99%減資とは・・・全く酷いこと考えやがるぜ
今日は¥178(S安)あっての¥190引け。証金だけで約700万株の玉が売り建てされた。
短期リバドリなんて考えて入るのはいいが、良く考えると「底なし沼」だぜ。
経営責任も取らず、融資責任も考えず、ただ全部を既存株主に押しつけるというとんでもない策だもんな。

また新聞報道はまったく理解しとらんよ。
「減資で累損を償却で債務超過懸念を一掃」 などと、訳のわからんことを書いているが・・・
たとえば1200億の資本金を99%減資(1199億減資)して資本金が1億になり、その資金で累損を一掃して残りを運転資金に、なんて何の意味があるのかってんだよな。意味があるとすれば、メガバンク2行が同意しているとされる2000億の追加融資に関して、現状で融資を実行すると債務超過企業となるから、それが出来ないっていうことだろ。シャープ単体で考えれば多分減資で累損が消えて、何がしかの資金は残る。そうなれば単体への融資は可能ってことか?けれども担保がないだろうから追加融資後は単体は債務超過になるんじゃないのか?メガバンクは年度内に100%の引当金の積み増しじゃないのか?さらには今期見込んでいる赤字はどういう扱いになるんだ?それが債務超過と主張する根拠でもあるのだろうが・・・。
こんな小手先の方法では、この会社の再建なんか到底無理だろ。俺はもはや、「会社更生法」しか道は無いと思うぜ。液晶とソーラーでは再建は絶対に不可能だよ。

まったく地雷どころじゃなかったな。
俺も明日売りで参戦するかもしれないぜ!

(くれぐれも書き添えますが、この記事は俺の個人的な主観と想像であって、風説の流布を目的としたものでも、また投資を促すものでもありません。取引は自己責任でお願いします。)


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