どうも俺には合点が行かないんだよな。
このまま、ギリシャ問題は本当に収束するのか!?って思うわけよ。
なんだか怪しさは残ってるような気がしてならないわけ。

要するにメルケルをはじめとするEU連中は、チプラスが信用できないって言うんで
ここまで引っぱったわけだよな。仮に信用できないって言うことは、つまりEU側の厳しい条件をチプラスは実行できるのか?ってことになるだろう?

そもそもこの問題、ギリシャで国民投票が行われてEUの緊縮要求を国民が拒否したと言う事実が無視されてるよな。その後、極めて妥協的な条件を議会で可決してしまって、EUに提出した。それでも素直に受け入れてもらえずに、一層厳しい条件を付けて突っ返された。そして土壇場で、チプラスは「もう何でも受け入れる」となって愛想を振りまいたが、それでもダメで、結局延長戦の政治判断みたいなことで、条件付きでOKとなったというのが経緯だよな。でも、国民投票から10日あまり経って、チプラスや議会が勝手なことをしたことに国民はかなり怒ってるんじゃないか?ならば、国民投票なんか必要ないってことだからな。そして、今回、14日、15日と緊縮財政を議会で立法化しないといけないだろ?その時に議員が賛成するのか?っていうと、民意を裏切るわけでギリシャの国会議員はほぼ全員、クビがかかっちまったということじゃないのか?少なくとも次の選挙じゃ落選は決定的だっていう打算が働くんじゃないのかな?

そんな状況でチプラスははたして議会を説得できるもんかね?
俺ははなはだ疑問なんだよな。

しかも、ECBはギリシャの銀行に対して流動性供給をやってないわけで、これもギリシャが立法化出来なければ継続できないと言ってるわけで、はたしてそんな綱渡り的なことが上手く行くのかね?

俺はさ、今回の一連の経緯からして、どうも怪しいと睨んでるわけよ。具体的には、メルケルは「ギリシャが条件を履行できないと計算してわざと厳しい要求をしている」としか思えないんだよ。つまりドイツは最初からギリシャを切るつもりだったに違いないってな。
どうせこの先も、現状の経済状態じゃ、再建なんか出来るわけな行って、如何にメルケルだって分かるだろ。この先何年も悩まされることは明白だしな。だったらこの際、切ろうと決めてるんじゃないか?今回の演出はその大義名分を作るためだと思うわけよ。ギリシャがたった2日間で条件を履行出来なければ、今度は堂々とEURO離脱が出来るし、国際的にも言い分は立つってもんだ。
そういうドイツ「ドス黒い打算」があると見る!


どうも、あれ以来、情報が入ってこないよな。ロイターもブルームバーグも、フィナンシャルタイムズも何やってんだ!?
俺が疑り深いなのか?いやいや、そういう可能性は大いにあるんじゃないか?
そんなこと考えてたら

ギリシャのユーロ圏離脱、可能性はまだある

なんて言う記事が出た。オーストリアのフォアマン首相の言らしいが、まったくその通りだよ。 
ちょっと油断しすぎたかもしれんぞ!
ほぼ全力で買い持ちなんて、ヤバイ!ヤバスギル!
それでなくても全く勝ててないわけで、こりゃ明日、もう一度ポジを解くしかないか!?

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