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2018年12月

トランプ大統領のツイートで「習近平との電話会談で交渉が大きな進展」として、期待を持たせた格好で米国CFDは$160高といつものパターン。2019年も相変わらず相場は、こうして右往左往するんだぁと思うと、モチベが下がるねぇ・・・。

米国に対し、必要以上に期待しても、ダメなのかな?と思ったり。中国に関する制裁とか何とか、(米国の立場で見たら)もう手遅れなんじゃないか?って感じもするし。日本企業の経営者たちの姿勢を見てると、日本は(商売のためなら)米国の属国でも中国の属国でも、なりかねんなぁと。確かに米国が世界に君臨する、みたいな感覚はあまり持たないほうがいいとは思うけど、こと株式相場に関しては、日本市場は外資に支配されてるんで・・・。そんな状況のなかで、負けないように振る舞うというのは、相当に難しいという覚悟が必要だ。 

日本企業は、結局はオリジナルな製品で世界で通用する企業は、トヨタ、ホンダといった自動車しかなくなったね。電気は全滅で、ゲームも怪しい。国内の設備投資がないから機械もダメで、よく考えると何もかもがダメ尽くしなんだよな。確かに好業績の半導体や電子部品というのはあるけれど、結局はほとんど中国依存。だから2019年もそれほど高い評価は受けないだろうと思う。


まぁ、そんな感じだから2019年、何かあれば大きな影響を受ける構造には、いささかの変化もなし。安倍外交は評価が高い半面、米国の腰巾着と言われても仕方ないし・・・。その中で、安倍首相は米中ロと上手くやってバランス外交をやろうとしてるようにも見えるけど、結局はそんなに甘くはないみたいな・・・。反面、国内はダメダメでかなり亡国的な路線だし。

なんか、政治家のアホっぷりが特に目立った2018年でした。そんななか、俺たちはもっと違った生き方を模索しないとダメなのかも。日本人の感覚だと、安倍首相はちょっと軽いんだよね。だから期待感もそれなりにはあるのだろうけど、はたして憲法改正できるだけの力を日本人が認めるかどうか・・・。そのくらい日本人は将来を見失ってるし、自信もなくしてると思う。「信じる者は救われる」みたいな宗教観も、人生観もないからなぁ・・・。

この頃、痛烈な韓国批判ばかり多くて、後は中国批判もあって、いつまでそんなことに明け暮れてる?みたいな感じがしてウンザリ。北方領土も尖閣もいいけれど、まずは北に拉致された日本人を救えないんじゃ、話にならんよ。安田純平さんとか、やるのにな。安倍政権は拉致を救えない以上、安倍氏が考えるより評価は高くないと思うしね。

来年も、過度な期待はできないね。


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今、そこにある危機 2018年の終わりに

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安倍首相は窮地に立ってる。ということは、日本が窮地に立ってるということとイコールであるかもしれない。それは安倍首相を賛辞するつもりでもなく、重ねて言うと俺は右のつもりも左でもないんです。ないけども、安倍首相の立場は・・・、冷静に考えると「アメリカ一辺倒ではまずい」と考える政権勢力や自民党勢力、もっと言えば官僚勢力が日本には沢山いるし、それを抑え込む戦い、みたいなものに安倍首相は敗れようとしてるんじゃないか?という懸念です。それはまさに「親中」ってことなんだろうなと。

安倍政権になって、その後にトランプ大統領が誕生した。その時、アメリカのメディアも含めて世界の論調は「トランプという男を信用できない」「あいつは過激だ」というレッテル貼りを一斉に始める中、安倍首相だけは大統領就任以前に訪米・会談し、トランプ新大統領を支持した。これで、日米関係は決定的になったのだと思う。安倍首相はアベノミクスを何とか成就しなくてはならない。そのためには米国に「円安」を黙認させる必要があるという認識。その意見には財務省(麻生大臣や官僚)は、増税ができるかもしれないという一点いおいてしぶしぶ賛成した。もちろん輸出企業の景気が良くなれば、好景気を演出できて増税機運を高めやすくできるから。そこで、安倍首相は「反財務省」という旗を掲げながら実は財務省と相乗りしたのだと思うし、それは必ずしも安倍首相の本意ではないのかもしれないけれど、そもそも政権の維持という意味では他に選択肢がなかったのだと思う。

