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2021年06月

ちょっとあまりに腹が立ったので、書くけれど・・・

舌禍大好きの麻生財務大臣が、都議選で自民党新人候補の応援演説をした際に小池都知事が過労休養した件に関して、「自分で蒔いた種でしょうがない」と発言したことが、またまた物議を醸している。

ネットでは結構な騒ぎになってるけれど、議員でこれに噛みついたのが立民の蓮舫参議院議員。「政治家以前に人としてどうなんでしょう。あり得ない」と(多分ツイッター?)なじったのだろう。蓮舫が言うか?みたいな部分も含めて、当人は歯牙にもかけないだろうけど。


麻生大臣と言えば、徳川時代の筑後三池藩藩主の立花の家柄で、高祖父、つまりは祖父の吉田茂の祖父が大久保利通という家系で、安倍晋三や宮澤喜一とも遠緑にあたる。そして麻生財閥(?)の御曹司で麻生セメントの社長でもある。しかも兄弟の信子は寛仁親王の妃であり皇族だ。さらに奥様は鈴木善幸(元総理)の三女という、日本版エスタブリッシュの頂点のような人だよね。

要するに、個人の才覚や能力はいざ知らず、生まれついての御曹司で、プライドは日本一高いと言ってもいい人。今の日本があるのはこの家系のお陰ということを信じて疑わない人で、「上から目線」で当たり前と思っている人。

そういう人だから、周囲の政治家は逆らったりしないし、何を発言しても「麻生さんだから」で済ませてしまう。財務省の不祥事も「大したことない」で一蹴してしまうし、平気で吉田茂の真似をしてギャングファッションでサミットにも出てゆく。

だから蓮舫議員以外に批判する政治家もいないだろうしね。


だが、この人はそれだけの人なんだろうと俺は思う。要するに水戸黄門の印籠みたいなもので、それ自体に大した価値はないけれど、権威の象徴のような感じで、長く武家社会が続いた日本人はことのほか権威に弱いからね。ははーーーっ!となっちゃう。
麻生太郎はこの家系の象徴として見られるから、この人自体に大した意味もないのに日本人は問答無用で頭を垂れる、みたいな感覚があって、子供の時からそうした環境で育ってるから、麻生本人もその気になって今に至ってる。

けれど俺が腹立つのは、麻生の上から目線の発言ではなくて、副総理・財務大臣という現在の地位に長くとどまっていることなんだよね。総理時代から今に至るまですでに10年近くも日本の要職に「印籠」が就任しているという事実なのよ。印籠は象徴ではあっても唯の薬箱だからね。

何もできない、見せかけの経済通が、日本の経済を束ねているわけで・・・。とにかくそういうことを、能力があるのならいざ知らず、いつまでも続けていたのでは、日本経済は良くならないし、日本人の生活は、江戸時代の領民の扱い以上にはならないだろうしね。

今の日本にとって、こんな存在はいらないのよ。今の日本の政治家のなかで、麻生太郎と山口那津男は、ほんと、救いようがない。



おはようございます^^

いやはやしかし・・・バイデン政権のインフラ投資計画が民主・共和の超党派で合意するのでは、との観測で米国市場は再び上昇!戻り相場を鮮明にした格好。これで財政出動がテーパリングを補うような、そんな格好になるということで、株式相場は一気に強気に転じたという感じが・・・。

それに引き摺られる格好で、日経平均CFDも軽く¥200高してるわけで、利食いが優勢になりつつあった原油、天然ガスは戻るわ、非鉄金属あたりも戻り足となるわ、でね。相場が強気に転じるような、そんな雰囲気がプンプンだね。


こうした一連の動きで、米株は再び高値を獲ってくるかもしれないし、大口の投資家やファンドにとっては6月中間決算は万々歳で抜けられるという事みたいで、まさに彼らのシナリオ通りの展開。逆にテーパリング懸念で勝負を賭けていた短期筋は、またしても敗北という結果に終わりそう。

この時期、この状況でショートが負け続けるという・・・本当にとんでもない状況というか、金融ジャブジャブ相場は恐ろしいというか・・・。

けれども、これでイエレンが言うようにインフレは年内収まることはなさそうだし、下手をすればさらに拍車を掛けるような展開になるかもしれない、というかなるだろ。そうなればパウエル議長が言うような一過性のものではないのはますます鮮明になってくるはず・・・。


昨日、矛盾だらけの相場に嫌気して全ポジを手仕舞いしておいて良かった気がする。今日はいよいよ日経平均¥29,000の攻防となるんだろうけれど・・・。気を付けるべきは小型株で資金が逃げる可能性も・・・。週末高を狙っての主力回帰になるかもね。


戦意喪失!

