株式相場とは直接関係ない!?とは思うが・・・読んでて腹が立ってきたんで、書くことに。

「金融庁、地銀にビジネスモデル構築促す マイナス金利背景」

一体全体、金融庁はどこまで銀行に対して過保護なんや!呆れてものが言えないぜ。
特に地銀や信金、信組は、将来の収益悪化に対する対応が出来てない。それは実際そうかもしれん。いや、出来てないだろう。そんなこと、マトモに考えてる経営者はごく少数だろうからな。大半は、「今が良ければ」とか「定年までなんとかなれば」なんて考えなんだよ。それで退職金をガッポリといただけば、It's all rightってなもんだ。
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(金融庁はこのビルに!)

もちろん、そんなことだから、将来はヤバいだろう。潰れる可能性も大いにある。だが・・・それが当たり前の社会にしないとダメなんだって。地銀など大半は上場企業だろ。一般企業で、他の企業と同じ立ち位置なんだよな。にもかかわらず、将来の経営が不安だから行政指導をしてビジネスモデルをしっかりと作らせるってどういうことよ!?

行政がそんなことしてて良いわけがないだろっ!

金融庁の役割ってのは、金融監査をしっかりやればそれでいいんだよ。にもかかわらず、業界を再編するとか、経営に関して行政指導をして、かつての護送船団方式のごとく守ってやるというのは、俺は納得できないわけよ。
ただでさえ、ゼロ金利資金はふんだんに貸し出すわ、銀行法改正で金融商品の多角的な取り扱いを許可するわ、なんでもかんでも優遇しまくってきた。米国なんかは、銀行業務と投資を切り離そうと躍起になってるってのに、日本は投資銀行を促進してんだぜ!
そんなとんでもない優遇された環境下に居ながら、業務改善、ビジネスモデルの構築が出来ないってのは、無能な証拠なんで、そんなもんは潰れて当たり前だろうが!

今の環境なら、地銀なんぞみんな投資銀行やればいいのよ。窓口で株式だって売れるんだぜ!保険もOKだし・・・。地銀ならM&A業務も簡単に出来る資格がある。それだけじゃ無くて、増資を引き受けたり、やる気なら無担保転換社債の引き受けも出来てしまう。投資用不動産をやってもいいし、太陽光だってやる気なら出来た。とにかく何でも出来るのに、何にもやろうとしない!

ふざけた話だ。そして、金融庁もいい加減に、弄るの止めたほうが良いぜ!どうも今度の金融庁長官はやたらと力入ってるみたいだが・・・。

まったくムカつく話だぜ!


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