もちろん、トランプ大統領と安倍首相の親密さからして、今回の米中対立に関する情報は事前に打診されていただろう。だからこそ安倍政権は2度の延期の後、財務省の消費税増税路線を自らの選択で抑え込めなくなって、それを米国(トランプ政権に)賭けたのだと思う。「リーマンショック級の経済危機が起きれば中止です」と言い続けた根拠が、確実にあると思うけれど、それは絶対に表に出せないのだろう。あの、25日の日経平均▲¥1,000の意味は、このあたりにヒントがあるような気がする。

米国は政権も議会も含めて、対中国に対する姿勢は一致している。すでに10月4日のペンス演説の通り、中国を明確に敵視し、中国の米国進出を排除する方向で、すでに各法案が米国議会を通過もしている。だからそういう事情を考えると安倍首相は米国と方向を一致させようとするだろう。けれども、グローバルな視点で見ると、TPPの発効も含めて、少子化の中では国内と米国市場だけでは日本企業は生き残れないという危機感もまた同居しているのかもしれない。だからこそ、ペンス演説の直後に経団連を引き連れて訪中して、その結果としての日中通貨スワップを決めた。これは、米国から見れば「裏切り行為」だと思うが、その方向を支持する勢力は自民党といえど無視できないほど多いのもまた事実。実際に企業は、中国市場を当て込んで、この状況でさえ中国投資を増やして利益を上げたいという、いわば拝金主義経営を脱することはなかった。


安倍首相の政治家としての悲願は、経済再生でも少子化対策でもなく、まして震災対策のためのインフラ強化でもなく「憲法改正」である。すべての政策はこの改憲に向かっていると言っても過言じゃない。安倍首相が自民党総裁三選となり、いよいよ憲法改正の発議という段階になって、野党はこの一年間モリカケに執心して莫大な歳費を浪費した。この流れを自民党の中にも、止め様としない勢力が厳然と存在し、2018年は外交以外にほぼレームダック状態となってしまった感がある。その悪影響がデフレの顕著化であることは言うまでもなしだ。

しかし、米国の世論は、日本が協力するとしないとにかかわらず、すでに反中国で一致している。すなわち、2019年には米中対立はますます激化するだろうし、その嵐の中にあってトランプ政権は米国企業に国内回帰を訴えて、「世界経済の嵐から極力身を守れ」と暗に示唆しているように見える。あの暴言・暴君に見えるトランプ大統領の支持率はジワジワと上昇し、政府機関の年末年始の閉鎖に対しても冷静だ。もちろん、米中対立による経済的な影響にたいしても、思った以上に覚悟ができていると思う。そこが好景気とは格差拡大であると十分に味わっている一般的な米国国民の国民感情と一致しているからこそ、民主党も反対することができない。それができるのは、チャイナマネーの恩恵を受けていない大統領であるからだということも、多くの国民が分かっているからだ。
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中国は・・・、経済成長のみならず、オバマ政権時代から「太平洋分割論」を米国に突き付けた。けれども米国は、長年チャイナマネーの甘露を味わってきて、それを否定できなかった。米中首脳会談で習近平はオバマ大統領に理不尽な提案を持ち出し、同時にさらなる甘露をちらつかせた。このときから公然と中国は米国での知的財産権の侵害やサイバーアタックの激化を加速させた。その結果がファーウェイやZTEの驚異的な成長となった。いまの米国で、明確に対中政策を打ち出せるのはチャイナマネーを受け取らないトランプ政権以外に有り得ない。政権の閣僚であってもチャイナマネーの匂いが少しでも感じられると即ファイアー!となる。実はトランプ政権とはそういう政権だった。

しかるに日本の政界も、そして財界もチャイナマネーが深く浸透しているという事実。経済的な恩恵から中国人旅行者を大量に受け入れ、旅行者の多発するトラブルはできるだけ隠し「爆買い」ばかりを煽って見せたメディアは、安倍政権の外国人旅行者倍増計画への忖度だ。日本の不動産は、国レベルの規制がほとんど行われず野放しになった結果、不動産業界は何年かにも美味しい果実を得た。その最中に日本の領土である尖閣は脅かされ、幾度となく中国船による領海侵犯が繰り返され、日本機がロックオンされていた。そうした事実も含め、日本(の政治)は中国との対立姿勢を取らずに今日に至っていること自体、異常であると言わざるを得ない。与野党をと問わず結成される日中友好議員連盟は、数々の反日歴史教育や、南京大虐殺のでっち上げを一体どう考えているのだろうか?
日中議員友好連盟
を含めた日中友好7団体及び、孔子会館(言語教育)等々、チャイナマネーは日本を汚染し、辺野古問題では、チャイナマネーは活動家も巻き込んで拗れに拗れてしまっている。


