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今日、日銀の金融政策決定会合を受けて株価が上昇したのは、圧倒的にショートカバーなんだろうという気がする。第一日銀が打ち出した政策ってのは、従来の政策に名前を付けただけ。しかも、政策そのものは金融緩和をしながら金融引き締めをやるという、絶対に経済では同居出来ないもの。理論的に破綻をきたしてるわけだよ。これを強引にやるってのは、もう無茶苦茶な政策で・・・。

こんなものが評価されるはずがないし、株価もこれで当面¥17,000上で推移することもないだろうな。だいたいこんな訳のわからない政策をやるってのは、海外勢にとってはある意味(皮肉を込めて)サプライズ!

もうこれ以上玉が無いんでバズーカ発射できませ~~~ん!

と言ってるようなもんだ。これで銀行株、保険株、自動車株、電機株・・・全部上昇!日経平均は¥300高!これもある意味では笑えるぜ。まずメガバンクこの政策ではほとんど収益にプラスにならんよ。むしろ悪化する可能性さえある。

銀行なんぞ融資にしたって10年20年なんてのはなくて、設備投資で最長7年、通常は5年以内のものがほとんどで、金利は短期国債(まぁ、国債とは限らんけど)金利に連動だよ。これで10年物が「0」に固定されれば、短期国債金利は低下するに決まってる。テコで10年ものが支点になるようなもんだからな。大喜びなのは、生保ゆうちょかんぽ、くらいなものか。

今夜のFOMCが「利上げなし」で通過すれば、日経平均は御里帰りだな。
それにしても、酷でぇ・・・。マジ、日銀、大丈夫か!?


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