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今年の4月に俺の師匠との出会いを書いたんだ。宣伝(アフィリ)もしたんでお叱りも受けたけど、俺はアフィリなんかどうでもよかったし、手法が師匠と近かったので参考になれば、と思ってアフィリしただけなんだが。

今月に入ってなんとか生き延びてるし、このブログを始めてからもう1年半になる。それで最近週末になるといろいろ考えるんだよな。そして時々師匠の言葉を思い出すんだよ。個人トレーダーなんて孤独もいいところでな。やってみるとわかるけど、本当に辛いんだよな。けれど、なんとか逆転したい、みたいな気持ちは絶対に捨てられないし、目標を諦めたらそれで終わりだからな。

寂しい時や辛い時は「俺だけじゃない。みんな寂しいんだよ」って思う。師匠と一緒に株取引してる時が本当に楽しかったし、いま、こうして孤独に耐えていろいろ調べたり。負けた時の悔しさとか、勝てたときの喜びとか、そういうのを、何とかして何かにぶつけないと、壊れそうだよ。

なので、これからは時々、ブログに書いて行こうと思った次第。特に師匠とのやり取りは、多分みんなも参考になると思うし、俺も思い出してかみしめたいので、シリーズ(不定期)にすることにした。
良かったら、読んでください。

まず「師匠の思い出 第1回」は、この4月9日に掲載したものをアフィリなしで再掲載します。
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「年初相場が荒れた年は、その後一年間は荒れ場になる。」


格言ではないけれど、俺もそれを実感してますよ。最初にこれを聞いたのが俺の師匠からでN村証券を退職したばかりのY氏だった。何度かブログでも紹介したけれど、当時の俺は相場で3000万以上を呑まれ、自棄になってるときだったから、「何言ってんだ?このオッサン」程度に受け流してましたけど。

下手の横好きで株式相場に向かって気が付くと蟻地獄のように負け続け。最初は「株でひと財産」のつもりが負けると「(負け分を)取り返す」に変わり、種銭をかき集めては証券口座に入金するの繰り返し。気が付くと投資してはいけないカネにまで手を付ける始末で負け分は3000万を超えてたな。
それでも、まだ「勝って全額回収だ!」と思ってましたよ。S高を5回獲れば・・・なんていつも考えてた。
そんなだから、危険な銘柄ばかり狙う。だから余計に勝てない。蟻地獄とはまさにこのことだよな。

あるときかなり焦燥して、Y氏に頭を下げた。
「何とか獲り返さないと商売もヤバイです。助けてください」と平身低頭。
「勝たせることは出来ないかもしれんが、負けなくすることは出来るよ。俺も失業して暫くは暇なんで通ってこいよ」って言ってくれた。
それで半年間、仕事の合間を縫って木・金と週に2度のペースで通ったんだ。
あの頃、ちょうどライブドアショックになって1月の終わりから相場が荒れた。その年は年末から小型新興株がPER100、200当たり前と言うくらいに買われて個人投資家は有頂天になってる頃だったよ。突然降って湧いたライブドアショックで相場がひっくり返った。あの年の相場も半年以上荒れたよな。



その時に、実際の相場を見ながらY氏はいろいろ教えてくれたよ。けれど実践以上に基本的なことをすべて教えてくれたんだ。そして証券業界の裏側とか、外資と国内証券の関係とか・・・。たまたまだが、俺のオヤジの知り合いにあの麻布自動車の渡辺幾多郎氏がいて、師匠のY氏とは旧知だったんだ。オヤジと師匠と渡辺氏で渡辺氏がオーナーの喜連川ゴルフ倶楽部でプレーしたこともあって、Y氏は親身になって俺にアドバイスをしてくれた。
俺にとっては「地獄に仏」だったんだ。
その後約1年間で、あのどうしようもない相場で俺は手元の400万を2500万にした。というかなったんだよ!Y氏の言う通り相場を張った結果だった。

かといってインサイダーな情報があったわけでもないし、特別な銘柄を買ったわけでもない。もちろんS高なんてのは無縁もいいところ。ただし、信用で売り買いを駆使して素直に相場を張っただけだった。銘柄は4つだけ。業界違い業態違いの絶対に倒産しない4銘柄を選んで、それしか値動きを見ていなかった。いつもY氏と作戦会議をやる。4銘柄のチャートとにらめっこ。そして地合いの論議。週末の金曜に翌週のポジションを決めるんだ。で、木曜には決済してY氏に報告する。滅多に金曜までは持ち越さない。場合によっては金曜に新たなポジを作ることもあった。
不思議なことに、その繰り返しだけで資金が増えたんだよ。

「師匠、どうして相場がわかるの?」
「わからないよ。わかったら苦労しない」
「でも、勝ってるよ」
「負けないようにやってるから」

そう言う時の師匠の笑顔が忘れられない。
ヘビースモーカーでいつも師匠の部屋の灰皿は山積みだったな。
知り合って1年半したころ脳卒中で倒れ、そのまま急逝した。あまりに突然だったよ。

その後、俺は商売を畳んだ。ほとんど倒産で借金は清算できないほど残った。丸裸になってすべてを失った。家も家族も友人も・・・。生きる術を失ったんだよ。けれども、最後の最後に、師匠の墓参りに行ってその時、思った。俺にはまだ経験やノウハウや、そう言う無形の財産が残ってる。

この先どう生きようと、とりあえず目先はそれを生かすしかないと思ったんだ。いや、師匠が「ダメ元でやればいいじゃないか」って墓の下で囁いてたよ。
ちょうど1年前の2月のことだったな。
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相場で何かあると、まるで走馬灯のように師匠の顔が浮かぶんだよ。それでいまにも崩れそうな自分の気持ちを立て直すんだ。勝てたときは一人大声で叫ぶ!「師匠、やったぜ!」ってな。
いい歳したオヤジがバカみたいだろ?
株式投資ってのは、相場ってのは、そんなバカみたいなもんだからな^^)


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