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2019年08月

トランプ大統領は「29日に交渉・・・」と発言して、株式市場を煽りまくって結局ダウはまたしてもトランプの術中にはまった。

揉み合いだから、とは言え3日で$800ほど戻して揉み合い上限を突破してみせたものの、陰線。そこへこんなニュース。

米、予定通り9月1日に対中関税発動 猶予期間なく輸送中製品も対象

おいおい、米国市場ってのは米中対立の緩和期待で買われたんじゃないの?しかし、まったく何の変化もなし。スケジュール通り。



それどころか、新たにファーウェイに関する疑惑が持ち上がってて、いよいよ本格的に制裁だ、という雰囲気になってきた。とにかくファーウェイに関しては、もうなんでも出る。開発に関するものはほとんどすべて盗用だ。

これで、米国はECRA(米国輸出管理改革法)を全面的に発動させるようなことになってくると、米中対立緩和期待なんて「何言ってるの?」みたいな雰囲気になってくるよ。

しかも、トランプ大統領は来年の再選を気にして、農業を何とかしないとヤバイ、ということを気にしてるけど、G20での約束を中国が破った恨みね。そんなのを忘れるわけがないのよ。

で、日米交渉でとりあえず、米国産大豆とトウモロコシを日本が買います、ということで決着したことで一応農業問題は対策した、としたいんだろうし、そうすると思う(日本は3カ月前倒しで買うだけだけど 笑)。


そりゃね、ここまできたら、中国問題は最後まできっちりとやらないと、逆にトランプは再選が難しくなるよ。これで、人民元がどんどん安くなってくると、米国の関税はボロボロになる。今度はその対策をやるのよ。

けど、中国経済がボロボロになればなるほど、人民元安になるのは当たり前で、トランプ政権の政策はかなりの無理筋ってことだからね。それをどうするか?が今後の焦点になるだろうね。

まぁ、株式市場は懲りないからな。来週が楽しみだけどね。
 

朝寄りで買い戻したら、結局400ちょっとの被弾で済んだ。マジ、相当やばいかな?と思ってたんで、この程度ならむしろラッキーと受け取る。

しかし、トランプ相場、本当に手に負えないねぇ・・・。

 でも懲りずに行く!(苦笑)
 

たっぷりとヤラレタ!

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またしてもトランプ大統領の発言で、米国株式市場は「米中交渉への期待」だって。$326上昇と大幅上昇!今日の負けは多分1000じゃ済まないかも。ソニーのオリンパス株全株売却と言うニュースで相当やられるだろうから。もう覚悟は出来たけど。

けれど、どうも今回も中国が交渉を望んでいる、というのは情報レベルが余り高くないんだよね。確かにトランプ大統領がG7の会見で「中国から交渉再開の申し入れがあった」と発言したが、これに中国関係者が一斉に否定コメントを出した。

「トランプは信用できない」という強い口調の批判も相次いだわけだよ。

しかし28日になって劉鶴副首相から交渉再開の申し入れがあって、29日から事務レベル?での電話交渉を開始するとトランプ大統領は発表した。

そして、1日からの報復関税の税率アップに関して保留するとツイート。これで昨夜の米国市場は「米中交渉の進展期待」ということでカチあげになったんだよな。

これが大幅上昇の経緯だったわけだが・・・

どうも腑に落ちないというか、習近平はそんな安易な妥協をしてくるのか?という疑問が払拭できないのよ。なぜなら、中国の共産党長老たちによる北載河会議で習近平は、突き上げられるどころか「現状の中国を収められるのは習近平しかいない」と、一気に大逆転して信認を得たと言う情報が伝わっている。

そうなると、習近平は安易な妥協をトランプに対してする意味があるのか?と思ってしまう。



そもそも中国なんて、景気が悪化しようが失業が増えようが、そんなことを共産党が真剣に考えるはずがないし、9月11日に香港で一帯一路サミットが開催される予定で、それまでに香港動乱を強行手段を使っても収めなくてはならないという大きな課題を抱えてる。

