さて、明日から本格的に12月相場突入だよね。やはりなんだかんだといっても12月相場にはみんな期待しているんだと思うし、俺もどこかのポイントで小型が本格的に買われる相場が来るんじゃないかって期待してたりもするんだが・・・。

だが、今年は例年と違ってちょっと厄介だ。その理由はもちろん、FRB利上げの動き。15・16日FOMCで恐らく利上げが決まる。その時の株価の動きがどうなるのか、その辺りを見ないと大口が動いてこないと言うのがあるからな。利上げはすでに織り込み済みという意見もあるが、どうだろう?本当にそうなのか?

利上げの影響は株式よりも債券だから、直前になっていろいろ出てくるとやはり、ネガティブに捉えられてもおかしくない。そうなれば、株価も影響を受けるだろう?




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もう一つ気になるのは、原油の動き。どうも原油価格の腰が弱いんだよな(現在$41.8)。来週はOPEC総会があって、産油国がどういう方針を示すかが非常に大きいわけだよ。安易に減産も出来ないし、さりとて相場をこれ以上下げたくないという、例年になく厳しい状況だからな。産油国の財政事情も芳しくないから、非常に難しい総会になるはずだ(大和証券あたりは、総会後は上昇と言ってるけどな)。現実にサウジあたりが強気に出ると、まさかの$40割れなんて言うのが有り得るし、割れたら$35も危ういよ。

今年はちょっと需給もよろしくないし、例年のアノマリーが通用するのか?12月は単純に上げ相場だと考えていいものかどうか・・・。そこを各人がどう見るかで、決まるんだろうね。

俺は、ちょっと今年に限っては12月相場は思ったより弱い、と見てる。来週は日経平均は¥20,000を獲ってくるのは間違いないが、問題はそういう相場がいつまで続くかだろう。第2週のSQ前まではまぁ何とかなる。問題は後半で、利上げを肯定するようなダウの動きになれば、ぶっ飛ぶ可能性もある。が、そこまで楽観的に俺はなれないね。

こんな時には、本当に何か材料が欲しいよな。有機ELやLEDはもういいから、もっと決定的なのが欲しいところ。信号機の老朽化にともなう整備の記事なんかもでて、日本信号か?なんて一瞬思ったが、これくらいじゃダメだ。相場にはなりそうにないな。




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というわけで、来週もザラバと睨めっこでチョコマカ動く・・・そんな投資行動しか勝てんかもしれんな。スイングで持ってる個人は全く儲からなくなってるし、さりとてデイは市場の資金不足でボラがでない。ボロ株祭りも一瞬で終わり。日経平均が弱くないから空売りも出来ない・・・。
個人投資家にとっては八方ふさがりの日本市場ってことだ。

まぁまぁ、憂鬱なことを書き並べたが、個人的は11月は、2月以来最低の成績だった。
何をやっても裏目。どう予想しても逆目。
まったくどうにもならない状況に陥ったよ。
相場を弄ってるとそう言うこともある・・・それは理屈では分かっていても、いざ直面すると本当に辛い揉んだ。特に日銭でなんとか食いつなごうという俺みたいな貧乏人にとっては、無慈悲な相場だったよ。
そして、なお不透明な要因が結構あって安心して買えない12月って!?

それはあまりに酷というものだぜ。

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