ギリシャ騒動の影響で下落し、今日は微動だにしなかった「タマゴ」だが・・・、改めて調査すると、今期(通期)は相当に上ブレると俺は確信が持てた(あくまでも俺の判断!)。そこで、証券会社が良く出すレポート風に内容をまとめて見たんだ。暇があったら読んでみて欲しい。

1384ホクリョウ ¥542(¥1高)

【業績】売上高営業利益経常利益純利益1株益(円)1株配(円)
単13. 8*10,66038843520134.63.33
連14. 8*13,239352413549.46.67
連15. 8予14,90048053027036.210
連16. 8予15,00050055029038.910
中15. 27,59648948332955.80
中16. 2予7,50040040027036.20
会15. 8予14,907484526269-(15.1.14)
IPO銘柄で過去の業績の傾向が分からず、どう判断すべきか迷った中間決算。この表では青文字が中間決算の数値で、赤文字が会社計画に基づく四季報の数値だ。言うまでもなく中間決算で、営業利益は通期計画並み、経常利益、純利益では早くも通期予想を大幅に上回っている。
この中間決算に関して会社側は短信で次のようにアナウンスした。

「当第2四半期連結累計期間における日本経済は、経済政策及び金融緩和策により穏やかに回復の気配がみられる ものの、円安の進行による原材料価格の高騰や消費増税による個人消費の回復の遅れ等もあり先行き不透明な状況 で推移いたしました。 鶏卵業界におきましては、鶏卵相場は円安で飼料価格が高止まりし、かつ平成25年の夏以降高値相場が続いてお りましたが、当第2四半期連結累計期間(平成26年9月1日~平成27年2月28日)の北海道相場Mサイズ平均は1 キロ214円28銭と、前年同期間比6円65銭安となりました。 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は7,596,911千円、営業利益は489,530千円、経常利益は 483,001千円、四半期純利益は329,114千円となりました。」(中間決算決算短信より) 

これは飼料価格は前年度並み鶏卵価格は6.65円安と言っているのであって、にもかかわらず、前年通期の営業利益率が2.64%であるのに対し、今期中間では6.43%になっている。そして今期通期の会社計画では3.24%である。本来短信で会社側が説明すべきは、通期で営業利益率が落ちる原因であるが、これが例年に起こり得る鶏卵価格の夏場の下落によるものであることは容易に想像できる。
しかしながら、今夏の鶏卵価格は、すでに昨年度の水準を凌駕して高値となっているとともに、盛夏期の予想も順調であることから、営業利益の大幅な上ブレが予想出来る。
(鶏卵市況)
tamagokakaku
また、中間決算短信では通期業績に関し、次のようにアナウンスされている。

「平成27年8月期の通期の連結業績予想につきましては、平成27年2月20日に発表した予想から変更はありませ ん。 通期の連結業績予想を策定するための前提とした数値は、鶏卵相場・鶏卵販売重量・飼料価格です。 鶏卵相場につきましては、前年が高相場であった反動を見込み、前年比5%程度下振れの水準に設定しておりま す。 鶏卵販売重量につきましては、設備計画を織り込んだ鶏舎数と採卵鶏の生産羽数に基づいて算出しており、前年 と比較して大きな変動がないことから横這いで設定しております。 飼料価格につきましては、円安を背景として上昇が予想され、トン当たり前年比3%程度高を設定しておりま す。 なお、売上高につきましては、上記要因に加え平成26年4月に買収した子会社株式会社第一ポートリーファーム の売上が通期で反映されることから前期比112.6%で計画しております。」 

業績決定の3つのファクターのうち、鶏卵相場については上記のように今期は前年を上まらる堅調な高止まり相場になっている。そして、飼料価格については、3%高の見込みに対し、現状は値下げされた状態(または前年比較で横ばい)であると思われる。

平成27年4~6月期

平成27年7~9月期

以上の要件を考慮し、さらに「
前期買収の岩手・養鶏場フル寄与(四季報)」となると、通期業績の大幅な上ブレは必至と判断せざるを得ない。


とまぁ、こんな感じだぜ。そう言えば、6045レントラックスも再考記事を載せたらいきなり動き出したよな。これをやると縁起がいいのかもしれん。
俺はこのペース、この状況なら、営業利益100%増位があっても不思議じゃ無いと思ってるしな。
結構入れこんでるぜ!
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