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米国株式市場が厳しい下落に見舞われたぜ。
ntdaw
 確かな要因は不明ながら債券市場での長期国債の金利上昇を嫌気し、現在の米国企業の債券発行高の多さに対する懸念が台頭し、そこにハト派のボストン連銀ローゼングレン氏の早期利上げ容認発言がきっかけとなって、利食いに走ったということ見たいだ。

NYダウ$18,085(▲$394)安値引けとなった。その結果上記チャートの通り、米国ダウは寄り付き窓空けの大陰線となり25移動平均を下回って大引け。三尊天井が完成し、短期トレンドは下落に転じた。$18,400のレンジでの出来高が多く、戻れば売られるというパターンに入りやすいため、週明けリバウンドしたとしても、とりあえず$18,000は見ないと収まりそうにない。

これを受けて、日経平均CFD¥16,782安値引け。金曜引け値から▲¥183。ダウに比較して下げ幅が小さかったのはドル円が¥102台後半を維持できたから。引け値は¥102.669となった。ただしダウ同様に引け味は非常に悪く日経平均CFDは引け前急落の安値引けとなった。

日経平均日足チャートから週明けのGDを探る必要がある。
nihon
日本市場は連日の薄商いの中、日銀のETF買いの思惑が下支えとなって¥17,000を回復。株価のトレンドは大いに上昇を匂わせるもの。金曜引け値は¥16,965だが、ここからCFD通りのGDとなれば¥16,785辺りが週初の寄り付きと思われる。出来高の多い価格帯に引き摺りこまれるために、取引自体は相当に重くなるだろうが、この辺りは海外短期筋の売り仕掛けも非常に効果的な心理状況で、どこまで踏ん張れるかが焦点。日銀は当然どこかの時点でETF買いに出るが、出来高が多くなることも予想されるので介入効果はないとみる。

そもそも今回のダウの下落は「FRB9月利上げ懸念」というよりは、債券金利の上昇を嫌ったもの。其のベースには、グリーンスパン発言日欧のマイナス金利政策にある。「近々債券金利は急上昇に転じる」という意味は、FRB利上げの影響というよりも、日欧と米国の金融政策が正反対であるにも関わらず、双方ともに長期金利上昇を期待しているという矛盾に対する懸念だ。
日経記事によれば米国は、日欧のマイナス金利政策によってイールドカーブが低下・フラット化してしまったことへの懸念を抱いていて、特に日銀は次回の金融政策決定会合で「マイナス金利深堀または長期国債の買いオペ停止」によってイールドカーブに傾斜を付けようと言う政策が見えたことで、長期債の売り物が出て長期債が急落することを嫌気したと。つまりは日本の金融緩和と米国の金融引き締めという相反する金融政策でも、結果として金利政策では長期金利の上昇という同じ結果をもたらすという懸念である。

なので、同じネガティブファクターといっても事情はかなり複雑でしかも厄介だ。このところ、俺も何度か国債金利の上昇が危険という記事を書いていたが、案の定、市場は警戒しだしたことになる。これで(日米共に)株式市場は相当に日銀の政策に警戒感を持つだろう。

日銀の金融政策決定会合は20日(火)・21日(水)の日程で開催される。

というわけで、金曜の大引けは日銀会合へのポジション調整真っ盛りであること、米国市場の軟調を考慮すると・・・
日経平均:¥16,500
ドル円:¥103.00
を予想します。
 

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