14日(木)前場引け

(前場引け)日経平均¥22,886(▲¥80)

前場の日本市場は、日経平均GDから売り物が出てひと押し。けど、そこから買い戻しが徐々に優勢になってきてる。FOMC利上げで年4回がほぼ確定的になってきて、あとは小売とかの景気指標は良好だろうから、本来ならこの局面は文句なしに買い。けれども個人的には今夜のECB理事会が相当に気になってるのと、米国の債券金利のフラット化がいやらしくて、なかなか買い向かえないのよ。個別でも全部が買い戻される、という展開じゃなくて、目先金利上昇の恩恵を受けそうなメガバンクやらがほぼ予想通り中心銘柄になった。
1000x-1
(国債買いオペを減額した日銀。出口やってるやん!)

それにしても、5301東海カーボン等の黒鉛電極銘柄とか、7974任天堂とかが売られて捕まった個人投資家のマインドは相当に悪化してるだろう。目下の個人投資家の期待は19日のメルカリ上場なんだろうけど・・・その前に痛手を被ってちゃ話にならんからな。

さて、昨日の売り転換はほぼ上手く行った。ほとんど博打だったが、やはり米国市場は売られたよな。これがもしもイエレン議長だったら・・・恐らく上昇だったろう。(俺にとっては)パウエル議長サマサマってところだな(苦笑)
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8306 三菱UFJ ¥680.0(¥3.5高)
買)¥670.0×20000(含み益¥200,000
買)¥668.0×20000(含み益¥240,000
買)¥667.0×20000(含み益¥260,000
買)¥666.0×40000
買)¥665.0×40000
売)¥680.0×80000(+¥1,160,000) 
強烈な買い上がりとなった三菱UFJ。米国市場が落ち着くだろうから、平で考えれば金利上昇を好感した買いが来る。現に買いが入ってこれはこれで予想通りの展開と言えるわけだが・・・。今度は金融株に関しては欧州懸念の可能性があるので、早売り・デイトレに徹するしかないと思った。半分は¥680で利食いしたんで後は後場の一噴きに期待するぜ。


6758 ソニー ¥5,436(▲¥65)
空売)¥5,465×10000(含み益¥290,000
空売)¥5,470×1000(含み益¥34,000
空売)¥5,478×1000(含み益¥42,000
空売)¥5,480×1000(含み益¥44,000
寄りで5000株勝負に出て、踏み上げられて・・・。それでも諦めずに売り上がって・・・。歯を食いしばっての売りだったが、なんとか売り物が出だして救われた格好。やはりソニーは材料ないとこういう動きになる。そこで、任天堂の次はソニーかも。皮算用だけど(苦笑)

7203 トヨタ ¥7,500(¥4高)
空売)¥7,516×4000
空売)¥7,515×4000
買戻)¥7,443×8000(+¥580,000
寄りでGDしてくれたら所期の目的達成だから文句なしに買い戻し。その後はどうなるか判らんからな。特にトヨタの場合、現物での買いの可能性が高かったから、こうしてなかなか下がらんわけだから。まぁまぁ、ラッキーだった、としておく。
 
4502 武田薬品 ¥4,373(¥6高)
空売)¥4,376×4000
空売)¥4,375×5000
空売)¥4,373×3000
買戻)¥4,331×2000(+¥90,000
買戻)¥4,330×4000(+¥182,000) 
買戻)¥4,328×2000(+¥94,000
買戻)¥4,327×2000(+¥94,000
買戻)¥4,326×2000(+¥94,000
思ったよりも値幅が出ないので、あっさりと買い戻した。ここまで売られてきてある程度下値が固まった感じなので上下の振れ幅は余りでない。もっともだからこそディフェンシブな意味もあっての売りだったが・・・。全体地合いが下げて負けても仕方なかったので獲れただけマシ。

7974 任天堂 ¥37,610(▲¥1,510)
空売)¥39,400×300
空売)¥39,410×300

空売)¥39,420×300

空売)¥39,430×300

空売)¥39,440×300

空売)¥39,450×300

空売)¥39,460×300

買戻)¥37,550×1200(+¥2,238,000
買戻)¥37,540×300(+¥570,000
買戻)¥37,510×600(+¥1,167,000
空売)¥38,000×1200(含み益¥468,000
ダウが軟調になれば・・・需給の悪化した任天堂は当然投げられて値幅が出る。もしこダウが上昇ならば正反対の動きになってただろうね。こういうのは「読み」なんていいものじゃなくて、ほとんど博打のようなもの。そりゃ博打だから当たれば儲かる。今日はたまたま、当たっただけのこと。需給が厳しいからな。(買いで)捕まった人はマジで大変だろう・・・。と言いながらも、鉄則にしたがって戻りは売り。需給の悪化した銘柄はこれでいける。

