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2020年06月

ちょっと気づいたんだが・・・

ジョン・ホプキンス大学の統計によれば、6月26日時点での米国感染者数は、2,507,874人となっている。この数字は26日の感染者数が4.53万人と計上されてのもの。

ところが・・・YOUTUBE上にアップされているリアルタイム感染者数の数字を見ると、米国感染者数はなんと現時点で2,596,537人と表示されている。

米国では今、27日23時~28日1時の間くらいのはずなので、まだ27日の全数は計上されていない可能性もあるが、少なくともこれが信頼に足る数字であるなら、なんと27日の感染者数は9万人にものぼるということになる!(まさか、とは思うけど)


ちなみに参照したリアルタイム統計は



もしもこの数字が使える精度であるなら、一般的に参照されているジョン・ホプキンス大学の統計よりも早く感染傾向を把握することができる。

もちろん米国市場の変動要因はこればかりではないだろうけど、現段階でこうした数字が出てくると、週末のネガティブサプライズとしては十分なんじゃないか、と思う。

やはり米国は第二波といってもいいようで、これに対し当局は手の打ちようがなくなってるしね。またぞろ大幅な規制をするしかないかもしれない。

そうなると株価は・・・?



ついに下流の宜昌市全域水没

宜昌市水没

世界中から決壊懸念があるとみられている中国・三峡ダムは貯水基準の上限である145mを超えて雨水の流入が止まらないことから、中国当局は夜間秘密裏に緊急放水を実施したが、その影響で下流の広範な地域で水害が悪化してしまった。

しかし、当局もこのままでは三峡ダムの決壊は免れないと判断したのか、26日以降は見栄も外聞もかなぐり捨てて連続放水を断行し始めた。

その結果、下流の宜昌市が27日には全域水没してしまった!ちなみに宜昌市の人口は406万人なので、少なくとも300万人程度が被災したとみられる。



いま、中国では一般市民による新型コロナや大洪水系の動画のSNS投稿は非常に厳しく規制され、罰せられているので、こうした数少ない動画は非常に貴重なのだ。



それでも三峡ダムの推移は一向に下がらないといわれていて、すでに上流で大洪水となっている重慶市あたりの雨水が一斉に三峡ダムに流れ込んでいるとみられる。そしてその流量はこうした被害をもたらすほど多大であるといえる。

三峡ダムの設計上の貯水限界は200mといわれ、現時点での148mからは相当に余裕があるはずだ。にもかかわらず中国当局すら同ダムの下流域に27日、警戒警報を一斉発令したことからも、建設上の欠陥に対する不安があるのだろう。

三峡ダムの致命的な欠点は放水口周辺の漏水にある。したがってこのまま激しく放水を続けていると、漏水が拡大し、ダム本体の構造を蝕むという不安がある。一部の漏水はダムにとって最大の懸念であることは言うまでもない。

中国の三峡ダム上流域では来週半ば頃まで豪雨懸念があると発表されているが・・・大丈夫だろうか。



FRBは米銀のデリバティブ(スワップ)取引における証拠金を廃止するという、ボルカールールの緩和を発表するとともに、禁止されていたベンチャー投資を許可し解禁した。

そのせいで米銀株は25日に急騰し、米国ダウを押し上げた。しかし、すぐさまFRBは、

「銀行業界は年次ストレステスト(健全性審査)で良好な結果だったが、新型コロナ感染拡大による経済と金融システムへの影響に関する別の考察で潜在的リスクが明らかになり、配当の先行きに疑問を残した」という声明をだし、

銀行の配当に上限を設定し、さらに9月まで自社株買いを禁止するという措置をとった。

その結果26日には銀行株は総崩れとなり、JPモルガン▲5.48%、ゴールドマンサックス▲8.65%、バンクオブアメリカ▲6.35%、シティ▲5.88%と大幅な下落となった。



でも、この経緯、どうしても合点がいかないよね。ほとんど意味が分からないというか、明らかに銀行内部のキャッシュ比率を高めておこうという政策としか見えない。現状のストレステストは良好だけど、潜在的リスクが表面化すると金融システムが危なくなる、みたいなそんな意味。