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おはようございます^^

相変わらず変な展開を見せている株式市場。これ、おかしいというか完全に操作されてるなぁ・・・。日本市場のザラ場になるとダウCFDが途端に強含む。これって意図的以外の何物でもないね。昨夜のダウなんか、▲$71引けなのに、今は△$80だって。本当に笑わせてくれるよ。

というわけで、日本市場は「決算対応で外資がリバランスしてくる」という俺の頓珍漢!?な予想を裏切って動きのない展開になってるし・・・。なんか、腐っとるねぇ・・・(苦笑)

そういえば、米国でまたぞろ、政府系住宅金融のファニー・メイフレディ・マックが揉めてるよ。リーマンショックの半年前に、破綻状態に追い込まれた両金融だけど、株式市場はそういうことを無視したんだよね。思い出すなぁ・・・。

今度は両金融機関ともに、今回の不動産バブルで大儲けした分を「勝手に政府に返納した」と株主が怒って訴訟になった。けど連邦最高裁は、この11兆円あまりの返納は合憲であって、株主に分配する必要なしとして差し戻してしまった。その結果、何と両金融機関はともに▲45%の大暴落となったわけ。


で、面白いのは、そういうのを株式市場は歯牙にもかけていないこと。なんかねぇ・・・おかしいような気がするよ。なぜなら、今の状況ってFRBがこれでもか!と資産買い入れをやった結果なわけで、その結果莫大な資金を貸し出して得た利益を政府に返納するという、言ってみればマッチポンプのような話だからね。株主が怒るのも無理はないわな。

まぁ金融ジャブジャブになれば、こういうことは彼方此方で起こってるだろうし、FRBは物価や失業率を注視と言いながら実は買い入れた資産の劣化防止に躍起になってるんじゃないの?そのために、地方連銀総裁達がテーパリングや利上げを煽って、それに対しパウエル議長が真っ向否定という、なんというかタカ・ハト織り交ぜて株式市場、債券市場をコントロールしてるって感じがするね。

あ~つまらん!まるでクソみたいな相場だな。


何か気に入らない相場だなぁ・・・。日経平均が下げ始めると、ファストリを買って株価を保とうとする動きが出る。もちろん日経が強く推移するときは、ファストリは売られてくるんだよ。

こういうの、本当に嫌な感じだねぇ・・・。外資の意図がどの辺にあるのか、さっぱりわからんけど、でも日経平均を¥29,000の手前でキープしたいという意図なのは間違いないね。あと1時間だけど、ダウCFDは相変わらず$70~$80の上昇をキープしてて、こういう時は得てして今夜のザラ場は高くなることが多い。けど逆にストンと来ることもあって、そういう時は結構な落差になる。


もしも後者なら、この日経平均は売りで仕込んでるのかもしれんねぇ。と言うのも主力の大半が、今日あたりは強くない。そして陸海空運も売られてる。こんな相場を、ファストリと半導体で維持してるわけだから・・・。

俺にはちょっとピーク感があるように見えるけどね。やられてもともと、ということで、今日は勝負するつもりになってるけどね。だってどうも変だもの。


またしても、日経平均のプラス分はすべてファストリ1本じゃないの!だから、日経平均のこの戻りの位置は、上値が重いに決まってると見るが・・・。じゃ、なぜファストリを今日買い上げてるのか?そこを考える必要が大いにあるってもんだ。

しかも、米国債10年物金利はパウエル議長証言で「当面は利上げに慎重」と来ると、上昇のきっかけを削がれた感じ。でも、ここをもう少し慎重に考えてみると、FRBはある意味景気の頭打ち感を重く見てる節がある。

実体経済は、それほど好調ではないんじゃないの?なんて思えてきた。まして、デフレが決定的になってる日本株をここから買い上がらんだろうねぇ・・・。なんか、インフレ騒ぎに対する安心感が出た昨日だけど、ここまで未曾有のジャブジャブをかましてなお、インフレが一過性ってことになると、それって景気が芳しくないという意味なんじゃ?

う~ん、売り勝負継続だな。


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