そうした状況のなかで安倍首相は、逆風の吹き荒れるなか、強引極まりない形で2019年4月施行のいわゆる移民法を成立させた。政権の要求である賃上げに対する財界からのバーターだと言われているけれど、あまりに短時間での審議・採決にいささか疑問を感じるものだ(通常ではありえない)。そして消費増税に対する政権の対応も疑問だらけである。いくら安倍首相であっても、今の日本の経済状況で消費税を引き上げたらどうなるか?という答えは今までの延期の経緯からもちろん分かっているはず・・・。にもかかわらず、そうした流れをまるで黙認しているかのよう。さらにおかしなことは続々と・・・。秋篠宮の言をきっかけにして国家行事である大嘗祭の予算を半分に削り、習近平の訪日を受けると言う・・・。その一方でファーウエイやZTEの排除を発表し、韓国艦艇の自衛隊哨戒機へのロックオンをリークさせた・・・。

こうした政権の対応は、明らかに内閣運営に行き詰まりがあることを示唆している。現政権は、菅官房長官と自民党の二階幹事長が中心になっていること、そして麻生財務大臣の財務省勢力の拡大が、憲法改正の大きな障害になっていることは明らかと言われる。だからこそ、この秋からの安倍政権の政策は一貫性をなくして迷走しているように見える。

しかし・・・、2019年世界は、米中対立、英国のEU離脱、経済の行き詰まりと激震となることは明らかだ。それに加えて日本は北朝鮮(拉致問題)ー 韓国問題を抱えている。韓国は竹島を軍事的に占拠し、さらに日本の領海内で禁止されている北朝鮮への援助行為を行っているわけで、日米韓の同盟関係は崩壊している。すなわち安倍首相は、こうした世界経済の激震のなかで、また米中対立が軍事衝突に発展する可能性が濃厚な状況で一気に改憲機運を盛り上げる腹と個人的には思っている。経済の激震は避けようもなく、消費税は中止するだろうし、米中衝突や韓国問題を通じて国土防衛機運を高め、予算対応をするだろうと読む。

もしもそうなれば、当然株式市場は暴落するだろう。けれども2019年は経済を度外視しても国際的な再編を行う年になるようなそんな予感がする。恐らく安倍首相とトランプ大統領の間では、その可能性について議論されたと思うし、ある程度の合意を得ていると思う。そう考えなければ、あまりにも理不尽な状況が目前に展開している、と言うのが今の、2018年の日本ではある。
 

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日本株を読め!【2019.1.4】大発会引値

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前週日経平均予想 ¥19,000 日経平均引値 ¥20,014

相変わらず一週間後の日経平均の予想差が¥1,000以上という・・・まったく当てにもならん状況だけど、まぁ、めげずに来年も継続しようと思ってます。ちょうど週末の土曜に書くので、なんというか一週間のザラバを振り返って、という感覚が70%くらいあるので、なかなか難しいけど、予想(前提)のない記事は、意味がないと思うし、週明け月曜、火曜と状況がどう変化するのかを感じ取ることができるから、それなりに(自分にとっては)有益なんで。今年も外しまくって一年経ってしまいました。ご迷惑をおかけいたしました。 
1000x-1
(実質的に中国経済はもう死んでる・・・)

というわけで、米国市場では、年金が6兆円の余剰資金でガンガンに買いあがってダウ$1,000を演出したことで、だいぶムードは良くなったと言われてるけどね。カルパースとか、その手の資金がこんな無茶買いするとは思えんけどなぁ・・・(苦笑)。売られ過ぎてた反動もあったし、市場参加者が限定的だったってこともあるけど、これももしかしたらAI取引が原因なんだろうと思う次第。ちなみにダウの取引の70%~80%はAIによる自動取引だってことなので・・・。AIならば、ネガティブな記事やツイッターにも反応するだろうから、今後は市場参加者が戻れば、そう簡単じゃないと思うけどね。 

