げという、36年ぶりの事態となった。ダウも、そしてS&P500、NASDAQもチャートでは非常に悪い形で、節目をことごとく抜けてしまい底値が分からなくなっている。
(ダウ日足チャート)
だうちゃーと
(S&P500日足チャート)
SP500ちゃーと
(NASUDAQ日足チャート)
なすちゃーと
これを受けての日本株。CME日経平均先物も続落し、¥16,855で取引を終了した。
(CME日経平均先物)
CMEちゃーと
そして日経平均である。トランプの支持率肉薄で地合いが混沌としている場合、個人投資家が頼れるのはチャートしかない。
(日経平均日足チャート)
日経ちゃーと

月曜の日経平均はCFDの引け値が¥16,889であることから、金曜の下髭をなぞる展開となりそう。となると75日線が意識されることになる。おそらくこの辺りが選挙前のポジションになって、結果次第で上下するという展開だろうな。トランプが勝利すればトレンド転換の可能性も十分にあるし、ヒラリー勝利なら一旦は戻りを試すと考えるのが順当。
時期的に中間決算が終わり、株価は織り込みに向かいながら、全体としてのトレンドを決めようとする。だが、大統領選挙が終わればあとは「FRB利上げ」に向かうので、ドル円は円安方向に。これが日経平均の下値を支えることになるかもしれない。

ただここで考えられることは、日米のどのチャートも金曜の段階では下げ止まっていないが、ほぼ大統領選挙前のポジションは確定していると思われる。したがって月曜、火曜で織り込むのは週末の情勢ということになり、株価はブレルかもしれないが、それは所詮は「ブレ」に過ぎない。この週末は、トランプ勝利などまったく言及していなかった評論家やメディアが一斉に「接戦」または「トランプ勝利」を言いだした。その報道の度合いが投資家心理に影響するかもしれない。

冷静に考えれば、米国株式市場はすでに今回の大統領選挙を織り込んでいると思う。つまり、歴史の長い既存産業の企業で構成されるダウの下落は少なく、新興企業・新興産業の多いNASDAQは下落がきつい。ダウは共和党寄りの企業が多く、NASDAQは民主党寄りの企業が多い。先週は特にはっきりとその傾向が出てきた値動きだった。つまりどちらが勝利しても、暴落するようなことにはならないということで、一旦はショートカバーが入りポジションを直しにかかる可能性が大だ。
よって日本株も来週は75日線に支えられる展開になるだろうと予想。値ブレはあっても最終的にはある程度の水準を維持出来ると思う。よって来週11月11日(金)は・・・
日経平均:¥17,000
ドル円:¥103.50

を予想する。

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