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今週末の日経平均は¥16,497。前回の「日本株を読め!7月9日版」での週末株価予想(日経平均¥15,700)を大きく外した。その原因は、翌日に書いた「いま、そこにある危機 7月10日版」の危機がドンピシャだったからだ。

米国市場は史上最高値を更新し、ダウ$18,516($10高)6連騰。BREXIT急落後の戻し4連騰以上に強烈な上昇を演じた。それに伴って、日本市場でもドル円が円安方向に急速に戻り、また任天堂相場とも相まって、すっかり上昇機運になった格好で、¥16,497と大幅な戻りでBREXIT前の水準を回復した。¥15,100~¥15,750のレンジ内の動きとの予想が外れた格好だ。
toruko
欧州、中国も堅調な動きを示し、これで世界的にリスクオンとなって、上値を模索する相場になると思いきや、なんとトルコで軍事クーデターが発生したとの報道で為替と先物は急落した。
一方クーデターは失敗に終わったとする発表もあって、どうやら終息に向かいそうな雰囲気はある。
詳細はまだ明らかでないが、終息したとしても各国とも十分に利食いの意識される株価の位置ではある。

トルコには現在、シリア難民の多くが滞在しているとともに、トルコ政府は欧州進出を企てるロシアとの軍事的な小競り合いの最中だった。多くのシリア難民はトルコ経由で欧州へ移るため、難民問題で極めて重要な国であるとともに、欧州経済、特にドイツ経済にとって影響は小さくは無い。

となるとやはり気になるのはドル円の動きだな。
(ドル円日足&10分足)
ドル円

まず上がドル円の日足チャート、そして下が10分足チャートになる。4:20am頃に報道が伝わると、地政学的なリスクが意識されて円が¥1-ほど急騰している。その結果、日足では上髭陰線のコマとなり、BREXIT時と同様に円安の限界を示しているような形になった。
トルコの情勢如何では¥100~¥105のレンジ相場になる可能性があり、そうなると現在の日経平均¥16,500が戻り限界となりかねない。

(ダウ日足)
dau15
金曜の引け値は$18,516(¥10高)だ。しかし直後のクーデター報道でダウ先物は$18,364まで下落した。CFDは$18,444で踏みとどまった格好だが、週明けのダウは短期調整入りの可能性が出てきた。もともと上昇が急ピッチであっただけに、この位置での調整は当然であって、これをきっかけにファンド勢のポジション調整が出ると思われ、そうなれば来週末くらいまでは調整局面になってもおかしくは無い。

(日経平均日足チャート)
nikke
(日経平均日足ボリンジャーバンド)
ボリ
日経平均は恐らく¥17,000目標程度の買い決めだったんじゃないか。やはり¥17,000では利食いが出る水準でもあるし戻り一杯でもある。MACDでもRSIでも現行株価は一杯と言うほどではないが、これがトルコ問題をきっかけに調整となれば、海外勢の早期の手仕舞いもあり得る。

日々世界では何が起こるか分からないリスクがあるな。幸いにしてトルコのクーデターは終息の見込みだが、何か出来事があれば、現行の株価の位置がどうなのか?を投資家が意識するきっかけになる。ダウはこのまま史上最高値を更新し続け、ドル円も円安に向かって・・・というのは、少々虫が良過ぎる気がするが・・・。
来週はそろそろ調整局面を意識する週になると見る。
したがって来週末の株価は
日経平均:¥16,500前後
ドル円:¥105前後
を予想。


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