というわけで、来年は日本市場でもますますAI売買が増えるだろうし、本当に個人投資家は受難の時代に突入だと思う。その上高速取引されたら、本当に堪らんよな。現に売りも買いも玉を小さくして規制にかからんようにやってるしな。俺なんかももう付いていけないんじゃないかって感じてる。今年は日経平均は年足で陰線になって、売り坊有利の相場展開が多かったお陰でハイパフォーマンスを記録できたみたいだけど、あと1年、売り坊有利が続くかも、なんて密かに期待もしてたりな。


(米国ダウ日足チャート)
12-28ダウ
出来高が急増した21日は確かSQだったと思うけど、それを除くとさほどの出来高を伴った陰線は出てないのよ。つまり底値から急反発したことが果たして良かったのか?という疑問は大いにある。俺自身、売り建て玉の持ち越しを決めたのは、この日足の形が結構大きかったのよ。こうなると、状況がさほど好転しない限り、戻りは売られる。なので年末年始3日間先行する米国市場、ということを考えると、売られる可能性はかなり高いと見る。実際、懸念材料は減るということもなく、むしろ長期化する政府金閉鎖とか、ファーウェイ、ZTE製品の使用禁止とか、ますますネガティブになってきてるのも事実。1月後半から米国企業の決算が始まることも買い辛い要因になるだろうし。なので、28日の陰線は結構象徴的だった気がする。市場の興味は2019年の業績見通しで、FRBが利上げをやめたとしても、さほどの効果はでないだろう。年初は、厳しい相場からスタートせざるを得ないんかないか?

(日経平均日足チャート)
12-28日経

同様に日本市場の場合は、目先円高の懸念が相当に高まってるし、2019年の秋までは消費増税が重石になるだろう。もっとも安倍政権がこのまま消費増税を断行する場合だけど。日本経済の見通しは2019年はますます厳しいものになるだろうし、特に市場を牽引してきた半導体・電子部品がちょっと厳しいわけで、また日米通商交渉も1月下旬から開始されることを考えると、ここからの戻りは限定的と考えて自然だと・・・。そこに円高が直撃するようならば、多分「買い」での勝利はおぼつかないかもしれんね。こんな時は異常に人気化する銘柄が1つ2つ出るかもしれんので、当たれば大きく利食いもできるかもしれない。
いずれにしても、ファンダで買っても勝てない相場が続く可能性が高いと思われる。

個人的に非常に気になってるのは、25日の▲¥1,010の理由なんだよね。何もなくて、25日クリスマスという市場参加者が限定的と思われた局面で、これだけの下げを演じたという事実。これは普通では考えられないだろうから。そのあたりがどうも引っかかるのよ。
何か理由があって徹底的に買い残を整理したと考えるのが自然で、先物を叩いて崩したという説明だけでは納得がいかないね。こういうときは、その「理由」の表面化が近いと頭の片隅に入れておいたほうがよさそうだ。したがって、この場面ではまったく楽観的になれない俺としては・・・新春1月4日(金)大発会の終値は・・・
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日経平均株価:1月4日(大発会)引け値 ¥19,500
ドル円:¥109.90

を予想する
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ペンス副大統領の歴史的演説



10月4日、米国ワシントンのシンクタンク「ハドソン研究所」におけるペンス副大統領の対中戦略に関する歴史的演説のノーカット版(日本語字幕付き)を掲載しておきます。
この演説はチャーチルの1946年にソ連共産主義を批判した「鉄のカーテン演説」やレーガン大統領の1983年ソ連崩壊を誘発した「悪の帝国演説」と並んで、中国共産党を真っ向から非難したもので、この 10月4日を境にして米国ダウは$26,600から24日の$21,792までなんと▲$4,808もの暴落を記録したとともに、日経平均も10月4日の¥23,975から26日の安値¥18,948まで▲¥5,027もの暴落を演じたわけだよ。

