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上海総合暴落している。ギリシャ問題で世界が揺れている時に、全く持って迷惑な話だが、連日面白いように下がるんだよな。当局は銘柄を限定して「信用売り」を解禁したけれど、売ってる投資家ももちろんいるわけで、そろそろ数字的にも破産に追い込まれる投資家も多い中で、爆益を手にしている投資家もいるということだ。
チャートをみても、まるで新興市場の短期資金で弄られた小型株のような感じ。市場まるごとマネーゲーム化してるよな。
上海総合市場と言えば、日本市場と違って個人投資家比率はメチャクチャ高い市場のメインプレーヤーは個人投資家で約70%、投信に至っては約90%が個人投資家の資金と言われている。つまり、この市場はほぼ全額個人投資家の資金で成り立ってるってことなんだよな。いいかえると上海総合ってのは、日本市場のように個人投資家が「勝てない市場」ではなくて、「勝てる市場」なんだよ。はっきり言って個人投資家にとっては世界で最も魅力的な株式市場です。

たとえば個人が50万円の資金で2月から株式投資を始めたとする(俺のパターン)。勿論信用で証拠金率50%、レバ2倍でスタート(2010年導入時の条件で、いまは大幅に緩和されてるらしいが)。
2月時点の指数は3200pt。それが6月15日には5170ptとなり単純に100万の信用買いが約1.61倍だから161万になり、証拠金は111万に増えた。それが昨日(3日)時点で3686ptだから、評価額は115万。手仕舞いすれば、元金は65万と15万の利益を確保できるわけ。
けれども、いくらアホな俺でも、この暴落を黙って見ているはずもないし、適当なところで手仕舞いしてるわな。そしてこの状況で空売り解禁されたわけだから、そりゃ売るに決まってる。なので、普通ならこの相場で致命的な痛手を負うことはなかったと思うが・・・。

それは単なる屁理屈であって、実際の取引は全然違うわけ。つまり最初の買い物はそこそこ上がれば利益確定するよな。そしてさらに多くの買い物をする。それを繰り返すわけだよ。たとえば、6/15のピークまで、3600pt、4600ptで2度決済と買いを行えば・・・
50万→111万→283万と元金は増え、持ち高は566万になってるよな。しかもそれが6/15ピークでは5170ptなので633万になってる(仮に天井で決済したら、350万の元金になって僅か5ヶ月足らずで7倍に達するわけ)。
まぁ、天井で売れるはずもなく、証拠金283万、持ち高566万のまま、この暴落に突入した。すると基本的には4600ptまでには売りたいのが人情で、6/19のザラバで売ってなんとか283万を死守するだろ!なので、相場の初期段階に買ってる投資家は、決して損することは(基本的には)ないし、大きな利益も手にすることが出来る。これが途中参加となると話は別だ。

50万の元金で同条件で4600ptから参入したら・・・6/15には5170pt、1.12倍で112万。だが12万円の利益は4日目の6/19にはスッ飛び、追証がかかる。ことは単純な話で、4400pt~4100ptでは出来高が多い価格帯で、そこが75日移動平均線。この負のスパイラルってのは75日線を下回ると止められないんだよな。それにこの市場、46兆円もの信用買いが6月末まであったわけで、そうなると25日移動平均を問題にすべき。つまり信用買残がゴリゴリになった相場は、25日線を割ると命取りなんだよな。なので6/23日の暴落で売れないと、個人投資家は即死します。逆を言えば、そこで空売りすれば「爆益確定」とも言えるわけだが。

はっきり言って今回の上海総合の暴落を止める手段は一つしかない。それは「需給の改善」だ。要は「空売り」がどれだけ入るかだよな。恐らく逆張りで「通常の買い」がいくらはいっても止まらんだろう。半値押し、なんてのはある程度需給が改善するから、買い戻しがはいるから一旦は止まる。けれども、買い上がるには相当に取り組み改善してないと無理だろ。しかも、機関投資家がテクニカルで買ってる市場ではなく、個人投資家が雰囲気で買ってる市場だから・・・大衆心理は一方に傾きやすいもんだからな。売りで獲れる投資家はいるとしてもそれは完全に少数派なんだよ。なので、徹底的に底値を練って、個人投資家のバランスシートの穴が埋められない限り、持ちあがるもんじゃない。今後、3000ptは余裕で割り込むだろうし、2000ptも危ないぞ。
(上海総合2年チャート、週足)
syannhai 2年
そうなったら、この市場は個人投資家のだらけだな。
ただし、そのボラタリティは、極めて魅力的だな。
マジ、羨ましい相場だぜ!
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