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2021年05月

おはようございます^^

日経平均のトレンドラインを引くと、上値を切り下げてるレジストラインが気になる形になってるので、大方の人は75日線を越えられないと判断しているかもですね。寄り前の気配も強くないし、ブルームは小反落と予想しているけれど、やはりチャートなんだな、と思う。

まぁ、この先どうなるか分からないけれど、見かけ上の日経225のEPSは¥2,062.94なので、先週の引け値ベースではPER14.13だから、これをどう判断するかの相場だということだね。まぁ、どの道、予想PERってのは、今期予想を出さない限り前年並みの業績を計上するわけで、となるとJR東とかANAとか黒字転換予想を出しているし、SBGが莫大な利益を計上したこともあって、いまのところ、EPS¥2,062.94っていう数字は「あり得ない数字」だと思う。


そうなると日経平均はまだ割高、という水準には違いないし、これが75日線を超えるのにはネックになるのは間違いないと思う。

5月14日の週、21日の週は、海外勢が結構な売り越しに転じてるし、なんと5月21日の週まで、5週連続で証券自己が売ってるというのも珍しいよね。証券自己は2月5日の週から9週連続で買い越してきていたから、この辺も注意してみる必要があるんじゃないかな、と思うけど。

いずれにしても、6月は海外勢は中間決算だから、ある程度リバランスをしてくるし、6月上昇するような銘柄は、いい感じなんじゃないかと思ってみてるけどね。

いずれにしても、まだまだ難しい相場が続くと思うけど。


ビットコインを筆頭に仮想通貨の下落が止まらないよね。中国がご丁寧に重ねて仮想通貨の取引を禁止するということを発表してきて、下落に拍車を掛ける展開になっている。イーロンマスクは流石にヤバイと思ってるのか、ビットコインは温室効果ガス排出対策ができるようになるだろうとか、いろいろ言ってるけど、ここまで需給が悪化しちゃうと、上昇するのはかなり難しいと思う。

今のビットコインの時価総額は¥3,700,000として約70兆円。一時は¥7,000,000超えまであったので、120兆円以上あったわけだから、ビットコインだけで約50兆円がすっ飛んだ計算になるし、イーサも¥500,000声から今は¥225,000と半値以下になってしまって、60兆円近くあった時価総額が、26兆円にまで落ち込んだ。


と言うことはこの二つの仮想通貨で約84兆円が藻屑と化してしまったわけで・・・これで需給が悪化しないはずがないし、しかもそれだけの価値がぶっ飛んだとなると、恐らく半分くらいは実損が出てるんじゃないか?

ビットコインって確か米系のメガバンクも参入してたと思うけど、下手に買ってると含み損は結構無視できないレベルかもしれない。テスラも1600億円ほど購入していま200億円程度の含み損になってるはずだ。

さて、実損が40兆円くらい出てる推測だけど、これって莫大な資金には違いないし、株式市場に対しても無視できない影響が出るかもしれないよ。¥3,000,000割れるとか¥2,000,000まではあるとか言われてるけれど、そうなれば株式市場も連動安が来るんじゃないか?

誰がどういう投資を、どれだけの資金を突っ込んでるのか分からないけれど、金融市場ってのは連動するからねぇ・・・。なかりヤバいな。


昨夜の米国市場は、方向感が出るはずもなく、どちらかと言えば売り圧力の方が強いと予想してたから、売り建てたわけだが、結果は当たらずとも遠からずの展開だったと思う。夜中の2時過ぎから、一旦は急落してるけれど、これは連銀総裁の一人が、テーパリングの議論は開始すべき時期、と発言したからだが、ダウだけは何とかプラスで引けたよね。

けれども日経平均CFDは¥89高と粘った粘った。それがちょっと計算外だったけどなぁ・・・。まぁでも、今後はなかなかすんなりと上昇っていうのも難しいからね。


週末で、ここはJALANA行こうかとも思ったけれど、東京五輪の開催が危うい今、買える銘柄じゃないし・・・。JRなんかも同様かもしれないし。じゃ、船行くか?と言うこともあるけれど、郵船商船か忘れたけれど、この絶好調の市況は今年夏頃まででピークアウトするとかなんとか言って、今一つ伸びなくなってるし。