現実の株式市場においては今回のこの株式市場の暴落の原因として、このペンス演説に言及した評論家、アナリスト、ニュース記事はほとんど皆無だったんだよ。みんな、「米中貿易戦争に対する懸念」とか「トランプ発言」とかをとやかく言ってただけ。目の前に起こる米中の対応とかの各論を引っ張りだして、「今日の株価は軟調でした」くらいの論調に終始してたよな。そして相場が下落基調で10月が終わって11月の半ば頃になってようやく「年末高は難しい可能性も・・・」なんて言い始めただけ。12月になるとG20での米中会談やファーウェイCFOがカナダで拘束されたことなどを材料視してこの暴落を解説してたけれど、とうとう根本的な要因としてこの「ペンス演説」を挙げる者は誰ひとりいなかったぜ。


けれども、金融関係の評論家やアナリスト以外では、この演説をして「米国の対中政策は本気だ!」と主張する人はぽつぽつと出始めたのが10月の半ばだったね。俺もそのペンス副大統領演説をYOUTUBEで見たことは見たんだが、英文なんで良く理解できなかったのよ。けど、某大学教授によればかなり過激な内容ということは知ってた。

まぁ、とにかく米国ダウの日足チャートやら日経平均のそれの10月4日を見てみてくれ。それでガチでこの日を境目に株式相場が一変してることにビックリするよ。言ってみると今年の1月~3月の大荒れ相場から米中貿易戦争が取り沙汰される中、何とか立ち直って順調に値を回復してきた株式市場は、何とクリスマスに年初来安値を更新すると言う、とんでもない幕引きになったわけだ。だから2018年相場を振り返ると、この「ペンス演説がすべて」、と言っても過言じゃないんだよな。

俺はさ、何も相場が暴落したのはペンス副大統領のせいだ!と批判してるんじゃなくて、株式相場が根本的にトレンドが変わる理由というのは、こういうものなんだぁといい勉強になったってことが言いたいのよ。だから、世界の流れを常に敏感に察知して、「その流れの中に相場は存在する」ということを再認識して、肝に銘じていかないと勝てん、と思ったわけ。相場が大きく動くということは、大きな資本が動くということ。目先の需給とかではトレンドは変わらないんだよな。今年くらいそれを目の当たりにできた相場も滅多にないからな。

この演説で米国の対中政策の基本は決定的なのよ。今後もますます中国との対立は激化するだろうし、それを嫌気して株式相場は乱高下を繰り返すと思うし、場合によっては再度暴落モードに突入すると考えたほうがいいよな。米国の大きな資金はみな、そういうことを警戒してると思うのよ。だから、今回の史上最高の上げ幅を演じたダウでさえ、俺は綾戻しの域を出ないと思ってる。


まぁ、いずれにしても、この演説、年末で時間がある人は是非、通しで視聴してみてほしいね。株式相場に深く関係するのは分かったと思うけど、それ以外にこの演説をペンス副大統領がやったということにも大きな意味がありそう。そしてなおかつ、これだけの演説ができると言うのは、凄い人だなと思わざるを得ない。日本の政治家じゃ、絶対にできないし、それだけの資質のある政治家も皆無。けれど、ペーパーも見ないで、これほどの内容を自らの言葉で正確に表現できるって、人間とは思えない凄さ、迫力があるぜ。

株式相場はチラホラ出始めた、ファーウェイ、ZTE製品の全面使用禁止という情報や、 拘束したカナダ人を上訴審で死刑にするのしないの、と言った話にもまったく反応せずに、ノー天気に戻りを試してるけど・・・そんな動きでいいはずがないって思うんだよなぁ。

この演説の通りに米国政府が行動するとすれば、日米通商交渉も厳しいものになる(はっきり言ってるし)だろうし、それ以上に米中の武力衝突だって有り得る話だからね。2019年のリーマンショック級の下落と言うのは、こうした政治問題を念頭に入れてると思うぜ。けれどもそういう見地で株式相場を論じないアナリストや評論家は、俺は信用しないんだよ。何が真実かは、こうして自分自身で見つけないとダメだよな。そうでないと虎の子の資金を安易に賭けられないってことだ。

今年は終わったけど、2019年、相当に荒れる予感ヒシヒシだ。
 

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28日(金)大納会 大引け

(大引け)日経平均¥20,014▲¥62

後場、大引けにかけて利食い傾向が強まって急落するも、大納会の縁起担ぎか、日経平均¥20,000オーバーまで買いが入り何とか格好をつけて2018年の取引を終了した。流石に大荒れとなった師走相場だけに、プロもアマも投資家すべて皆、疲労困憊だろうと思うので、年末年始はゆっくりと休んで鋭気を養いたいものだ。
ふぁー懸念
(英国でもファーウェイ懸念、爆発!)