じゃ、一体現状で「潜在リスク」って何なんだ?ということになる。


それで別の情報から、今日(27日)から米国司法省で「中国の偽ドル(約20憶ドル?)に関し、本格的に調査を開始する」という発表があった。中国の偽ドルといえば、上海の造幣局で印刷された極めて精巧な偽ドルが数年前から出回っているといわれていたが、米国はこの件に本腰を入れて調査するということだ。

もちろん上海の造幣局とは国営であって、これは北朝鮮同様に国家ぐるみの犯罪でもある。しかしそれ以上に、中国がドル市場から締め出され、中国経済は国際経済から締め出されるということを意味するだろうしね。仮に事実認定されたならば、中国経済は崩壊するだろうし、その影響が金融市場に重大な危機をもたらすことは、考えなくてもわかるよね。

この時代、わざわざ偽札を大量に印刷する意味って何かあるのか?と思うけれど、足のつかない現金を大量に必要とするのであれば、大いに意味があるということになるよね。海外での工作資金なら余計に足のつかない現金が必要だからね。

邪推かもしれないけれど、もしかしたらFRBの言う「潜在リスク」とは、これを指すのではないか?とピンときたのよ。



新型コロナの感染拡大も重大だが、金融機関に対する「潜在リスク」ではない気がするしね。となると、「9月まで」と期限を切ったことも怪しくなってくる。どうして9月なの?って普通は思うよ。

おそらくFRBは中国をドル市場から締め出した場合の米銀への影響をシュミレーションしているのではないのか?俺にはそうとしか思えんけどなぁ・・・。

とすれば、だ。株式市場も金融を買えなくなるし、とらえ方によっては計り知れないインパクトのある話だよね。もちろんそうなったら大暴落するだろうし。

でもね、そう考えると日本のメガバンクが買われないのも納得できてしまうから怖い。

現時点では本当に単なる俺の個人的な妄想だけどね(苦笑)

ps. 妄想といえば「株修羅本家」に、結構危険な記事書いてるんで、よかったらそっちもどうぞ!



ちょっと待ってくれよ・・・

jonn6.26



昨日の感染者数が今日の夕方時点では4万人ちょいだったいがするんだが、4.53万人というのは凄いな。

米国は広いし、データ集計には時間もかかるのだろう。しかしこうなってくると1日の感染者数のグラフも強烈に跳ね上がってるしねぇ・・・。

これ週末は減少するかもしれないけど、もしも土曜か日曜のどちらかに更なる上昇ってことになると、月曜の米国市場は大幅続落ってこともあるのかなぁ。いやそうなる可能性は結構高いと思うしね。

いやいや、夕食済ませて少し眠くなってきたところで、これ見て目が覚めたよ。





26日の米国では25日の4.0万人を更新する2日連続の4万人台の感染者を検出した模様。保守的なジョンホプキンス大学の集計でも4万173人と報告されている。

実効再生産数が1.1ならば1.1の乗数で感染者は増えていくから7日後には10人の感染者が20人になっている計算。もちろん2週間後辺りから完治する人も出てくるから、進行形の実数は単純ではないにしても、完治した人を差し引いても50日後には確実に感染者は2倍になっていることになる。

仮に米国で実行再生産数を減らすような意識がなく、このまま自然に任せるとすれば、経済も再開したままで特別な規制をしなければ8月半ばには単純感染者数は現在の 246万人が490万人と500万人にせまることになる。

このことが何を意味するかといえば、このまま感染拡大が続いて米国社会が破綻するような事態になる、ということではなくて、現在でも感染者数の増加カーブよりも完治者の増加カーブのほうが急こう配であることからいえるのは、ただ悪戯に落ち着く時期が先送りになるということ。



感染拡大防止に努力しない国家は、新型コロナの収束がただただ伸びてしまうだけ。ということはそれだけ経済に対する影響がますます大きくなることを意味している。

そこで米国ではワクチン頼みなわけだが・・・。

この米国の考え方は、果たして新型コロナに通用するかねぇ・・・。

26日(金)週末の米国市場は案の定、ほかに目立った材料もない中で、新型コロナメインで下落した。▲$730というのは結構な下落幅だけど、日経平均CFDが僅かに▲¥239しか反応しなかったから、他山の石のように感じるけどね。

まぁこれで個人的には土壇場にきて6月はようやくプラスで抜けられる目途が立ってきた。30日は早朝から胆嚢炎検診の予約が入ってるんで、持ち越しは考えるけど・・・。

それにしても米国はこの先どうなるんだろ?



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