香港の隣の深セン市には武装した人民解放軍が終結してるし、恐らく事件を工作して戒厳令に持ってゆくのかもしれないと考えてる。

そうなれば、株式市場はどう反応するか?ということもあるしね。

全開GW中の米中交渉終盤で、劉鶴副首相は合意内容をドタキャンしてて、その時にこの人物はまったく権限がないということが露呈した。

権限のない人物が交渉しましょうって言っても、それって香港をやるのでダミーなんじゃないか?と疑り深い俺は考えてるのよ。

いずれにしても今日これから負う深手は、必ずリベンジ出来ると信じるしかないね(苦笑)
 

まる1日、もしかしたらオヤジ殿との最後のドライブとなるかもしれない、小旅行へ行ってきた。やはり高齢になってきて腰の具合もおもわしくなく、体力が急激に衰え始めてる。長時間のドライブはこたえるだろうと思いきや、言いだしっぺはオヤジ殿のほうだった。

海辺を歩くオヤジ殿をみて、歳をとったなぁと。波乱万丈、本当に涙が出てくる。

というわけで、相場のほうは1日目を離しただけなのに、今夜あたりの米国市場はおかしな動きを始めてるね。すでに大引けになったけど、$258高というのは、まったく意味不明。

調べたけど、そうなる原因は皆無と言ってもいいほど。

こういう相場が、ポツポツと出始めると、やはり「近い将来何かがある」と感じざるを得ない。もっとも、考えられることは2つだけど。


もちろん1つは、トランプが対中国で決定的な政策(金融制裁?)を始めちゃって、いよいよ米中対立はクライマックスへ向かうという短期決戦説。

 米中対立は米国の金融制裁発動で短期決戦へ


このところのトランプ大統領の対中政策は、かなり苦戦してるし、為替操作国認定は、正直悪手だったと思うし。さりとてこのまま年末へ、となると年明けから始まる大統領選挙が正直危ない。
しかも、トランプ大統領はかなり(FRBに対して)苛立ってるらしいからね。

パウエル議長はジャクソンホールで、「政策の変化に対応するのがFRBの仕事じゃない」みたいなニュアンスでトランプ大統領を批判した。これは真っ当に聞こえるだろうけど、正直パウエル議長は何も分かってないし、やる気もない。

その辺のことは時間が取れたら株修羅本家で書くつもりだけどね。

それともう1つは、バブルの兆候ってこともあり得る。とにかく米国経済は米中対立のこの状況でもまったく衰えがない(と言ってもいいレベル)。ならば、ここで利下げをやると、一気にバブルに突入する可能性も出てくる。トランプの言うように9月に0.5%とかやると、一気にヒートアップするかもしれない。

そういう諸刃の剣みたいな、地点に株式市場がある証拠だろう。舵を切るときは理由なんかいらないってね。

あくまで可能性の問題だけど、ここは慎重に見てないと、勝負が始まる前に、やられちゃうからな(苦笑)

 

厳しい週初のスタートになったね。よもや日経平均が¥20,000の攻防になるとは・・・。

株式相場ってのは本当に分からないもんだよ。けど、個人的にはこういうことも想定してたというか、この時期の懸念だらけの地合いをみれば、当たり前といえば当たり前なんだろうけどね。

それで、日経平均▲¥600とかGDしても、ここが底堅いっていう評論家が多いのよ。そんなこと関係なくて、¥20,700で買い推奨してて何言ってるの?みたいなね。

まったく、相変わらずなんだよな(苦笑)

今週は結構いろいろある。特に韓国問題は保守派がかなり反文在寅の動きを見せてるしね。あとは側近の大スキャンダルもあるし、文在寅大統領はこのままじゃ済まないだろうね。

このところ、韓国の動きを追ってる、みたいなところがあるけど、だいたい株修羅本家に書いてるので、よろしかったらどうぞ。


文在寅の野望はコレグジットで韓国を解体すること!



経済破綻の前に韓国保守派が文在寅大統領を追い詰めるか?



そして米中問題もね。やはり何と言ってもこれが本命なんで、この秋は気合を入れてウォッチしないといけないよね。やはり、俺の手法は地合い最優先だから、外せば負け、だから。

トランプ大統領激怒!世界同時暴落(株安)が来た!本番は9月だが・・・


あとは、改めて、買いオンリーはこの時期危険だと思うので。ヘッジするか休むか、売り勝負するか、短期投資なら選択すべきかもね。

 

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