今年一年の総括やら、来年の世界経済の見通しやら、そして株式相場の予想など、ザラバと離れてゆっくりといろいろなソースがら探れる絶好のチャンスでもあるし、米国市場は動くので、俺はその辺の動向を見ないわけにはいかないね。それが俺のスタンスなんで、逆目になった場合のフォローの仕方も含めてある程度は決めておかないとヤバいからな。

年末年始はブログを書き続けると思うし、特に米国市場や米国経済、政治情勢等々はできるだけ書くつもりでいるので、年末年始も「株・修羅の道」をよろしくお願いします。

終わってみれは今年は本当に酷い相場になったね。この秋から売りで面白いように取れたということは、つまり一般の買い専の個人さんは本当に苦しかっただろうね。結果的には今年買いついた玉は99%含み損を抱えたことになる。こういう相場は本当に苦しくてお察しいたします。

2018年相場、本当にお疲れ様でした^^)
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9984 ソフトバンクG ¥7,305(¥25高)
空売)¥7,260×3000
空売)¥7,255×2000

空売)¥7,254×1000

空売)¥7,250×6000

空売)¥7,249×1500

空売)¥7,245×1500

空売)¥7,243×3000

空売)¥7,240×4000

買戻)¥7,220×7000(+¥149,000
買戻)¥7,238×500(+¥3,500
買戻)¥7,240×2500(+¥18,500) 

買戻)¥7,267×300(-¥5,100
買戻)¥7,268×2000(-¥36,000
買戻)¥7,269×1700(-¥32,300
買戻)¥7,170×1000(-¥20,000
買戻)¥7,271×1000(-¥21,000
買戻)¥7,273×1000(-¥19,000
買戻)¥7,272×1000(-¥17,000
買戻)¥7,275×1000(-¥20,000
買戻)¥7,276×800(-¥12,800
買戻)¥7,277×200(-¥3,400
買戻)¥7,280×2000(-¥40,000
空売)¥7,315×1000(含み益¥10,000
空売)¥7,316×1000
(含み益¥11,000
空売)¥7,317×1000
(含み益¥12,000
空売)¥7,318×1000
(含み益¥13,000
空売)¥7,319×1000
(含み益¥14,000
空売)¥7,320×3000
(含み益¥45,000
空売)¥7,324×1000
(含み益¥19,000
空売)¥7,325×2000
(含み益¥40,000
空売)¥7,328×2000
(含み益¥46,000
空売)¥7,329×2000
(含み益¥48,000
空売)¥7,330×4000
(含み益¥100,000
空売)¥7,335×3000
(含み益¥90,000


要するに俺の意地かな、と思うのよ。正直、ソフトバンクの孫会長の投資手法は魔法のようだけど、恐らくそれらはみな、「種」のあるマジックなんだろうと俺は思うのよ。この20年間、折に触れてソフトバンクを見てきたけど、奇跡の連発なんだよな。もちろん、過去は企業買収なんかは20回に1回大爆発してるけど、19回は失敗してる。それが、このところ失敗しなくなったんだよ。この5年くらいかなぁ・・・全勝に近い。ということは、「運」でもなく「技量」でもなく、多分マジックなんだろうと俺は見てる。マジックなら・・・いつかはバレるんだろう。それが、来年だというのは、俺の勝手な思い込みなんだけど、もしも事なきを得るようなら、それは理不尽だと思うね。なので、俺は俺自身の考えに賭けようと思うのよ。まだ、ポジは全力じゃないけど、N村とは交渉して許容をかなり広げてもらったんで、来年はここぞと言うときには、躊躇いなく行くつもりだ。

7203 トヨタ ¥6,406(▲¥9)
買)¥6,390×10000
売)¥6,432×3000(+¥126,000
売)¥6,434×1000(+¥44,000
売)¥6,435×1000(+¥45,000
売)¥6,440×5000(+¥250,000