 
9984 ソフトバンク ¥8,390(¥7高)
空売)¥8,412×2000
空売)¥8,413×2000
空売)¥8,415×2000
空売)¥8,416×2000
買戻)¥8,277×8000(+¥1,096,000
結構な値幅が出てくれたんで、寄り付きで文句なしに買い戻し。昨日の大幅上昇の反動狙いはまずます成功とニンマリ。だが、ここも任天堂と同じでほとんど博打的発想だよなぁ・・・。そういうポジションの建て方は本来慎まんとオオヤケドの元なんだよな。
こんなことやってると徐々に気が緩むのもヤバイ。自重せんといかんね。

主力の各銘柄は安い。安いのは判るけど、いかんせん11月、12月、1月の高値での信用期日に突入してるから変な売り物が来るのよ。此処で売るか!?みたいな感じに、板を見てると成っちまう。なので、もしも欧州がおかしなことにでもなって金曜朝に突っ込むようならば、そこは全力買いでいいかもしれんと思ってるんだが、たとえ買っても7月中旬まではあまり期待は出来んね。6501日立なんか、今日は買いたいところだが、我慢。我慢(苦笑)

それにしても・・・どうも欧州は変な感じだからな。
 
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口座残高(推定)¥455,600,000 累積出金¥209,430,000(概算) 
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おはようございます^^

FRBの政策金利利上げよりも、パウエルFRB議長発言を市場は嫌気した、という説明になるのかも。米国ダウは▲$119まで下げ幅を広げたわけだが、議長発言からは年4回の利上げに対する否定的なニュアンスが聞こえなかった・・・つまり、この下げは年4回確定の織り込みってことになるかもね。

そうなると、当然株価は下がって、金利上昇い嫌気する動きが出てくることになる。けれども、米国債10年物金利が懸念してた通り上昇幅を縮めたことも大きいと思う。第一、10年物金利が2.957%、3年物金利が2.671%じゃ・・・・。やはりこうなると短期金利の上昇は悪戯を誘発しそうでいささか怖くなる。

というわけで、日本市場は売り気配でスタート。機転を利かせての売り転換は一応成功だぜ!(かなり嬉しい!)
 

FRB利上げの反応まで気持ち悪い

相場の世界も判らない事だらけ。FOMCは予定通り政策金利を利上げしてきた。けれど、今回ばかりは鉄板だったはずで、株も債券も十分に対応してきた(織り込んできた)はずなのに、発表されたと同時に米国債10年物金利は反応して上昇したり為替も一気に¥110.80まで円安に動いたり・・・。何故にこういう動きになるんだろう?
s2.reutersmedia
(利上げせざるを得ないFRBパウエル議長)

ダウのほうは決定的というわけではないにしても、現在(3:30am)▲$70。プラスで推移していたナスダックもマイ転してる。日経平均は円安が支えとなって何とか先物で▲¥100で踏みとどまってるけどな。


大引けまでには株価(ダウ)は戻るんじゃないか?日経平均先物もいいところまで戻してくる気がする。ただそうなって、結局はさしたる動揺もなく通過するとなれば、明日のECB理事会が俄然いやらしくなってくるんじゃ?

そうなれば「買い方」はポジションを温存するだろうし、やられるとすればECB理事会で債券購入が終了した場合の南欧の動揺、ドイツ銀行の動揺で欧州市場が急落する場合。逆に「売り方」も簡単にポジションを解消出来なくて、ECB理事会に賭ける、みたいなスタンスになるんだが、そこで市場の動揺がなければ、嫌気して金曜は買い戻さざるを得なくなって負け。
いずれにしても、こんな時ポジションを建てること自体、難し過ぎると言うことなんだろう。

ただ、、、動きとしては納得できんねぇ。特に米国債10年物の金利の動きは最低だよ。もちろん、10年物が上昇してるんですぐにどうこうなることはないんだろうけど、2年物、3年物のほうが上昇幅が大きいのは当たり前で、イールドカーブとしてはフラット化傾向でよろしくない。株が売られるとすれば、そのあたりの警戒感の表れってことかもな。

でも、FRBの利上げも9月、12月と年内2回なのか、9月を飛ばして年内1回なのか(前者が決定的だけど)。その狭間でイヤラシイ動き(株価急落)をする局面は出るだろう。流石に自動車は売れなくなるだろう。だが、致命的なのは物価が上昇しなかったりしたら、今回以降の利上げは「失敗」かもしれんね。

日本市場の最近の気持ち悪い動きは・・・・こうした複雑な背景で、吊り上げてきてる海外勢とて勝負してるのかもしれん。
 

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