株式投資は人それぞれとはいうものの、半導体不足なんか関係ない、とばかりに自動車を買う個人もいるしね。関係ないどころか命綱なのに、無視してるとそのうちしっぺ返しを食らうかも。半導体不足はもう尋常じゃないよ。

あとは半導体セクタもだいぶ雲行きが怪しくなってる。エレクアドバンも、スクリーンなんかも、そしてレーザーテックなんかも、中国向けが多すぎる。この辺りが今後米国主導のサプライチェーン、みたいな話になってくると、中国向けの販売をどうする?みたいな懸念もある。それで、意外だったのはアドバンテストの今期予想だけど、あれはもしかするとその辺の事情を織り込んでいるのかもしれんしね。

今後半導体関連は状況によっては電子部品関連のチャートのようになるのかもしれないね。


そうなるると消去法で素材はどうなの?って考えてる。いま、コモディティは絶好調で、とにかく米国でも日本でも、卸売物価がどんどん上がっちゃってね。CPIが2%、3%のところでPPIは6%~10%の上昇しちゃってるから、素材関連はウハウハな状況。だから日本製鉄とか爆上げで来てるし、今の今も絶好調だろう。

その日本製鉄の鍵を握るのはトヨタであって、トヨタって本当に悪魔のような会社だなぁと先日の決算を見て思ったよ。「仕入れはびた一文上げるな」「もっと絞れ」って平気でこの新型コロナ禍でやってるんだな、と改めて思った。そうでなければあの数字は出ないよ。次回のトヨタと日本製鉄(厳密には間に商社が入るけど)の交渉は秋頃だと思うので、そこでどうなるか、だよね。

それで、今更ながら、もしかしたら日立って本当に物凄い先見性がある?と思い始めた。なんかね、独歩高するかもしれない・・・。


今夜の米国市場の値動きはかなり重要

masukuku

そろそろ相場付きが変わると書いたけれど、本当に変わるのか否か、または変わってるのか否かは今夜の米国市場を見ると、ヒントが掴めるんじゃないかと思う。もしも、今までと同じように、金融ジャブジャブのバブル相場が継続したいというのなら、文句なしに今夜の米国市場は上昇するだろうけど、俺は結構怪しいと思ってるよ。

いままで週末は本当に強かったよね。この1年間、ほとんど下げはなかったんじゃない?(あっ2回くらいある。でも僅かな下げ)いままで、こんな日本市場の引け方をしたときは、米国市場は本当に苦も無く上昇してた。けれども、俺はやはり、6月の中間決算が近付くにつれて、相場は弱くなってゆくと思ってるんだ。

理由は、もちろんだけど、中銀の資産買い入れ減額とか、ここまで景気が加速してくると何もしないじゃ通用しないからね。それを株式市場は、ジワリジワリと織り込んでくると思う。例えば、このままのポジションでFRBの動きに対応できるのか?と言えば難しいと思うし、このところのインフレ加速の局面で、米国債10年物金利が逆行して下がったというようなことを見ても、やはりヘッジ的な米国債買いが相当出てるな、と思ったもの。


株式市場も今までのようには行かないと思うし、買い主体がいまはいないんじゃないか?と思う。そうなると当然、ホイホイ上値を買ってゆく、みたいな投資はできないという事だろうし。

加えて仮想通貨の税制コンプライアンスの一貫として1万ドル以上の送金(換金?)は届け出制にするとかいうのも、これ、ほとんどテーパリングのようなものじゃんか!お金持ちにとってはほとんど仮想通貨なんか使えなくなっちまうってことじゃないの?

だから当然今のうちに換金しておく、みたいな流れの一環で暴落したってことでしょ。面白いのはイーロンマスクで、テスラで買ったビットコインを売りそこなってるから必死になにかコメントしまくってるよ。ちょっと滑稽な感じするけどね。イーロンマスクに言いたいけれど「今のうちにロスカットしたほうがいいよ」ってね。マスクは車つくってロケット打ち上げてればいいんです(苦笑)


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