空売)¥6,435×2000(含み益¥58,000
空売)¥6,430×2000
(含み益¥48,000
空売)¥6,427×1000
(含み益¥21,000
空売)¥6,426×2000
(含み益¥40,000
空売)¥6,425×2000
(含み益¥38.000
空売)¥6,422×3000
(含み益¥48,000
空売)¥6,420×2000
(含み益¥28,000
年明けになると、新聞辺りは日米通商交渉なんかを書きたてるのはミエミエ。もちろん、米中対立も一段とクローズアップされるだろう。為替もどうやらFRB利上げが停止されそうな記事も出始めてるので、もう一段の円高になる可能性はかなり高い。つまり、自動車は買い持ち越しは結構冒険の部類だと思う。なので、逆目ということで売り持ち越ししてみた。

6758 ソニー ¥5,326(▲¥58)
買)¥5,307×10000
売)¥5,342×2000(+¥70,000
売)¥5,344×2000(+¥74,000
売)¥5,347×1000(+¥40,000
売)¥5,348×2000(+¥82,000
売)¥5,350×3000(+¥129,000

空売)¥5,338×1600(含み益¥19,200
空売)¥5,340×3800
(含み益¥53,200
空売)¥5,341×4400
(含み益¥66,000
空売)¥5,342×4200
(含み益¥67,200


ソニーで一番気になるのは中国企業と共同でAI開発をしている点。ということはつまり、中国陣営のAIを推進してゆくのだろうけど、これが米国側とかなり対立するのよ。ファーウェイが2018年の日本企業からの購入金額を発表して、電子部品メーカーは一息ついてるけど、それはソニーも同様だ。けれども米国では今、すべてのファーウェイとZTEの製品の使用禁止を検討してる。その辺のことを考えると、なかなか買えない銘柄になった気がする。もちろん3Qまでの業績は悪くはないだろうけど先行きが・・・。ソニーに関してはそういう見方をせざるを得ないんじゃないかな。

6861 キーエンス ¥55,680(▲¥770)
空売)¥56,000×400
(含み益¥128,000
空売)¥56,030×200
(含み益¥70,000
空売)¥56,040×200
(含み益¥72,000
申し訳ないけど、これは個人的なリベンジなんで・・・(苦笑)業績絶好調の計測機器大手。この会社は株価とかに関心ないから(苦笑)

4502 武田薬品工業 ¥3,705(▲¥87)
空売)¥3,726×4000(含み益¥84,000
空売)¥3,725×9000(含み益¥180,000

さて、中の美味しい部分をそっくり取り逃がしたドジな俺。でも、どう考えても来年の武田は危なかしいとしか言いようがない。この際、買収資金の全額を銀行から借り入れたほうが安いぜ!下手に社債で調達じゃ、地合いが悪すぎる。そういう意味では地合いが悪化すれば、増資も有り得るし、優先株なんてのもやる可能性はまだまだあるんじゃないかな。というわけで、投資家としては2019年は試練の年になるだろうと思うね。

いやいや、2018年はいろいろあり過ぎて本当にキツイ年になったよ。年末年始は旅行でも、とも思ったんだが、俺もデカチチも老人の健康状態に不安があるし、介護老人はいるし、で断念することに。毎日、ささやかにお屠蘇でもいただいて凄そう、と言ってます。なので、時間がたっぷりあると思うので、「表」も「裏」も、そして「師匠」の続編も書きたいと思ってる。
今日のポジは博打です。去年のこともあるんでリベンジはしたいけど、ソニーで大火傷したから今年があったと思ってる。売りで、良く勝てた。明日は師匠の墓前に報告に行きます。
    
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口座残高(推定)¥976,890,000 累積出金¥209,430,000(概算) 
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これを出してくると思ったぜ!というか今の不確定要素の塊のような相場でははっきり言ってこれしかない。俺のワンナイト・ギャンブルもこの範疇だからね。 これは大推奨だな。
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いよいよ
第二部「彷徨編」連載開始!振り絞って書いてます!
【師匠】彷徨編

灘株太郎 今は亡き師匠にささげる私的連載小説!

【師匠】斜陽編

今 薫(灘株太郎)書き下
ろし小説!
事実は小説より奇なり・・・それを小説にすれば・・・

【不定冠詞】

灘株太郎入魂の株式投資実戦ブログ(表ブログ)「株修羅」でメインストリームに躍り出た!
【株・修羅の道】

灘株太郎 私的ブログ(裏ブログ)本音爆発!愚痴暴発!プライベート満載

【株・愚痴の裏道】





 

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